カワサキ「650 X-2」は、1986年に発売された、ジェットスキー初のタンデムモデル。全長わずか2,225mmながら、2人乗りが可能だった。このジェットスキーでナンパをしていたという武勇伝は、当時のジェット乗りからよく聞く話である。
船体のバランスを取るのが難しく、水中からの乗り込みは、テクニックが要求された。
今年8月、北海道でもX-2 MEETING(本誌10月号掲載)が行われるなど、現在でも熱狂的なファンを持つ名機である。
X-2クラスのエントリーは14名。優勝は、53秒55のタイムを出した勝山 学選手。2位が53秒76で下坂泰弘選手、3位が53秒97で芳賀 毅選手という結果となった。上位3名は全員が53秒台。コンマ2秒の差で勝敗が決まる接戦となった。
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