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新作・話題のトーイングチューブ・インプレッション「オッドボール2」 ジェットスキー(水上バイク)

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オッドボール2

今年のイチ押しトーイングチューブ「オッドボール2」のインプレッションを行うことになりました。毎年、新作のトーイングチューブには乗らせていただいていますが、近年のトーイングチューブの過激さは言葉にできません。

本来、子供や女性を楽しませるために開発された商品なので、こんな使い方をしないはずですが、引っ張るのがプロライダー、引っ張られるのが私(編集部A)の組み合わせ、どんどん過激さが増してしまいます。インプレッションなので、限界を知るという意味では、正解なのかもしれませんが、体がいくつあっても足りません……。

こっちが人が乗る面。


こっちが接水面。底が丸くなっている。不吉な予感……。


地面に置いたところ。安定が悪そう。ますます不吉な予感……。


「オッドボール2」試乗インプレッション・開始

さて、いよいよ「オッドボール2」に乗ることになりました。まず、最初につまづいたのは、チューブに乗れません! 安定が非常に悪く、桟橋から飛び乗ったら、全員、ことごとく落水しました。水中から乗り込もうといろいろもがきましたが、無理でした……。水中からだと、非常に高さのあるトーイングチューブだということが分かりました。とにかく、水面に接している丸い底が「悪さ」をするといいますか……。我々をことごとく拒絶しました。

石川プロ。「俺は運動神経があるんだ!(ドヤッ)」と、「オッドボール2」をなめてかかって、跳ね返されました。玉砕!!


チャレンジャー・キムラ君。高校球児の見事なヘッドスライディングを見せ、玉砕!!


編集部A君。2人の轍を踏まないよう、慎重に「オッドボール2」に乗り込む。


編集部A君。しかし、バランスが取れず玉砕!!


地上から乗り込むのをあきらめ、水中から乗ろうとする編集部A君。


乗り込むどころか、無様に引きずられて終了。

「オッドボール2」乗り込み攻略編

何度も「オッドボール2」の壁に跳ね返されて、途方に暮れた3人……。ここで、石川プロがある秘策を思いつきました。ジェットスキーのリアデッキに「オッドボール2」を乗せ、固定させてから乗り込む。そのとき、「オッドボール2」の上で最も安定する場所を探す。この「最も安定する場所」にいれば、停止時でも落水しないということが判明しました。今までの苦労は何だったのか……。

乗り込み方を思いつき、ドヤ顔満載の石川プロ。


ジェットスキーがロープを吸い込まないように、手繰り寄せておく。トーイングのトラブルのトップが「ロープの吸い込み事故」。


これで乗り込めるか!? 半信半疑の編集部A君。


「最も安定する場所」を探す編集部A君。


「オッドボール2」試乗インプレッション

この位置にいれば、落水せず、乗っていられました。そのとき、足を置く場所と手を置く場所は決められています。その姿勢は、ランナバウトを運転している姿勢と同じだということに気が付きました。下半身を上手く使えば、波を上手く捌けそうですし、腕も伸び切らないければ、振り落とされることもなさそうです。しかし、他のトーイングチューブと違うのは、圧倒的にポジションが高いことです。絶対に、落水したくありません!


いきなり、アクセル全開の石川プロ。しがみつくのが必死な編集部A君。とても怖くて、落水もできない……。


キムラ君も停まって浮いていられることに驚いていた。そして、動き出すのをビビッていた。


落水寸前のキムラ君。


あまりの挙動の激しさに、笑いがこみあげてくる2人。過去に経験したことがないほど跳ねる。


石川プロとドライバーを交代して、攻められる編集部A君。


ご覧のとおり、ジェットスキーに乗る姿勢と同じ。大変キツイが、下半身をフルに使えば、どれほど激しく引っ張られても落水しない。ジェットスキーが「スパーク」ならば、何とか持ちこたえていられます。「オッドボール2」の感想は、トーイングチューブに乗っているのに、ジェットスキーに乗っているのと同じか、それ以上の「スポーツ」でした。個人的に、「オッドボール2」は、過去に乗ったどのトーイングチューブよりも楽しい乗り物でした。スリルを増幅させるような仕様になっていますので、女性や子供を乗せるときは、普段よりも低速で十分喜ばれると思います。

底が丸くなったユニークなデザイン
「オッドボール2」

引っ張られると、大きく弾み、スリリングなトーイングが楽しめます。(※ユニマットプレシャスカタログ抜粋)

価格:58,000円+税
定員:1~2人乗り

サイズ:直径/176.5cm
取り扱い:ユニマットプレシャス マリーン事業部


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