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2度目のヤマハ MJ-EXR

「MJ-EXR」とは

2017年にヤマハから「MJ-EX DELUXE」が発表されてから2年。より、スポーツ性能をアップさせたニューモデル「MJ-EXR」が発売された。

船体を超軽量素材「ナノエクセル2」に変更することで、約27kgの軽量化を実現。エンジンは、定評のある「TR-1エンジン」のコンピュータプログラムを変更して、8%パワーアップしている。軽量化とエンジンのパワーアップにより、パワーウエイトレシオが上がり、格段にスポーツ性能が高まった。

「MJ-EXR」の特徴は、何といっても、その「大きさ」だ。ヤマハから発売されている3人乗りの水上バイクのなかで、最もサイズが小さい。

編集部が試乗するとき、船体サイズを頭に叩き込んで、あらかじめ乗り味を予想する。予想より上まわれば「高評価」、下まわれば「評価は低く」なる。







2度目のヤマハ MJ-EXR「試乗インプレッション」

船体の幅でいうなら、MJ-EXR」は、今年、市販されているすべての3人乗りモデルの中で最小である。ドライバーズシートから見える景色は、フラッグシップと比べて、前後左右、どこを見てもコンパクト。なのに、船体が非常に安定している。サイズは小さいのに、全く小さく感じないから不思議だ。

実際、試乗して、俊敏さに関してはMJ-VXRが圧倒していた。MJ-EXRは、3人乗りのフラッグシップを、サイズだけコンパクトにしたような感じだった。全てにおいてソツがない。「スリリング=不安定」のようなイメージがあるが、これだけ安定していると「速いのに恐怖感が生まれない」。

停止して船体を左右に揺らしてみると、MJ-VXRやSEA-DOO スパークのほうが簡単に傾く。余談だが、レースでは同じカテゴリーのスパークと比べて、波が出た海面では、圧倒的にMJ-EXRのほうが有利という。理由は、「船体の安定性の差」だという。

コーナリングは悪くない。ただし、バンクさせるとスピンする。できるだけ船体を平らに、ハンドルを切ってGに耐えられれば、申し分なく曲がってくれる。

特筆すべきはこの写真。VXRやスパークだと、もっと傾く。サイドから乗り込んでいるのに、これぐらいしか沈まない。

幅が狭いのに、左右に揺らしてもかなり安定している。

安定しているので、バックは非常にやりやすい。

ヤマハ「MJ-EXR」と、この項目で取り上げたランナバウトのスペック

このなかで、全幅が一番小さい。

フラッグシップなので、全てのサイズが最大。

数値と乗り味が、良い意味で違う。

このなかで、全長が一番短い。全幅よりも、全長のほうが安定性に貢献する。

「船体サイズを頭に叩き込んで、乗り味を予想する」とは?

サイズ的なことをいえば、フラッグシップの「MJ-FX SVHO」と比べて、「MJ-EXR」は長さが44㎝短く、幅が9㎝狭く、重さが126㎏軽い。これだけコンパクトなMJ-EXRの乗り味は、かなり俊敏だと予想される。

ちなみに、「MJ-EXR」と同じ超軽量素材「ナノエクセル2」を使っている「MJ-VXR」と比較すると、MJ-EXRのほうが、全長が21㎝短く、全幅が9㎝狭く、90㎏軽い。MJ-VXRが、「俊敏なコンパクトロケット」なら、それよりも小さく軽い「MJ-EXR」は、さらに攻撃的な乗り味になるのかと予想した。

さらに同じような船体サイズのSEA-DOO スパークより、「MJ-EXR」のほうが、全長が9cm長く、幅は5cm狭く、重量は46㎏重い。しかし、スパークの排気量が900ccで、MJ-EXRは1,050ccなので、スパークよりもトルク感があるのではないかと予測した。事実、MJ-EXRの最高速は86km/hと、スパークより約8km/h速い。

数値的には、「俊敏」とか、「ファントゥライド」な乗り味だと予想していたが、非常に安定性が高いので、怖さを感じないのだ。キチンと乗りこなすことができれば、より高いパフォーマンスを引き出せると思った。「安いし、速いし、安定している。さらに3人乗れるのだから、これでいいじゃん」と、胸を張れるエントリーモデルだと感じた。

思った通りに曲がれる。

直進安定性は非常に高い。

座ってハンドルを切るだけで、何もしなくて曲がる。

ヤマハMJ-EXRの詳細についてはコチラをクリック

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