ツーリングの鉄人・斉藤さんのショップ、「パルアップ」のお客さん、ミニ鉄人こと「ダーさん」の登場です。今回、ジェットスキーのツーリングで、イルカと触れ合える「みさき公園」に行き、イルカに乗ってきました。動画の撮影・編集もダーさんの自信作。お楽しみください。
天草でのイルカウォチングから早3カ月、大阪湾にも「バンドウイルカ」や「スナメリ」などのイルカが住んでいるらしいです。でも、なかなか出会うことはできません。そこで、みさき公園(大阪府泉南郡岬町淡輪3990)の「イルカふれあい体験」に行ってきました。「みさき公園」は、イルカショーをはじめ、動物園や遊園地が楽しめるレジャーランドです。
兵庫県西宮市のマリーナ「パルアップ」を出航し、武庫川一文字を越え、まずは、関西国際空港を目指します。約40分走って、関西空港の対岸にある「りんくうマーブルビーチ」で、水分補給と休憩です。
出発して約60分。みさき公園の観覧車が見えます。アンカリングしてマリンゲート(多客期のみオープン)から入園します、期間限定で、入園料はなんと100円でした。イルカふれあい体験(6,300円/1人)の手続きを行った後、園内を少し探索しました。
イルカの口のまわりには、一直線のポツポツとした穴があります。赤ちゃんのときだけ生えているヒゲの跡で、「毛穴」だそうです。一緒に遊んでくれたイルカの名前は「サラちゃん」でした。
今回は、大阪人なら誰でも名前だけは知っている「みさき公園」に行くことにしました。理由は、来年(2020年)なくなってしまうと聞いたからです。「あるうちに行かないと後悔する」との思いから出かけました。それにしても、10年くらいまでは同じように低迷していた「ひらかたパーク」が、どういう理由か分からないがブレイク。みさき公園だけが閉園してしまうなんて……。
ところで皆さん、みさき公園の歴史を知っていますか? 今から62年前の1957年に開園。開園時から動く「西日本最古のジェットコースター」などが人気。皆、知らないと思いますが、動物園と遊園地を併設しているんです。再度言いますが、皆、知らないと思いますが、1987年からは大型レジャープール「ぷ~るらんどRiO」を開設するなどし、1989年には年間来場者が72万人を記録。開園時から変わらない動物園のサル山など「昭和の雰囲気が漂う遊園地」として人気を博していました。しかし、近年、年間来場者数は減少傾向が続き、2017年度は約36万人となり、長期にわたり営業損益の赤字が続いています。だから、閉園が決まりました。残念です。
皆さま、今の時期は100円で入園できるし、ジェットスキーで行くこともできます。サラちゃんと遊ぶには、さらに6,300円必要となりますので、注意してください。ウェットスーツだと、そのまま遊べますよ。下で紹介している食堂なら、濡れたウェットスーツで大丈夫です。今年だけの黄金コース。皆さま、パルアップから出港するのが便利です。二色の浜ゲレンデだと、もっと近いですが、近すぎて物足りないと思います。
楽しい「イルカふれあい体験」のあとは、「旅館・御食事処おかの(みさき公園駅から徒歩約12分)」で、昼食をいただきました。実際に行く場合、スマホで「みさき公園、おかの旅館」と検索すれば、すぐに分かります。
テラス席は濡れた服装でもOKなので、ウェットスーツでも大丈夫です。安くて美味しい。ジェット乗りにも有名です。ここは、パルアップの斉藤鉄人の紹介で知りました。数年前のWJS本誌にも、おかみさんと写っている鉄人の写真が掲載されています。この日も、たくさんのジェッターの方が来られていました。
おまかせ海鮮丼(1,400円)には旬の鱧(湯引き・刺身)、サザエ、タコ、シラスなどが入っていました。シャコ(500円)。おでん7本。焼飯(自家製紅ショウガ付き。紫蘇の色で鮮やか)を注文。合計3,420円でした。
兵庫県西宮市の「パルアップ」から、大阪府泉南郡岬町の「みさき公園」、みさき公園の近くにある「旅館・御食事処おかの」までは、片道約50㎞のツーリングでした。もう少し足を延ばせば、映画「天空の城ラピュタ」の島として有名な「友が島」があります。時間に余裕があれば、足を延ばすのもいいでしょう。大阪湾は、結構、奥が深い遊び場ですよ。
西宮市にある「ツーリングの鉄人」のショップ
PAL-UP(パルアップ)
〒662-0934
兵庫県西宮市西宮浜1丁目46番
TEL.0798-26-7572
営業時間/9:00~19:00
年中無休
URL/https://www.pal-up.com/shopping3/index.html
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