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夏のジェットの遊び方

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夏のジェットの遊び方

 

ジェットの遊び方は、人それぞれ。
自分が楽しくて、他人に迷惑をかけなければ、どんな遊び方でもOKだと思う。
だから、自分がブイをまわっているときに、大勢の女の子たちと楽しんでいるグループがいても、何とも思わない。
「自分は自分、人は人」と、思っているからだ……。

しかし、その考えが揺らぐ出来事があった。

昨年の夏の話。
仕事で、3日間連続、同じマリーナで撮影をした。
この場所で撮影をするときは、朝、必ず立ち寄るコンビニがある。
マリーナに近く駐車場が広いので、朝食をココで買うのだ。

撮影初日の朝、マリーナの顔見知りの男性とコンビニで会った。

50歳くらいの小柄な男性だ。
彼は、いつもピカピカのヤマハ MJ-FX Cruiserで海に出ていく。

若くて、おとなしそうな感じの女性と一緒だった。
彼のほうから、笑顔で挨拶をしてくれた。
すれ違いざまに、「いい季節が、やっと来た」と、独り言のように私につぶやいて、コンビニを出て行った。
その日は、1日中撮影だったので、その彼と彼女がジェットで海に出ていく姿も、帰港したときも見かけた。

それだけだと、何の変哲もない話だ。
しかし、次の日の朝も、そのまた次の日の朝も、なんと3日間連続で、毎日、違う女性と同伴する彼と、同じコンビニで会ったのだ。

確かに、確実に、毎回連れている女性が違った。
彼は、全然チャラチャラしている感じには見えない。
日焼けはしているが、優しそうな普通の男性だ。

2日目の女性は、「派手なオネーちゃん」。
3日目の女性は、「地味だけれどキレイ」。
毎朝、挨拶はするけれど、余計なことを言って「野暮なヤツ」と思われてもつまらないので、見て見ぬふりをしていた。

2日目の夕方、彼の連れていた派手な女性に、マリーナのトイレの前で話しかけられた。
「ジェットで見る夕日が、あんなにキレイだなんて……」と、嬉しげに言う。
思わず、「良かったですね」と、作り笑顔で答えたが、何だか浮気の片棒を担がされているような、少し変な気分だった。

3日目の朝にコンビニで挨拶したとき、「毎日会いますね」と言い、心の中で「オヌシ、なかなかヤルな」と続けていた。

彼は笑顔でこう言った。
「朝、マリーナを出て、江ノ島を経由して、昼過ぎに鵠沼です」。
「毎日、この季節はコレです。タイムカードを押したいぐらいですよ」。

一体、「ナニ」が「コレ」なのか?
何人の女性と、何日連続で海に出るのか?
私は、開いた口が塞がらなかった。

最後に彼が言った。
「いい季節が、やっと来た……」ってか。

 



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