ツーリングの鉄人・斉藤さん（パルアップ代表）と、Team パルアップ御一行が、1泊2日の日本海ツーリングに出かけました。ジェットスキーでのツーリングが第一目的ですが、「旅」の楽しみは、その土地でしか食べられない食べ物も付き物です。今の季節、日本海はエビが美味しいそうです。
ジェットスキー運搬に大活躍のトラック「PAL-UP号」。今回は、2艇積みトレーラーも牽いています。
斉藤鉄人とTeam パルアップ。「民宿つるだ」のオーナー氏とともに。9月17日（火）、18日（水）の1泊2日で、久しぶりに日本海側の新温泉町にある「民宿つるだ（兵庫県美方郡新温泉町諸寄269-2）」さんにお世話になりました。兵庫県といっても新温泉町は鳥取県に近いです。天気がよく、波がなければ、30分ぐらいで鳥取砂丘に行けます。「山陰ジオパーク」にも指定されており、洞窟やリアス式海岸など見所がいっぱいあります。
2日間でツーリングの予定でしたが、あいにく天候が悪く3mの大波……。初日は、ほとんどジェットに乗ることができませんでした。波が収まったらいつでも出られるよう、準備だけはしっかりしていましたが、この日は全く外海に出られませんでした。
出かける準備は万端。なのに波が高くて出られません……。
あとは、波が収まるのを待つばかりの一行。この時期、民宿の目の前の漁港では、甘エビやガラエビの水揚げが多いので、エビだけたらふく食べる計画です。本来なら、2日目にエビ祭り予定でした、初日、天気が悪かったので、急遽、昼食はカレーライスとガラエビを用意していただきました。
カレーライスは、もともと昼食で用意されていたもので大量にありました。なので、エビが余るかと心配していたのですが、お刺身と茹でたエビが美味しすぎて完食です。昼食後は、適当に時間を潰してこの日は終了～。
ランチは大量のカレーライス。
ガラエビ。漁獲量が少ないのと傷みやすいので、地元でしか食べられない幻のエビです。甘エビよりも美味しいという人もいるほどです。
出港できない俺たち。なぜシャボン玉を持って来ているのかは謎!?
無心にシャボン玉を作り続ける。
この日は諦めて終了。夜は楽しい宴会です。ちなみに右上は翌日の朝食。天気が少し回復し、波の高さが前日の半分（約1.5m）になったので、とりあえず近くの洞窟までツーリングに行くことにしました。景色を見ながら、ゆっくり走る分には問題はありませんでした。距離にして13km程度で、ジェットで行くには近いはずですが、ゆっくりと行ったので、片道1時間ほどかかりました。
2日目は快晴！ まだ波がありますが、取り合えず近くの洞窟まで行きます。
日本海は、こういった洞窟が多いです。ジェットスキーで入れるので、注意しながら入ります。
中はこんな感じ。暗くて広い。
洞窟の大きさが良く分かります。
透明度は抜群の海。
こういう景色を見ると、「ジェットスキーに乗っていて良かった」と、心から思います。洞窟から民宿に戻ると、ちょうど昼食時間。大量の甘エビが用意されていました。まさしくエビ祭り!! まずは甘エビの頭を取り、身だけにします。このとき、頭は捨てずに別容器に大事に入れておきます。あとで味噌汁にしてくれるらしいです。
身だけになった甘エビを7匹程度お椀に入れ、醤油とワサビを入れてかき混ぜます。それをご飯の上に乗せて、きざみ海苔を振りかけたら甘エビ丼の完成！ これが絶品の美味しさで、6kgもあった甘エビを、14人ほどで完食です。こんなにぜいたくに甘エビを食べたのは初めてです。
ツーリングから戻ってきたら、タライいっぱいの甘エビが待っていました。
皆で甘エビの殻を剥きます。
エビの頭は味噌汁にしてくれるそうなので、別皿に分けます。
甘エビの身だけご飯の上に乗せ、わさび醤油でいただきます。刻み海苔がいいアクセントです。
贅沢な丼ぶり。
エビの頭部と、剥いた殻。中身はメンバーで美味しくいただきました。
昼食後、午前中よりも波が収まってきたので、鳥取砂丘に行くことにしました。 この段階で14時です。波を考えると早めに行かなければなりません。景色を楽しむ暇もなく、一直線に砂丘へ到着。
到着する少し前から北風に変わり、波が出そうです。ゆっくりする暇もなく、元のビーチに戻ってツーリング終了です。遠征するツーリングは、天候に左右されるので致し方ないです……。でも、参加された方は満足されたようで良かったです。
まだ波があるので、あまりスピードは出せません。
鳥取砂丘！ 砂丘の上には大勢の観光客がいました。
砂丘ではパラグライダーも盛んです。
鳥取砂丘は、山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されており、南北2.4km、東西16kmに広がっています。結構、広い。
砂丘の前で記念撮影。
ツーリングの鉄人のお店
PAL-UP（パルアップ）
兵庫県西宮市西宮浜1-46
TEL.0798-26-7572
定休日／不定休
URL／https://www.pal-up.com
ツーリングの鉄人・斉藤智祐氏（写真右）と民宿つるだオーナー氏（左）関連記事
