今回紹介するのは、防水性のスピーカー。説明書きには、「長風呂のお供として、お風呂で音楽を楽しんで」と書いてある。
お風呂で使えるなら、「ジェットスキーにも付けられるだろう」と考えるのがジェット乗りの性だ。取り付け方を教えてくれたのは、マシンコンストラクターの藤江功一氏。
このスピーカーの利点は、ランナバウト、スタンドアップを問わず、どのジェットスキーにもスピーカーを取り付けられること。
今回、スパークに取り付けたスピーカーはUltimate Ears製UEBOOM2で17,000円前後だが、通販サイトで調べると、同じような性能で、もっと安い防水スピーカーもいろいろとある。安いものなら2,000円代から販売されている。編集部が選んだ1部を、最後に紹介している。他にも防水スピーカーはピンからキリまで発売されているので、いろいろ悩んでみるのもいいだろう。
スピーカーの種類によって異なるが、スマホから飛んだ電波を受信できる距離は、短いもので1m、長いと100mくらい離れていても大丈夫。スマホをグローブボックスに入れると考えたら、5mくらいの距離で受信できれば十分だ。
好きな音楽を聴きながらジェットスキーに乗れるといっても、その音量だけは気を付けたい、くれぐれも、迷惑にならないよう、爆音を響かせて走らないように! 大音量で走っている姿は、決して格好良くはありません。音量は、あくまで大人のモラルでお願いします。
1 必要な道具は、写真上から電動ドリル、ニッパー、長いタイラップ(結束バンド)。これだけだ。
2 ハンドルマウントのカバーを外し、ドリルで穴を4カ所(片側2つずつ)開ける。
3 下からタイラップを通す。
4 上でタイラップを繋いで延長し、もう1つの穴から下に通す。
5 スピーカーをタイラップで巻き、マウントの下で留める。
6 反対側も同じように、タイラップを巻いて固定する。
7 左右2カ所を固定したところ。
8 余分なタイラップをニッパーで切る。
9 カバーを付けて完成。配線工事などは一切不要。器用な人なら、10〜20分で取り付けできる。
10 完成形。ハンドルカバーの下に、違和感なく装着されている。
11 スピーカーの取り付けが完了したら、「Bluetooth(ブルートゥース)」機能を使ってスマホと接続する。Bluetoothは、スマホやタブレット、パソコンに、ほぼ標準で搭載されている。(写真左がiPhone、右がandroidの例)
ハンドルマウントの上。目立ちすぎ? 少し邪魔かも?
グローブBOXの中。スパークはスペース的に無理でしたが、他のランナバウトなら入るかもしれない。
フロントカウル。いかにも、「スピーカー付けてます」的な仕上がり。
シート後部の下。見えにくいので、結構、スタイリッシュです。
ノーズ上部。そこまでアピールしなくても……。
シート内。体で音楽を感じたい人向き。
シートの横。自分はいいけど、後ろに乗る人の邪魔……?
サイドカバーの中。本来、部屋の隅や狭い場所に置くことを想定しているスピーカーなので、周囲の壁などを共振させると音質がグンと良くなる。スマホのイコライザー機能で音質を調節すれば、クリアで低音が効いた極上サウンドを楽しめる。
Ultimate Ears MEGABOOM Bluetoothスピーカー 価格/17,000円前後
Tronsmart Bluetooth5.0 スピーカー 価格/6,500円前後
JBL FLIP5 Bluetoothスピーカー 価格/8,000円前後
Anker Soundcore 2 スピーカー 価格/5,000円前後
ソニー SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB32 価格/17,000円前後
MIFA A1 Bluetoothスピーカー 価格/2,500円前後
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