今、水上バイクで遊んでいると言われると……　（水上バイク）ジェットスキー

緊急事態宣言が5月末まで延期に!!

今、「水上バイクで遊んでいた」と言われると……

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛が続くなか、ジェットスキーだけでなく、理不尽なくらい「外で遊ぶ行為自体」に非難が集中するケースが相次いでいる。

緊急事態宣言の延長が報道されてから、警察には新型コロナウイルスに関する通報が急増しているという。
サッカーをしていただけで警察に通報された高校生や、公園で遊んでいた子供たち、人がいる飲食店。自粛の要請を「禁止」と混同したものもあったという。

昨日（5月5日）のニュースで、横浜市の公園の砂場に「カッターの刃」数十本が散乱していたという報道があった。せっかくの「こどもの日」なのに……。

今、世の中が異常なくらいギスギスしている。先が見えない状況に、皆、多くの不安を抱えている。それが理由で、他人を攻撃する風潮になっている。だからこそ気を付けてください。

先日、ニュースで報道された、「秋田市の雄物川で、水上バイクに乗っていた20代の男性2人が一時行方不明」という記事などもそうだ。
男性2人が1台の水上バイクに乗って遊んでいたところ、水上バイクが横転して流され、1.2kmほど下流の川岸に2人が自力で上がっているのを県の防災ヘリコプターが見つけたという内容だった。当然だが、インターネットのニュースコメント欄では、かなり厳しい意見が寄せられていた。

世の中は日々、変化している。この事故が非難される理由は、「不要不急の外出を控えて」と要請されている最中に起きた事故だからだ。今後、東京や大阪などの都市部以外では、部分的に自粛の制限を緩和していくというのが政府の方針であるが、まだまだ予断は許されない。

「自分が我慢している時期にジェットスキーで、しかも遭難……」では、世の中の格好の標的だ。
その時々に応じた状況判断を、よろしくお願いします。早く、明るい明日が戻りますように！