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”チョット立ち読み” ワールドジェットスポーツマガジン「 2023年 5 月号 」 ただ今、まるごと1冊”無料公開中” 「時間がナイと読めません!」シーズン到来 200ページ超えの大増量! ジェットスキー(水上バイク)

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機種の選択が、明暗を分ける時代
「機種選びに失敗すると大変!」
という時代が“ジェット”にも来た

アメリカに行くと、30年くらい前のモデルでも、とてもキレイなジェットが多いことに驚かされる。
1990年代初頭~2000年代前半くらいまでの、もうとっくの昔に販売が終了しているモデルが、「つい最近、買ったばかり?」という状態で走っているのだ。
当時の非力なマシンに、ライジャケを着たビキニ姿の少女が、楽しそうに乗っている。

乾燥した気候が船体に優しいのか、チンと屋根が付いた風通しの良いガレージで保管されているのか、マシンは美しい状態のままだ。
これだけ長い間楽しんでいるのなら、モトは、とっくの昔に取れているだろう。


どの機種が「名機」なのか
それは時間が証明してくれる

現在、JS440、JS550をはじめ、TZやX-2などヴィンテージモデルが盛り上がりを見せている。
販売が終了して久しいこれらの機種も、アメリカで見ると保存状態が良すぎて「現行モデル」にしか見えないから不思議だ。
しかし、現行のランナバウトが、「ヴィンテージ」と呼ばれるくらい長期にわたって活躍できるのか? と聞かれたら不安だ。
こればかりは、時間が過ぎてみなければ分からない。歴史が証明してくれる。


証明された「アナログ」の価値

自動車のポルシェは、年代が古くても“空冷式”のほうが中古車の値段が高い。
水冷式は、手に入らない部品が多いからだ。
中途半端なコンピュータ制御の水冷式は、すぐに部品が世の中からなくなる。
それは、ジェットにも当てはまるかもしれない。
現行のフラッグシップモデルの良し悪しが、10年後に明確になる。
クルマやパソコンの歴史を振り返ると「不必要な機能が多いモデル」ほど、時代に取り残されていく気がする。
シンプルなモデルほど顧客満足度が高く、長く愛されている。
だからといって、ブレーキやグリップヒーターなどユーザーが喜ぶ、“便利な機能”はあったほうが良い。
あくまでも「1台のジェットに長く乗り続ける」という前提の話だ。
1~2年で手放す人には関係ない。


ジェット選びにも通じる「賢いクルマの買い方」

カーディーラーの友人に面白い話を聞いた。「損をしないクルマの買い方」だ。
クルマは車検が来る3年ごとに新車に乗り換えるか、「惚れたクルマ」を買って、そのクルマを乗り潰すつもりで、それこそ"動かなくなる"まで"長く"乗り続けることがベストだという。

3年ごとに乗り換えるなら、比較的高い金額で下取りしてもらえる。何より、最新の装備を堪能できたのだから、費用対効果も“良い”。
ただし、長く乗るのなら、メンテナンスや機能のブラッシュアップ、「数年ごとにイケてるアフターパーツを装着し直し……」など、最新トレンドを保持しながらではあるが。そうすると、廃車寸前のころには「全く違うクルマ」と見間違えるくらいの変貌を“遂げている”こともあるそうだ。

とにかく、買ったばかりのころのように、そのクルマを長く愛し続けられるよう、カスタムしながら乗り続けることだ。それが、経済的にも精神衛生上にも最良の方法だと言われた。

実は、「潰れるまで乗り続ける」のも、経済的に効率が良いのだそうだ。500万円のクルマを買って、そのクルマを「大好き」と思いながら、30年間“乗り続けて”いられれば、それは「安い買い物」だろう。

その場合、ベースになる車両の選択が難しい。

クルマ屋の友人が言うには、「"1990年製のセルシオ"を買った人が、2023年の今でも、乗り“続ける”ためには、相当、大事にメンテナンスをしていないと無理だ」。そして、周囲から「“珍しい人”と思われる」と言う。

しかし、同じ1990年製の「ベンツ・ゲレンデワーゲン」を毎日、キレイに乗っていれば、「普通に素敵だ」と言われる。ゲレンデワーゲンは、32年前から形がほとんど変わっていない。
なので“古いクルマ”と思われない。
これが「世界のメルセデスと、日本のトヨタの“差”だ」と、彼は熱く語った。

誤解のないように、これは“1990年の製品”を比べた話だ。2023年の「レクサス」と「ベンツ」を比べたわけではない。答えは30年後の2053年にならないと分からない。

クルマ選びはセンスである。「ダサいクルマ屋と付き合って、しょうもない車を買わされると“ツブシ”がきかないぞ」と脅された。

確かに、アメリカのセレブが古いマスタングに“お洒落”に乗っているのをみると、あながち間違いではないと思う。

日本でも昨年、女優の「伊藤かずえさん」が乗っている1990年式のシーマが、「日産による約半年のレストア作業」を経て“復元された”とニュースになった。
長くクルマを乗り続けると、メンテやレストアの費用だけでなく、自動車税も割高になる。それでも乗り続けたいと思う気持ちが、友人の言う「惚れたクルマ」ということなのだろう。
これこそ、「シーマ」でなければ起こりえなかったことだ。


CONTENTS・WORLD JET SPORTS MAGAZINE

ワールドジェットスポーツマガジン「2023年 5月号」まるごと1冊・無料公開中!


ワールドジェットスポーツマガジン「2023年 5月号・CONTENTS」

最新号の目次&内容

特集1 One Mile Wear Clothes!
  
 ―この春、無敵のワンマイルキャップ―

特集2 PWC RESCUE for Students Lesson
       
―部活動でPWCレスキューを学ぶ大島商船

特集3 Iron Man Dies Twice 鉄人は二度死ぬ
       
―台風災害と大病を超えた斎藤鉄人の今

特集4 HYPERION GP HULL Test Ride 
       ―J-linesの挑戦「HYPERION GP HULL」


特集5 Helmets for Mr.Dustin Motzuris
       ―「ヒロキックスデザイン」の新しいペイント―

特集6 Mr. and Mrs. Adachi fascinated by 550 
       
伝説の名機「JS550」に魅せられた夫婦―

特集7 JAPAN INTERNATIONAL BOAT SHOW 2023 
       
―日本最大級のボートショー、横浜で開催





I Love One Mile Wear  こんな帽子が欲しかった!

特集1 QUAKYSENSE One Mile Wear Clothes!
  
 ―この春、無敵のワンマイルキャップ―

この春、無敵のワンマイルキャップ!

「ワンマイルウエア・最強論」 One Mile Wear 「現代ファッション・珠玉の逸品」

現代のファッションで、最もセンスが要求され、重要視されるのが普段着(ワンマイルウエア)である。

スーツや礼服のような“決められた様式”がないので、"個人のセンス"が勝負となる。

ワンマイルウエアの特徴は、部屋でも快適に過ごせて、外に出ても"お洒落"に見えること。だけどルームウエアとは全く違う。

コロナ禍により、リモートワークが定着した現代社会ではワンマイルウエアに“何を着るか”で、センスが判断されるのだ。

ホテルから水辺まで、全てのシーンで活躍できる、そんなハイセンスなウエアを選びたい。

何気ない普段着にナニを着る? そのセンスが最重要視されているのが「"現代"の"お洒落"」なのだろう!


特集2 PWC RESCUE for Students Lesson
       ―部活動でPWCレスキューを学ぶ大島商船



「部活動」でジェットレスキューを学ぶ大島商船・2023年のマリン賞を受賞!

「大島商船高等専門学校 PWC レスキュー隊」は2011年に発足し、2014年に同校の正式な「部活動」として認められた、全国で唯一の「学生による水上バイクレスキュー隊」である。

ジャパン インターナショナル ボートショーで行われた表彰式後、レスキュー隊の発起人である幸田三広教授と、同校・水上バイクレスキュー隊の井上健太郎さんに時間を取っていただき、「水上バイクレスキュー隊」についていろいろと話を伺った。

幸田教授曰く、学校では、人命救助の「心肺蘇生法」にすごく力を入れています。でもそれは、レスキューしたあとの心肺蘇生法。

だけど、ジェットがあったら、その前の「レスキューするぞ」っていうところから始められる。「助けた"後"」でなく、「助ける"前"」にも教育が必要なんです!「水上バイクのレスキュー」なら"それ"が教えられる。

教育を通じて、「何かあったときに「傍観者」には“ならない”」という“気持ち”を育てたい!

水上バイクで社会貢献をする、いつの日にか「マイクロプラスチックゴミ」を 水上バイクで回収できるようにしたい。

水上バイクに特別な装置を取り付けて回収した、マイクロプラスチック ゴミ!


特集3 Iron Man Dies Twice 鉄人は二度死ぬ 
       
―台風災害と大病を超えた斎藤鉄人に「今」を語ってもらう


Iron Man Dies Twice鉄人は二度死ぬ

1度目、2018年9月4日

関西に甚大な被害をもたらした台風21号によりパルアップのショップは壊滅状態に、全て高潮に流されてしまった。

2度目、2022年1月下旬

指定難病の宣告を受け大腸を全部摘出する大手術を受けた。

1度目は、ショップの死、2度目は、自身の肉体の死、それぞれを体験した「今の気持ち」を語って頂いた。

斉藤鉄人の考え

「10年どころか、明日死んでもおかしくないぞって考えています。
うっかり忘れ物をしてダッシュしたら呼吸困難で死にかけた。
そんな思いをすると、「人生」は長くないなって思いますよ。
だからこそ、「今を大事に生きていかないと」って考えます。

*鉄人のインタビューより抜粋


特集4 HYPERION GP HULL Test Ride 
       ―J-linesの挑戦「HYPERION GP HULL」―



J-lines の挑戦 -THE CHALLENGE-

「J-lines」は、三重県四日市市に店を構え、ヤマハ、カワサキ、シードゥを取り扱う正規ディーラーである。さらにUNLIMITED(アンリミテッド)というレーシングパーツ類や船体、ウェットスーツなど、オリジナル製品を展開するブランドを持つメーカーでもある。PWC関連の総合商社なのだ。

このマシンは「AQUA X(アクアクロス)GP HULL」といい、UNLIMITEDが「VK COMPOSITES」という船体製造メーカーに造らせたものである。同メーカーに作らせた「HYPERION(ハイペリオン)GP HULL」というハルを使用した「RIVAL」というレースマシンを服部和生選手にスポンサードして、国内最高峰クラスに参戦することを公表している。

この「RIVAL」というレースマシンの試乗・インプレッションも掲載している。このマシンが世界で初めて公開されたのだ。

今月号では、「J-linesの挑戦」と銘打って、彼らが"ナニを考え"て"ドコに向かって"いるのかを聞いた。


特集5  Helmets for Mr.Dustin Motzuris
       ―「ヒロキックスデザイン」の新しいペイント

Helmet Paint ストーリー佐々木宏樹

ダスティン・モツリスのヘルメットをペイントしたんです! 今日中にアメリカへ発送しなければ間に合わない!撮影“可能な日”は、「今日しか」ないんです!!
「ヒロキックスデザイン」の新しいヘルメットペイント…! 編集部にNOとは言わせない、超強引でチャーミングな取材依頼に根負けした日。

このカッコいい男が、超強引な「佐々木 宏樹氏」です。 この素敵なヘルメットは「超ワケアリ」なんだそうです。 詳細は本誌で…。


特集6  Mr. and Mrs. Adachi fascinated by 550
       
―伝説の名機「JS550」に魅せられた夫婦

 

JETが大好き安達さん夫妻

今回、話を聞いた安達俊一さん、珠栄さんご夫妻が現在、所有するジェットは11台。

インスタで村尾さんを見つけて440を買いました。2021年のJJSAの銚子大会の併催で、ヴィンテージレースの「Out a Time」がありましたよね。

そのときに村尾さんから「安達さん、440でレースに出なさい!」って言われたんですよ、突然(笑)。出たら楽しくなっちゃって55を買ったんです。

村尾さんのチームに所属して3年目になりますが、550を“9台”も買ってます。でも、ウチは「夫婦2人で9台」だけど、チーム員の中には「1人で7台」も買っている猛者がいますからね。


安達さん夫妻は本当に仲良し!


特集7  JAPAN INTERNATIONAL BOAT SHOW 2023 
       
―日本最大級のボートショー、横浜で開催

2023 PWC ALL DOMESTIC MODEL・国内全モデルラインナップ

JAPAN INTERNATIONAL BOAT SHOW ジャパンインターナショナルボートショー2023、開催

日本国内では最大級となるマリンイベント『ジャパン・インターナショナルボートショー』は2023年で62回目を迎えた。
「あふれる笑顔 この海でずっと・・・・」をテーマに、リアル会場(パシフィコ横浜&横浜ベイサイドマリーナ&八景島マリーナ)とオンライン会場を組み合わせた「ハイブリッド・ボートショー」である。リアル会場では216社が、オンラインでは234社が出展した。

ワールドジェットスポーツマガジン「2023年 5月号」まるごと1冊・無料公開中!

”チョット立ち読み” POWER BOAT MAGAGIN 「パワー ボート マガジン」 ただ今、まるごと1冊”無料公開中”! 
海のF1 パワーボートの記事も、お楽しみ下さい。


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