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しないと壊れる、ジェットスキー(水上バイク)の慣らし運転(2/2)

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慣らし運転を怠った弊害(各メーカーの取扱説明書より)

「YAMAHA(ヤマハ・マリンジェット)」の場合

慣らし運転を怠ると、構成部品の寿命が縮むばかりではなく、エンジンに損傷を与える恐れがあります。

「BRP(ビーアールピー・シードゥ)」の場合

慣らし運転期間中に、スロットルを全開にして航行を続けたり、長時間の巡行を行うことは有害です。

「Kawasaki(カワサキ・ジェットスキー)」の場合

慣らし運転期間中、ウォータークラフト(ジェットスキー)を注意深く取り扱うと、より効率よく、信頼性の高い性能が確保でき、長持ちに繋がります。


「慣らし運転」を楽しもう

メーカー推奨のエンジン回転数で、指示された時間を走る「慣らし運転」。「大切な愛艇は、自分で慣らし運転を行うことが望ましい」と、以前、信頼できるショップの店長から教わりました。「慣らし運転」は、新艇を購入した人にしか味わえない特権です。楽しんで慣らし運転をしましょう。

こんなに低い回転数で、長時間走り続けるのは、慣らし運転のときしかありません。だから、ジェットスキーの挙動を楽しみましょう。例えば、2,000回転以下でハンドルを切るとどのようにジェットスキーが動くのか体感したり、ハンドルの切れ角によって、どのように傾くのか……。走行特性を確かめていると、あっという間に時間が過ぎますよ。


メーカー別・慣らし運転の正しい方法

「YAMAHA(ヤマハ・マリンジェット)」

「スーパーチャージャー搭載艇」の場合

① エンジンを始動する。
② 最初に2,000回転で5分間航走する。
③ 5,000回転以下で90分間航走する。
※慣らし運転の必要時間は95分間です。

「自然吸気(NA)エンジン艇」の場合

① エンジンを始動する。
② 最初に2,000回転で5分間航走する。
③ 5,000回転以下で30分間航走する。
④ 6,000回転以下で60分間航走する。
※慣らし運転の必要時間は95分間です。


「BRP(ビーアールピー・シードゥ)」

「10時間の慣らし運転期間」が必要です。この期間中は、最大スロットルを1/2~3/4以上に開けないようにしましょう。ただし、短時間の全力加速や、スピードの変化は、適切な慣らしに役立ちます。
※230、260、300エンジンの場合:最初の5時間はエンジンを保護するため、エンジン管理によって最大速度が制限されています。エンジンのパフォーマンスは、この時間内で大幅に向上します。

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