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トレーラーメンテナンス ハブのグリスアップは必要です ジェットスキー(水上バイク)

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「トレーラーは過酷だ!!」ということを知っていますか?

トレーラーは「車」。だから、普段からお手入れしましょう

トレーラーは、400kgを超えるジェットスキーを積んだ状態で、自宅から何時間もかけて高速道路やオフロードを走り、ジェットスキーを降ろすためにそのまま水に浸けられることが多い。いうなれば、「熱くなった鉄を、一気に水で冷やす」のと同じ状況です。グリスは、温度変化によって酸化したり変質することで劣化します。これが、トレーラーにとって良いわけがありません。

定期的に「グリス交換」を行う理由

トレーラーの車軸には、「グリス」が注入されています。グリスとは車軸の潤滑剤で、経年や使い方次第で劣化します。さらにグリスと水が混ざると乳化します。グリスが乳化すると粘度が低くなり、焼き付きの原因になります。また、水分による腐食の原因にもなります。

トレーラーを移動に使うだけで、「水に浸けない」という人もいると思います。使い方によって、劣化具合が全く違ってきますが、トレーラーは車です。車同様に普段からメンテナンスをしなければ、最悪、タイヤが外れるなど、重大事故に繋がる可能性もあります。実際、海外で走行中にタイヤが外れた場面を見たことがあります。搭載されているジェットスキーも大惨事に見舞われます。

使用頻度に関わらず、トレーラーのメンテナンスは大事です。こまめに新しいグリスと交換することが、トレーラーの安全性を高める最大の秘訣です。最低、年に1度はグリスの交換を行いたいものです。

トレーラーで、やってはいけないアレコレ

何時間も高速道路を走ってきて、そのままジェットを水に降ろすと、トレーラーの車軸は高温から一気に水で冷やされます。それにより、グリスに劣化や乳化が起こります。淡水の場合、塩分がないだけマシですが、それでも急激な温度変化で劣化します。

とにかく海水は錆びやすい。鉄が錆びるためには「空気と水の両方が必要」であり、「錆びる」過程を早めるのが塩の役割です。海水は、グリスにとってもいいわけがありません。

錆びた車軸と劣化してこげ茶色に変色したグリス。ここまできたら、グリス本来の役割を果たしません。

これがキレイな状態のグリス

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