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ジェットスキー レジェンド フリースタイラーが語る「フリースタイルの楽しさ」とは? 「村尾高明氏」「大塚裕之氏」「本田幸夫氏」「花井眞二氏」

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レジェンド フリースタイラーが語る「フリースタイルの楽しさ」とは?

「あなたにとって、フリースタイルの楽しさは何ですか?」
現在、フリースタイル競技からは一線を退いているが、常に自分の技を磨き、望まれれば、いつでも表舞台に立てる準備をしているレジェンドフリースタイラーたち。彼らの正直な答えの中に、それぞれの考え方が明確に表れていた。

ジェットスキーには、これほどまでに人生を変える力があります。レジェンドフリースタイラーたちの「生の考え」をお楽しみください。

フリースタイラー 「村尾高明氏」

Devil 村尾高明氏

ギャラリーの皆さんに、喜んでもらえることを、絶対にしなくてはなりません。
そこは「努力」しかないです。

WJS 村尾さんにとって、「フリースタイルの楽しさ」とは何ですか?
村尾 「自分がカッコ良く演技して、人に見せて、喜んでもらえる」ことです。

WJS 勝敗は関係ないですか?
村尾 確かに、コンペティションだったら勝たなければいけないかもしれません。でも、大会に出ないで、普通にフリースタイルを楽しんでいるのなら、「人に見られる楽しさ」が一番じゃないですか。

WJS 元全日本チャンピオンである「村尾高明」さんは、そういう意味でも、最もイベントに呼ばれることが多いフリースタイラーのひとりですよね?
村尾 ジェットを好きな人は、昔から長く続けている人が多いから、新しい人より、僕のような「アントニオ猪木」を呼ぶんじゃないですか?

WJS フリースタイルの楽しさが、「人に見てもらうこと」であるなら、ギャランティを頂いて演技できるのは、ある意味、願ったり叶ったりだと思いますが?
村尾 それは、本当にありがたいです。そのためには、もちろん喜んでもらえるだけのことはしなくてはなりません。そこは「努力」しかないです。楽しいけれど、苦しさもいろいろあります。16歳でジェットを始めて、現在、46歳。30年続けていますが、ジェットは楽しい。飽きることがありません。

フリースタイラー「大塚裕之氏」

Dandy 大塚裕之氏

「自分の演技をストイックに極める」
それが、自分にとっての「フリースタイルの楽しさ」でした。

WJS 大塚さんにとって、「フリースタイルの楽しさ」とは何ですか?
大塚 「人と違うことをやって、注目を集めたい」です。

WJS 最近は、ジェットに乗っていますか?
大塚 いろんな事情でしばらく乗ってなかったけど、これからまた、再開しようと思ってます

WJS 復帰が楽しみです。また、大塚さんのオリジナル技「バックぴょんぴょん」が見たいです。
大塚 でも、昔のように第一線でやることは考えてないです。楽しんでというか、イベントなんかで自分が出て盛り上がるのなら厭いませんが、本気はないです。

WJS 大会に復帰しないのですか?
大塚 ある程度、やり切った感がありますね。だから、「それ以上のことを、今からできるか?」と言われたら、自信はないです。

WJS 大塚さんと言えば、芸術的なバックライドを思い出します。復帰したら、いきなり前を向いて乗ったりしませんよね?
大塚 やっぱり、昔と似たようなことをするんじゃないかな? 喜んでくれる人がいるのは嬉しいですが、そこじゃない。本来、自分の演技をストイックに極めるというのが、自分にとっての「フリースタイルの楽しさ」でしたから。

フリースタイラー「本田幸夫氏」

Mister 本田幸夫氏

フリースタイルの楽しさは、「自由」であるべきだと思います。

WJS 本田さんにとって、「フリースタイルの楽しさ」とは何ですか?
本田 「我を忘れる」こと。今は、非力なパワー、例えば760ccとか800ccのエンジンでも、プロと同じような技ができるということを広めたいし、その活動が楽しいですね。「お金のかからないフリースタイル」を目指して、フリースタイル人口を広げたいです。

WJS 何歳から、フリースタイルを始められたのですか?
本田 32歳で始めて、今、53歳です。もう20年以上、やってます。

WJS 若いときから海外へ行き、国際大会にもチャレンジしていますよね?
本田 つい最近も、ヨーロッパの大会に行ってきました。あっちは、自由ですね。日本は、「このレベルじゃなきゃ……」みたいな固定観念みたいなのがありますけど、ヨーロッパの選手は、何にも技ができなくても、「僕を見て!」みたいな選手が、楽しんで出ている。何でもいいわけじゃないけれど、それもフリースタイルのひとつの形ですよね。例えば、日本の城選手にように、ノーマルのスーパージェットで出場して「俺は、このスタイルで行く」みたいなことで良いと思う。フリースタイルの楽しさは、「自由」であるべき。「フリー」スタイルですから。

フリースタイラー「花井眞二氏」

Accel 花井眞二氏

新しいトリックができたら、新しい世界が広がる。
まだまだ、今の若い選手には負けません。

WJS 花井さんにとって、「フリースタイルの楽しさとは何ですか?
花井 新しいトリックにチャレンジするのもありますが、「自分を高めたい」です。

WJS ジェットに乗るのは楽しいですか?
花井 はい。楽しいです。

WJS 普段の練習では、世界戦を意識して、かなりハードに乗られていると聞いたことがありますが?
花井 はい。ダラダラ乗ることは、絶対にないです。燃料代も高いですしね。いつもやっていることをしても、あまり楽しくはないんです。新しいことにチャレンジするほうがワクワクします。You Tubeや、海外の選手のサイトなんか見ていて、気になるトリックがあれば、「やってみようかな」って、血が騒ぎますよね。

WJS フリースタイルが、心の底から好きなんですね。
花井 新しいトリックができたら、新しい世界が広がる。まだまだ、今の若い選手には負けないという気持ちがあります。レジャーでフリースタイルを楽しんでいる人たちは、どうしても、「自分のできる技を多く続ける」傾向にあります。でも、体の動きやマシンの動きを考えながら、「こういう動きすれば、どうなるんだろう」って、新しいことにチャレンジしていけば、今よりもっと面白くなります。

WJS 確かに、新しい挑戦は、楽しさは広がります。でも、急に難しいトリックに挑戦したら、怪我が心配ですね。
花井 それは、一気にやろうとするからです。最初は、探りながら少しずつです。段階を経て完成させるようにしないと、大怪我をしますよ。新しいチャレンジは楽しい。それと、仲間同士で高め合うのはもっと楽しいです。

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