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コロナ時代のエンジェル ジェットスキーコラム(水上バイク)

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挨拶はすべてを変える

殺伐とした今だからこそ、挨拶が大事

挨拶は大事です。新型コロナウイルスで緊急事態宣言が出されている今でも、挨拶が大切なことは変わりありません。

ジェットスキーに行き、ゲレンデに着いたら、まず最初にすることが挨拶でした。
「おはようございます!」と。

たった一度の挨拶から友達の輪が広がることをベテランのジェット乗りほど知っているし、そういう人ほどゲレンデでたくさんの友達を作っています。何が言いたいかといえば、「挨拶をする人は、無条件でいい人に見える!」ということです。気持ちのいい挨拶をする人に、悪い人はいないと思います。

アメリカに旅行した知人から聞いた話。地下鉄に乗ると、車内に人が少ないときほど、近くに座った人が「ハロー!」と笑顔で挨拶してくるのだそうです。そのときは、どうして自分に声をかけるのか分からなかったそうですが、あとから人に聞くと、挨拶は「私は、あなたに危害を加える気はありません」という、明確な意思表示なのだそうです。

観光客が多い国ほど、すれ違いざまに笑顔で挨拶することが多いのも、きっと同じような意味があるのでしょう。挨拶は、友好関係を結ぶだけでなく、敵対する意思がないことのアピールでもあります。

少し前に世間を騒がせた「あおり運転」の加害者も、クルマを降りた第一声が「なんだコノヤロー」ではなく、「こんにちは」だったら、罪人になることはなかったかもしれません……。

コロナ時代のエンジェル

先日、朝日新聞で面白い記事を読みました。タイトルが、『コロナで注目「あいさつは合掌で」』です。
新型コロナウイルスの感染拡大防止について、欧米流の握手やハグに代わるあいさつ方法として、海外の感染症対策の複数の専門家が注目しているのが、手を合わせる合掌です。

仏教圏のアジアの国々、主にインドの挨拶は、手を合わせて『ナマステ』と言います。ナマステの『ナマス』は、『南無阿弥陀仏』の『南無』のこと。疑いなく信じる、心から敬う、尊重するという意味だそうです。そして、ナマステの「テ」は『あなた』を意味するそうです。
初対面であっても、相手を心から信じ敬う。『あなた』の中に仏様を見るからです。互いに仏様の子として、心から信じ、敬っていくというのが「ナマステ」という言葉なのです。

手を合わせるということは、「手のひらに何も持っていない」ことを表します。相手に対して「敵意がない」「尊敬している」ということを示します。逆に拳を握るとネガティブな意味となり、相手に対して敵対心がある行為になってしまうそうです。
合掌は、相手を思っている、相手に感謝している、相手を心配している。相手に触れなくても、そんな気持ちが伝えられるのです。

挨拶をされて、気分が悪くなる人はいません

たった一言「挨拶」をするだけで、その場所で快適に遊べるなら、どんどん挨拶をしましょう。勝ち負けではないのですが、先に言ったほうが何か気持ちいいですよね。
それで、挨拶を無視する人がいたら、その人とはそれ以上関わらないほうが賢明です。「挨拶」は、人となりを知るバロメーターにもなるのです。

ゲレンデで交わした「おはよう」の一言がきっかけで、一生の伴侶に巡り合えたなんていう人も、ジェットスポーツの世界では意外といるみたいですよ。

 

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