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ダーさん、瀬戸内で迷子になる!? パルアップ ダーさんレポート ジェットスキー(水上バイク)

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兵庫・西宮市から日帰り瀬戸内海ツーリング

GPS魚探を装備しても、適切に使わなければ迷います……

パルアップ、ダーさんは、ツーリングの鉄人・斉藤さんのショップ、「パルアップ」のお客さんで、ミニ鉄人と呼ばれています。

今回、パルアップの斉藤鉄人&ケーシー小野さん(小野医師)と、瀬戸内海の岩城島から鞆の浦と伯方島までツーリングに行ってきたレポートが届きました。斉藤鉄人と小野さんは3泊4日でしたが、ダーさんは日帰りでの参加だったそうです。
※編集部注/このレポートは、新型コロナウィルスによる外出自粛とは関係のない時期に行ったものです。

本日の走行距離、約110kmで給油量は53リットル。本日のコース/岩城島→横島・当木島付近で釣り→鞆の浦(32㎞)→伯方島→岩城島。

ツーリング当日の早朝

午前3時、西宮市の自宅を出発。山陽道を走って、しまなみ海道の生口島を経由し、待ち合わせの岩城島を目指します。

AM 5時30分

生口島に到着。まずは、生口島と高根島を散策しました。

AM 6時40分

生口島からフェリーに乗って岩城島へ渡りました。ちょうど桜が見ごろだったので、車で岩城山の山頂まで行こうとしたのですが、途中からカーナビに道が表示されなくなりました。
分かれ道を間違ったのか、いつの間にか、待ち合わせポイント近くに降りていました。そこで、待ち合わせ場所からドローンで岩城山まで山登りをしました。

高根島から「ひょうたん島」。

高根大橋から見た日の出。

生口島は「シトラスアイランド」とも呼ばれ、レモンなどがたくさん栽培されています。

岩城山の桜と今日走る瀬戸内の島々。生名島や弓削島が見えます。

鞆の浦へ

斉藤鉄人と合流してツーリングの開始です

ジェットを海に下ろし、瀬戸内海ツーリングがスタートしました。 島々を見ながら東向きへ進路を取ります。
途中、当木島、横島の釜戸岬付近で釣りをしましたが、私は何も釣れませんでした……。

海上保安庁「せっつ」以前、神戸港に泊まっていました。

当木島、横島の釜戸岬付近で釣りをしました。後ろに見えるのが当木島。

当木島。ものすごく水がキレイです。

斉藤鉄人、フグをゲット!!

斉藤鉄人はフグを釣り上げました。

でもフグはキャッチアンドリリースします。

逃がしてもらったのに、なかなか潜れないフグ……。

映画「崖の上のポニョ」の舞台 鞆の浦

お昼過ぎ、鞆の浦に到着しました。鞆の浦は、岡山県との県境・福山市にある昔ながらの町並みが残る港町です。ジブリ映画「崖の上のポニョ」の舞台になった場所と言われ、実際に宮崎駿監督も滞在したそうです。

ランチにうどんとカステラを食べてから、町並みを散策し、お土産に保命酒を買いました。

鞆の浦のレトロ喫茶「とうろどう」で、海老天うどんをいただきました。

鞆の浦の名産「保命酒」。生薬を含むことから「瀬戸内の養命酒」とも呼ばれています。焼酎、もち米、麹の3つに、十三種類の生薬を漬け込んでいるそうです。

鞆の浦の先輩方。「まだ、魚は入ってきてないよ!」

弁天島は、鞆の浦にある小さな無人島です。朱塗りの弁天堂が建っていることから弁天島と呼ばれていますが、正式名は百貫島というそうです。

ダーさん、迷子になる!? 

鞆の浦から岩城島??? 事前に、うさぎの餌を5kgも買っていたんです!

鞆の浦から岩城島方向へ戻りました。現在の時刻は14時です。
私は、うさぎ島として有名な「大久野島」へ行きたかったので、岩城島付近で鉄人と別行動を取ることにしました。キャベツ1玉とラビットフード5kgをジェットに積んであり、行く気満々です。

鉄人は、伯方島で釣りをするとのことでした。待ち合わせは、出発地に16時~17時です。

単独行動を開始して10数分後。岩城島から進路を北に取っているはずなのに、朝に見た目印の「ひょうたん島」がありません。
(※追記:正しくは、岩城島から西に進んだあと、大三島と生口島の間を北に進むと「ひょうたん島」があります。方位の北と西を誤っており、伯方島を生口島と勘違いしていたようです)

大きな入り江を通り過ごしました。岩城島から大久野島は17kmなので、普通なら20分ぐらいで着くはずです。 何かおかしい?? でも、瀬戸内海はスピードを出しやすいため、ドンドン進みます。

でも、やっぱり様子がおかしい……。
スマホで現在地を確認すると、伯方島を通り越し、大島の友浦久米キャンプ場付近まで来ていました。 何と!? 広島方面ではなく、四国の今治方面に向かっていたのです。

私はGPS魚探の地図表示を進行方向が上になるよう設定し、加えて等深線を表示していたので、表示がゴチャゴチャになっていました。自船や島が見えにくく、せっかくの機能を使いこなせていませんでした。

GPS魚探の設定を再度行い、エコモードで再出発です。 ここから伯方島を目指して戻ります。大きな入り江に見えたところは、伯方島と大島の海峡手前に鵜島でした。
以前、WJS誌にも、瀬戸内は似たような景色が多くて迷うので、水先案内人が必要と記載されていますが、「瀬戸内、迷う!」は本当でした……。

海が穏やかなのでスピードが出やすいのです。

GPS魚探をノースアップ(北が上の地図)に変更しました。

まさか、こんなところで!? 奇跡の救出

伯方島の南にある能島と鵜島付近を走行中、右側から水を切るジェットの音が聞こえました。「大久野島(うさぎ島)に向かったはずなのに、こんなところを走っているはずない!」と、付近で釣りをしていた斉藤鉄人が私を追っかけてきてくれたのです。

ここで、うさぎ島へ向かうのを断念し、村上水軍の本拠地・能島に上陸したりしてから、3人で岩城島に戻りました。
もしこの後、うさぎ島に向かっていたら、岩城島までの総走行距離が130kmぐらいになり、帰りつけない可能性が高かったです。

青丸付近から単独行動、赤矢印方向に進んでしまった。伯方島Dを生口島Aに、津波島Cを大三島Bと勘違いして、AB間とDC間を見間違ったのが原因と考えられます。AB間には多々羅大橋がある……。完全な予習不足です。黄色い丸印あたりで斉藤鉄人に救出されました。

瀬戸内の幸を堪能して帰路へ

16時。出発点に戻って片づけを行いました。走行距離は約110kmで、給油量は53リットルでした。

その後、鉄人が宿泊している民宿で、夕食を一緒にいただきました。
私は日帰りなので、20時の最終フェリーに乗って生口島へ行き、そこから車で帰ります。神戸ジャンクションでは、誤って新名神高速に乗ってしまい、宝塚北ICで折り返して宝塚ICへ……。結局、23時過ぎに自宅に到着しました。

今回は、斉藤鉄人に救っていただいたので「迷子」くらいですみましたが、あわや海難事故になるところでした。朝から迷ってばかりの旅でしたが、楽しくツーリングができました。
またの機会があれば、今度こそ「うさぎ島」に行ってみたいです。そのときは、また報告させていただきます。お楽しみに!

瀬戸内の地魚満載な豪華な食事。お刺身盛り。

写真左上:レモンポーク。
左下:オコゼのから揚げ。
右上:焼き物、アワビステーキ
右下:鯛めし。どれも美味しいです。
謝辞:斉藤鉄人、ケーシー小野さん、今回のツーリングでもお世話になりました。深く御礼申し上げます。

斉藤鉄人からのツーリングアドバイス!

ツーリングの際は、必ず予備の燃料を持っていきましょう

瀬戸内海は穏やかでスピードが出せるため、燃費が悪くなります。加えて地形的に迷いやすいです。瀬戸内海の島々の集落にはガソリンスタンドがあるので、燃料が切れそうになったら入れることもできます。

GPS魚探など、道具の取り扱いには普段から慣れておきましょう

私(ダーさん)も、肝に銘じます。

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