サクセススピード＆グラフィックスが手掛けた、SEA-DOO 「RXP-X RS APEX 300」が素敵だ！イメージは「水上のアストンマーティン Aston Martin 」コレが大人が乗るべきカラーリング・デザイン

【PERFORMANCE TECHNOLOGY TECH 134°】　×　【SUCCESS Speed&Graphics.】

SEA-DOO 「RXP-X RS APEX 300」改造

写真のRXP-X APEXは、高松のジェットショップ「テック134°」が、サクセススピード＆グラフィックスに発注したデモマシンである。

一見すると、下写真のノーマル艇と大きく変わっていないように見えるが、比べてみると一目瞭然。

高級感とレーシーさが各段にアップしている。

「水上のアストンマーティン」を意識しているというこのモデル。

市販艇の完成度を邪魔しないグラフィックが「大人のお洒落」だ。

RXP-X RS APEX 300 SUCCESS Speed ＆ Graphics 改造バージョン

写真（左）TECH 134° 代表福居心氏、（右）SUCCESS Speed ＆ Graphics 代表.佐瀬崇氏。

デモマシンを依頼した、TECH 134° 福居心氏　インタビュー

　ショップに飾るのだから「ホンモノ」が欲しかった

WJS　今回、テック134°の福居さんが、サクセススピード＆グラフィックスの佐瀬さんに依頼して、「アストンマーティン」のような唯一無二の「RXP-X APEX」が出来上がったのですね。

佐瀬　初めてAPEXを見た時から、「こんなふうに“仕上げたら”カッコいいだろうな」というインスピレーションが沸いていました。

APEXは非常にこだわったデザインで、特にフロント部分のカーボンがキレイです。

良い部分を殺さないで、デザインすることを考えました。

WJS　福居さんは、なぜこの「RXP-X APEX」を作ろうと思ったのですか？

福居　お店に飾れるレーシングタイプのデモ艇が欲しかったんです。

どうせ買うのなら、最高級のマシンをホンモノのマシングラフィックアーティストに依頼したかった。

WJS　福居さんの考える“ホンモノ”の定義はなんですか？

福居　「現役」ということでしょう。

「メイド・フォー・レーシング」というキャッチコピーを使いながら、最高峰レースの舞台に上がっていないニセモノのパーツメーカーが多過ぎます。

佐瀬さんにお願いしたのは、世界選手権の最高峰クラスで、「佐瀬さんのデザインのマシン」で戦っている選手がたくさんいることです。

砂盃肇選手、奥拳大選手、それにダスティン・ファージング選手といった、錚々たるメンバーです。

ホンモノ以外の何ものでもありません。

WJS　名前を言うだけでもワクワクしますよね。

TECH 134° 代表福居心氏

SUCCESS Speed ＆ Graphics.佐瀬崇氏インタビュー

あくまで市販艇の格好良さを活かしたデザイン

WJS　素敵なマシンで、どことなくアストンマーティンの雰囲気を感じます。

佐瀬　確かに、イメージはありました。

僕は、純正マシンのカラーリングをリスペクトしているんで、佐瀬　「市販艇を、オーナーの要望に近づける」という考えです。

今回は、「テック134°」というジェットショップのデモ艇ということを考えてデザインしました。

WJS　ショップに行ってこのマシンが飾ってあったらすごく格好いいし、嬉しいですよね。

これほど凝ったグラフィックでありながら、一見するとノーマル艇のようにも見えるのが不思議です。

佐瀬　ありがとうございます。

僕にとって、それは最高の誉め言葉です。