9月10日(土)、11日(日)の2日間、大阪府貝塚市二色の浜公園において、「aquabike(アクアバイク)」と「ALL JAPAN JET SPORTS SERIES 2021 5st STAGE」の2つの大会が併催された。
この「 RUNABOUT GP1」クラスは、ランナバウトクラスの国内最高峰であるが、その名前に相応しいレベルの高い戦いが繰り広げられた。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 砂盃 肇(マリンメカニック) |
2位 | 生駒 淳(#1 POUNND ONE) |
3位 | 千木良 真之(マリンメカニック) |
※上位3位まで掲載
HEAT1、HEAT2ともに砂盃 肇のトップフィニッシュ。「HEAT3」でもスタートダッシュを決めてホールショットを奪い、そのまま完全勝利かと思ったが、レース中盤にマシントラブルで失速。5位まで順位を落としたが、2位の生駒 淳もHEAT 1での成績が奮わなかったため、砂盃の総合優勝となった。
総合 | HEAT 1 | HEAT 2 | HEAT 3 | |
---|---|---|---|---|
1位 | 砂盃 肇 | 砂盃 肇 | 砂盃 肇 | 奥 拳太 |
2位 | 生駒 淳 | 千木良 真之 | 生駒 淳 | 生駒 淳 |
3位 | 千木良 真之 | 中野 崇寛 | 中野 崇寛 | 千木良 真之 |
1位・砂盃 肇
2位・千木良 真之
3位・中野 崇寛
1位・砂盃 肇
2位・生駒 淳
3位・中野 崇寛
4位・千木良 真之
抜群のスタートでホールショットを獲得したのは生駒 淳。しかし2周目でマシンが不調になったが2位でゴール。
HEAT 1でエンジンが壊れた奥は、チーム員のマシンを借りて5位。
1位・奥 拳太
2位・生駒 淳
3位・千木良 真之
3位・中野 崇寛
砂盃が抜群のスタートで飛び出しホールショットを獲得したが、レース序盤でマシントラブルによる失速。代わりに2位の奥がトップに立つと、そのままゴール。
このクラスの大敵は「マシントラブル」である。速いだけでなく、モンスターマシンを壊さずに操れる技量まで要求される。
覚醒! 今季からこのクラスにエントリーしている奥 拳太だが、ここまでの戦いで、完全にモンスターマシンを乗りこなしている。
HEAT 3では、HEAT1のマシントラブルが嘘のようだ。
HEAT1でのマシントラブル後、すぐに、殿井氏は自身のショップ「エクセルアドア」にマシンを運び、エンジンを積み替えた。日没まで琵琶湖で“慣らし運転”を行い、翌日の朝一番で二色の浜に持って来たのだという。マシンチューナーも戦っているのだ。
生駒 淳は、今シーズン、マシントラブルに泣かされた。
HEAT3では、3位入賞の千木良 真之。全ヒートで安定した順位を挙げ、総合成績も3位だ。
今大会、結果を残した千木良 真之。
写真左・千木良 真之、右・マシンコンストラクターの今﨑 真幸氏(マリンメカニック代表)。
HEAT3は4位となった中野 崇寛。千木良との戦いが面白い。
常に進化を続ける「継続が力」の人だ! 日本で1番速い男は、誰よりも練習している。 チャレンジャーは、レース以前に彼の“努力”に勝たなければならない。
今年のレースも残すところ、来月の最終戦のみとなった。ポイントの計算は、7戦中「MAIN+5戦取り」となっている。
現在のポイントリーダーは、今大会5勝目を挙げた砂盃 肇。
2位の生駒 淳とのポイントが開いているため、最終戦に砂盃が勝たなくても完走するだけでタイトルが決まる。しかし、国内絶対王者としてのプライドがあるので、当然、勝ちにいくだろう。
写真左・クエーキーセンスの紅矢俊栄氏、右・田村 眞沙充。
このクラスで、唯一、ヤマハ艇で参戦する林口 忠雄。
ジェットパイロットのブース。
現在、ポイントランキング6位の田村 眞沙充。
工具メーカーTONEの矢野社長。
同じくTONEの平尾さん。
工具メーカーTONEのブース。
全日本プロドリフト選手権、2018年、2019年のチャンピオン・横井昌志氏。
伊藤 誠,。
ベテランで芳賀 毅(左)とイケイケの奥 奥 拳太(右)、芳賀が奥の走りを緻密に分析して絶賛していた。
佐野 季輝は、HEAT 1・HEAT 2ともに1位の完全勝利。
2位の西田 惇平。
3位の佐川 隆。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 佐野 季輝 |
2位 | 西田 惇平(SMD Racing) |
3位 | 佐川 隆(EXCEL ADOOR Racing) |
※上位3位まで掲載
伊藤 真一は、HEAT 1・HEAT 2ともに1位の完全勝利。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 伊藤 真一(マリンメカニック) |
2位 | 藤岡 建己 |
3位 | 森川 博司(TEAM WEST) |
※上位3位まで掲載
井上 雅也は、HEAT 1・HEAT 2ともに1位の完全勝利。
2位の北澤 政幸(写真左)と岡田 成利(右)のサイドバイサイドの争い。
ゼッケン1が井上 雅也、ゼッケン10が寺内 健二。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 井上 雅也(Racing MOTOINE) |
2位 | 北澤 政幸(SKU46H Racing) |
3位 | 大岡 嗣典(offshore) |
※上位3位まで掲載
優勝した井上 雅也(左)と、A SKI-X クラスに参戦した奥様の祥子選手(右)。最速の夫婦だ。
井上の圧勝。
2016年ワールドファイナル、ビンテージX-2クラスで世界2位となったSEA Z Racingの池田 正夫氏の息子・金志郎の初レース。
写真左が父の正夫氏、右が息子の池田 金志郎。後ろが同チームの藤井 隆。
レースデビューで順位は10位。
お疲れ様!
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