4月13日(土)~14日(日)の2日間、山口県大島郡周防大島町の片添ヶ浜海浜公園において、「ALL JAPAN JET SPORTS SERIES 2023 1st STAGE」と「AQUA BIKE 全日本選手権シリーズ(国土交通大臣杯)」の2カテゴリーのレースが開催された。
ここでは、「PRO-AM WOMEN SKI GRAND PRIX」「PRO-AM WOMEN SKI STOCK」「NOVICE SKI STOCK」「NOVICE SKI-X STOCK」「M SKI」「M SKI-X」「M SKI GP」および、VINTAGEクラス「550(A)」「550(B)」「550(WOMEN)」「X-2 (650)」「VT800 X-2,SKI」を紹介する。
MOTO1、MOTO2、1位、MOTO1、MOTO2ともにトップフィニッシュ。ものすごい走りを見せてくれた 齊藤 妃姫選手。
齊藤 妃姫選手(写真左)と、同じチームの片山 司選手(右)。
“ライダーのプライド”が前面に出た熱い走りは、オーディエンスを魅了する。
チーム監督・片山強司氏(写真左)と、齊藤選手(右)。
MOTO1が3位、MOTO2が2位。総合2位の金子真珠選手。
このクラスも、激しい戦いを見せてくれる。
MOTO1が4位、MOTO2が3位。総合3位の鎌田 六花選手。
ランナバウトクラスの絶対王者・砂盃 肇選手が、「よく練習をしている」と誉めるほど練習熱心な東宮 香苗選手。今大会、MOTO1は2位だったがMOTO2のノーポイントが響いた。結果は出せなかったが、練習は嘘をつかない。今後が楽しみな選手だ。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 齊藤 妃姫(ZERO) |
2位 | 金子 真珠(CLEVER) |
3位 | 鎌田 六花(SKU46H Racing) |
4位 | 東宮 香苗(USKN-RACING) |
優勝した鎌田 六花選手。
鎌田選手の走り。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 鎌田 六花(SKU46H Racing) |
中村 響選手は、MOTO1、MOTO 2ともに1位の完全優勝!
若者の成長は早い。練習の成果は確実に実る。今後のレースが楽しみだ。
今大会、中村 選手に隙はなかった。スタートで飛び出し、2位に差を付けての勝利。
MOTO1が2位、MOTO2が4位、総合2位の林篠 史鳳選手。
MOTO2で2位だが、MOTO1の成績が振るわず総合3位の三世川 裕洋選手。
MOTO1が3位、MOTO2が7位、総合3位の多田羅 光代選手。
総合5位の藤田 智史選手。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 中村 響(TEAM seaZracing) |
2位 | 林篠 史鳳(USKN-RACING) |
3位 | 三世川 裕洋(マリンメカニック) |
4位 | 多田羅 光代(JETS HAVAS) |
5位 | 藤田 智史(TEAM TECHNO PRO) |
6位 | 山本 颯(Team seaZracing) |
7位 | 三上 龍(FORCE Racing) |
8位 | 江藤 茂(offshore) |
9位 | 丹羽 蔵之介(超 Ponkan Racing) |
10位 | 大山 和也(フォート マイヤース F.R) |
MOTO1、MOTO2、1位、完全勝利の八木 雅彦選手。
八木選手の走り。
MOTO1が3位、MOTO2が2位、総合2位の西村 千里選手。
このクラス、紅一点の女性ライダー。
戦っている姿に性別はない。この結果は、練習している証拠だ。
3位となった小谷 多加雄選手。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 八木 雅彦(Team seaZracing) |
2位 | 西村 千里(Team seaZracing) |
3位 | 小谷 多加雄(RACING TEAM JSPT) |
MOTO1で1位、MOTO2で2位と、安定した走りで勝利を収めた。
MOTO1で2位、MOTO2で3位。総合2位の原井 政彦選手。
総合 3位 中島 優選手
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 東野 亮治(KHK Racing) |
2位 | 原井 政彦(フォート マイヤース F.R) |
3位 | 中島 優(USKN-RACING) |
4位 | 大滝 容弘(TEAM M.P.S) |
5位 | 木村 友治 |
MOTO1で1位、MOTO2で2位。総合優勝を決めた北田 吉弘選手。
MOTO1でトップフィニッシュし、総合2位の宮本 稔選手。
総合3位の松下 忠幸選手。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 北田 吉弘(Sea遊sports) |
2位 | 宮本 稔(Very Fast Racing) |
3位 | 松下 忠幸(USKN-RACING) |
4位 | 今井 照久(Precious Racing) |
MOTO1で2位、MOTO2で1位。総合優勝を決めた上坂 和成選手。
MOTO1で1位、MOTO2で4位。総合2位の山地 達也選手。
総合 3位の高橋 肇選手。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 上坂 和成(Team seaZracing) |
2位 | 山地 達也(ZERO) |
3位 | 高橋 肇(Team seaZracing) |
4位 | 山本 茂晴(ZERO) |
5位 | 森 茂(TEAM M.P.S) |
国内のVINTAGEクラスは、非常に盛り上がっている。チーム KHK Racingの面々。
スタート前なのに、なぜかホノボノしているようにも見えるから不思議だ。
550Aクラスは、エントリー数が13台。PRO SKI GP クラス の 16台に次いでエントリーが多い。排気量550ccのエンジンがベースで、小さな船体ながら時速80kmオーバーで戦っている。驚くべき話だ。
優勝候補の2人。芳賀 毅選手(ゼッケン60・写真右)と加藤 豪選手(ゼッケン55・左)。
加藤選手と芳賀選手の550の速さは、群を抜いている。
プロスキークラスに参戦していた加藤選手はスタートも上手い。
スタートの合図と同時に飛び出した加藤選手(ゼッケン55)。芳賀選手を置き去りにする。
まさにロケットスタート。
奥からはゼッケン90の中村 貴司選手が伸びてくる。
MOTO1、MOTO2、完全勝利の芳賀 毅選手。マシンの最高速は時速85km。マシンビルダー・村尾 高明氏によると、「550のレースマシンは成熟してきました。テスト&エラーを積み重ねて、“完成度”が高まっています」と言う。
スタートでは、加藤選手に先行されたが、中盤で逆転しトップチェッカー。見事なライディングを見せた。マシンも速いが芳賀選手も速い!
ベテランの芳賀 毅選手。さすがの完全勝利!
MOTO2は、ホールトゥフィニッシュの完勝。
MOTO1、MOTO2ともに2位。総合2位の加藤 豪選手。
驚くほどのスタートダッシュを見せてくれた加藤選手。マシンの速さに感心したところ「村尾君を褒めて!」と笑顔を見せる。村尾選手から購入したマシンを、優れたセッティングに仕上げているは加藤選手だが、そう言い切るのは彼の“人柄”だ。
加藤選手の550は、セッティング次第で最高速が時速86kmにもなるモンスターマシンだ。レース時には、82km/hくらいにまで落とすという。その理由は、「ドベタの平水以外は、跳ねて乗りにくくなるから」だという。
MOTO1、MOTO2ともに3位の中村 貴司選手。彼は550全盛期から腕を磨いてきたベテランライダーである。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 芳賀 毅(55HEAVEN) |
2位 | 加藤 豪(55HEAVEN) |
3位 | 中村 貴司(TEAM SPEEDMAGIC) |
4位 | 久米 由紀子(55HEAVEN) |
5位 | 新谷 和久(KHK Racing) |
6位 | 石田 仁彦(55HEAVEN) |
7位 | 紺田 茂生(フォート マイヤース F.R) |
8位 | 田﨑 由之(KHK Racing) |
9位 | 家中 克弥(KHK Racing) |
10位 | 安達 俊一(Makita Racing) |
11位 | 陣川 雄大(RACING TEAM JSPT) |
12位 | 山岸 孝善 |
13位 | 西川 修(SNF Racing Team) |
最新モデルが並ぶレース会場で、一瞬、時代を間違えたかと思うほどの異彩を放つ550。これを見て「懐かしい」と思う人は通だ。
普段は、550に乗ってレースにも出ている高橋 伸裕選手。今回はお手伝いで参加。
昨年度のシリーズチャンピオン・芳賀 毅選手(写真右)と、総合2位加藤 豪選手(左)。水の上ではライバルだが、陸上では仲良し。
“みんなの目標・石田先輩”こと石田 仁彦選手。その人柄に癒される。
洲澤 啓司選手は、MOTO1、MOTO2ともにトップフィニッシュの完全勝利。
MOTO1、MOTO2ともに2位で総合2位の鈴木 壮馬選手。
総合3位の山岡 讓治選手。
総合4位の福島 励央選手。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 洲澤 啓司(フォート マイヤース F.R) |
2位 | 鈴木 壮馬(55HEAVEN) |
3位 | 山岡 讓治 |
4位 | 福島 励央(55HEAVEN) |
「今年は全戦出場します!」と、元気に語ってくれた鈴木 壮馬選手。
普段は、マリーナスタッフとして笑顔でお客さんに対応している福島 励央選手。
MOTO1が2位、MOTO2が1位で総合優勝の陣川 萌子選手。
笑顔の陣川選手。
MOTO1がトップフィニッシュながら、MOTO2で順位を落とし総合2位の大中原 育美選手。
総合3位の大中原 凪選手。2位の育美選手は凪選手のお母さん。親子で表彰台に上がった。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 陣川 萌子(55HEAVEN) |
2位 | 大中原 育美(55HEAVEN) |
3位 | 大中原 凪(55HEAVEN) |
4位 | 陣川 道子(55HEAVEN) |
5位 | 安達 珠栄(Makita Racing) |
総合4位の陣川 道子選手(写真右)と前澤貴仁選手(左)。
総合優勝の佐藤 裕司選手。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 佐藤 裕司(TEAM SPEEDMAGIC) |
MOTO1で2位、MOTO2で1位。総合優勝は黒田 賢選手。
順位 | ライダー名(チーム名) |
---|---|
1位 | 黒田 賢(AG-Racing) |
2位 | 洲澤 啓司(フォート マイヤース F.R) |
3位 | 池谷 高広(AG-Racing) |
【RACE】【2023年・年間総合ランキング】「ALL JAPAN JET SPORTS SERIES 2023 FINAL STAGE」「AQUA BIKE 全日本選手権シリーズ(国土交通大臣杯)」
【関連記事】
2023年 ヤマハ Wave Runner(マリンジェット) ニューモデル国内全モデルラインナップ
2023年 BRP SEA-DOO(シードゥ)ニューモデル国内全モデルラインナップ
2023年 カワサキ ジェットスキー ニューモデル国内全モデルラインナップ
危険走行で刑務所へ! 明石市長、水上バイク危険運転に「懲役刑」の方針! 全ては市民の命を守るために
「悪質で危険・愚かで悲しい!」「水上バイク問題」究極の「解決方法」とは?
2023年 BRP SEA-DOO(シードゥ)ニューモデル国内全モデルラインナップ
【RACE】【 3rd STAGE 「WGP#1 ASIAN CHAMPIONSHIP 」 】ジェットスポーツの最高峰「PRO SKI GROUND PRIX」クラス
【RACE】【 3rd STAGE 「WGP#1 ASIAN CHAMPIONSHIP 」 】「PRO SPORT」「EXPERT SKI-X SLTD」「PRO-AM SKI GRAND PRIX LITES」「EXPERT SKI GRAND PRIX」「EXPERT SKI SLTD」
【RACE】【 3rd STAGE 「WGP#1 ASIAN CHAMPIONSHIP 」 】「M SKI」「M SKI-X」「M SKI GP」・VINTAGE「550(A)、(B)、(WOMEN)」「VT800 X-2,SKI」「X-2 (650)」