上と下の写真は、FRP樹脂を塗布した船体から、余分な部分をペーパーで削り、表面を整え、パテ埋めした状態である。今日は、ここからパテ研磨までを紹介する。
FRP樹脂を塗布した船体から、余分な部分をペーパーで削り、表面を整え、パテ埋めした状態。
このように、全て手作業で行っていく。
ペーパーがけをし、表面を完璧に整える。
地味な作業だが、これが一番大事。
手で触り、凹凸や不具合がないか確認しながら作業を進める。
さまざま形のパットにペーパーを巻き、表面を整えていく。
とにかく根気のいる仕事。まさに職人技だ。
磨いては触り、磨いては触って確認しを繰り返し、美しい表面に仕上げていく。
パテの細かい粒子が、作業場に飛び散る。
納得する仕上がりになるまで妥協なし。
永遠に削っているような感じだ。
仕上げは2人がかりで行ってくれた。
パテの細かい粒子を掃除機で吸い取ってるところ。
写真左：パテの細かい粒子を掃除機で吸い取ったところ。船底の白い部分が補修した箇所。
もともとの船体の面と、修復した面が、完璧に一致した。こうなるまでが、細かな作業の積み重ねだ。
エンジンの真下も、完璧に補強して復元された。
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