スーパージェットは、ヤマハから発売された1人乗りスタンドアップです。初登場は1990年。650ccエンジン搭載の「MJ-SuperJet 650」でした。スーパージェットは世界中で販売され、多くのユーザーから愛されてきました。国内でも2019年度までの29年間、販売された超人気ロングセラーモデル。皆さんのなかにも、このマシンに青春を捧げてきた人は多いと思います。
今回、村尾“DEVIL”高明氏が手がけたスーパージェットは、1990年製の「最初期のMJ-SuperJet 650」をベースに、700ccエンジンを換装しています。
撮影時、このマシンを見たベテランライダーが「懐かしいね、アヒル口のSJ」と、言っていたのが印象的でした。
今回は、1990年製・初代スーパージェットのビンテージカスタムです。
エンジンのカスタムは、「MJ-Super Jet 650」に搭載されている650ccエンジンを、現行の700ccエンジンに換装しているだけ。カラーリングは今風に変えていますが、船体はオリジナルのまま。この形の「MJ-Super Jet」乗るのは難しいけれど、奥が深くて独特の楽しさがあります。世界中で爆発的に売れていた理由が分かります。
このヴィンテージ「MJ-Super Jet 650カスタム」は、ワールドジェットスポーツマガジン最新号「7月号」で読むことができます。今見ても、全く古さを感じないマシンを堪能してください。
取材時、このスーパージェットを製作した村尾氏に会ったとき、バランスの良い引き締まった筋肉質の体を見て、思わず「どんなトレーニングをしているの？」と、つい口に出てしまいました。
すると「ヴィンテージジェットに乗っているだけ」という返事。
その体を見て、しみじみと「スタンドアップという乗り物はスゴい」と思いました。
夢中で乗っているだけで、こんな体が手に入るとは……。スタンドアップは、「スポーツジム要らず」の素晴らしい乗り物だということを再認識しました。
ワールドジェットスポーツマガジン７月号では、そのほかにも、ヤマハ2020年モデルMJ-FX HOの記事や、最旬ボードショーツセレクションなど、今の季節にピッタリの内容となっています。登録など一切必要ありません。バックナンバーも含めて、全て無料で読めます。気になる記事から読んでくださいね。
どんな非力なエンジンでも余裕でバレルロールを連発する村尾氏。
関連記事
2020「水上バイク」全モデルラインナップ
ジェットスキー遊び方の原点
ジェット乗りの万能アイテム・ツアーコート
ジェットスキーコラム 「格好良い」って何？
ジェットスキーコラム 人生のモチベーション
コロナ時代！大変な時代‼「優良ショップの今」
