トレーラーのバックは、理屈を覚えて練習あるのみ! 理屈が分からなくて、コレを見てもあまり役には立ちません。先に、理屈を理解してからのほうが、より早くバックが上達しますよ。
【「トレーラーのバックの理屈」は、こちらをご覧ください】
一度停止してからハンドルを切り、ゆっくりバックをすればコントロールしやすい。
ハンドルを切り過ぎたら、停止してハンドルを戻し、一度、前進することで修正できる。
急いでバックしなければ、他の人の迷惑になる場合はすぐに車とトレーラーを切り離し、人力でトレーラーを動かそう。みんな大人なので表立って文句は言わないだろうが、もたもたしていたら冷ややかな視線を向けられることは間違いない。
バックの際、サイドミラーにジェットが映るかどうかがハンドルを切る基準となる。サイドミラーや目視でジェットの位置を確認しながら、曲がった方角と逆にハンドルを切り、細かく修正しながらバックしていくのだ。
ところが、ジェットを積んでいない空のトレーラーは、サイドミラーに映らない!!
ジェットを水から上げるときは、空のトレーラーでスロープを降りて行かなければならない。しかし、真っ直ぐにバックしているはずなのに、トレーラーが折れ曲がって水辺に辿りつかない、という経験が私には何度もある……。
水辺では「早く降りて来い」と急かすように待っているし、スロープの順番待ちをしている他の人からも「早くしろ」と無言の抗議を受ける。よほどの厚顔でもない限り、この空気には耐えられない……。
空のトレーラーでスロープを降りるときは、ハイエースでもSUVでも、後ろのハッチを開けて視界を確保する。こうすることで、空のトレーラーでもよく見えるようになる。
トレーラーの挙動が見えないから難しいのであって、ハッチを開け、トレーラーが見えれば大丈夫。あとは落ち着いてバックすれば、無事に水辺まで辿りつけるはずだ。
トレーラーのバックは、一にも二にも「慣れと練習」あるのみ。
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