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秋ですよ! ドライスーツがないと始まらない! ジェットスキー(水上バイク)

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秋になったらジェットスキーに乗らない!? それが一番良くない!

今年は新型コロナで異常な年だ。それでも、夏は暑かった。
先日、メーカー担当者に「新型コロナウイルスの感染拡大防止が叫ばれている状況のなかで、世界的にPWC(ジェットスキー、以下、ジェット)の販売が好調だ」と教えていただいた。『富裕層』と呼ばれる人たちが、ステイホームで遠くに行けず、自国で過ごす時間が増えたことが大きいという。
本当に、ジェットは楽しい。
どの国の人でも、どんな状況下でも余暇を楽しみたい気持ちは、皆、同じなのだ。

そうはいっても、生産台数の減少や輸送の停滞など、コロナウイルスによってさまざまな影響が出ており、販売台数や売り上げはたいして増えていないそうだ。しかし、世界中のジェットディーラーから受注を受けていて、マインドは“イケイケ”なのだと話してくれた。


そういえば先日、大阪のプロジェットショップでも、4月、5月の外出自粛要請期間にはほとんどお客様が来なかったのに、夏が過ぎたら、昨年より販売台数は増えていたという。
海外旅行などに行けないので、ジェットを買って遊びはじめたそうだ。ジェットの世界も、世界共通のグローバルスタンダードの方向に進んでいるのだと思った。



今からの季節、ジェットに乗るなら「ドライスーツ」が必需品

爽やかな秋風が吹く晴天の休日、唇が青ざめ、震えているユーザーをゲレンデで見かけることがある。そういう人に限って、ジェットは最新のフラッグシップで、着ているものはウェットスーツだ。ひどい場合には、ハーフパンツとラッシュガード姿の人もいる。
私は、『最高気温が20度以下』と予報が出ていたら、迷わず「ドライスーツ」を選択する。寒いのが嫌いだからだ。体を冷やすのは、体に非常に良くない。


考えてみたら、私がウェットスーツを着ているのは5月中旬~9月中旬の4カ月間で、あとの8カ月間は、ドライスーツを愛用している。多分、沖縄のような南国か、東北より北に住んでいる人でなければ、だいたい私と同じような状況だと思う。

そうなのだ、快適なドライスーツは、楽しくジェットに乗るための必需品なのである。冬に、濡れたTシャツで風に当たるぐらいなら、裸のほうがマシだと本気で思っている。

フラッグシップに乗っている皆さま。とっとと快適なドライスーツを買ってください! 世の中のどんなカスタムパーツよりも、ドライスーツの費用対効果は高いのです。ドライスーツを持っていないのに、冬に乗って「ファントゥライド」という人がいたら、間違いなくその人は嘘つきだ。

2021年のシードゥの一部の機種に、スコープゲートへのゴミ詰まりを抑える新機能「iDF(異物除去ポンプシステム)」が装着された。
異物が詰まったとき、水の中に飛び込んでスコープゲートに手を突っ込んで掻き出さなくても、インペラーが逆回転することで、ポンプ内に入ったゴミを排出できるという画期的なシステムである。発表後、世界中で大絶賛を浴びているシステムだ。それほど、皆が水に飛び込むことを嫌っている証拠なのだ。

南国で、オーシャンブルーの海に飛び込むケースばかりだったら、それほどこのシステムが歓迎されることはない。そうなのだ。「そうではない環境」で乗っている人のほうが圧倒的に多いのである。

釣りをする人が、ポンプに藻が絡むので嫌がるという説明も聞いた。でも、もしその釣り人がドライスーツを着用していたら、きっと平気で飛び込んでいるだろう。
ジェットに乗っていると、水温が低くても、気温が低くても、飛び込まざるを得ない状況に立たされる場面は結構多い。

備えあれば憂いなし。
「ドライスーツ」は、編集部がゴリ押しする数少ないアイテムのひとつだ。これさえあれば、冬でもジェットに乗りたくなる。ジェット専用の一流ブランドのドライスーツは、インナーが現代の科学が満載された新素材だったりするのでさらに温かい。私は毎年、スタンドアップで元旦の初日の出を見に行っているが、楽しい思い出しかない。
ウェットスーツに比べて少々高額でも、機能性の高いドライスーツを入手することは、快適なジェットライフには必要不可欠だ。

絶対やってはいけないのが、「ドライスーツのバッタ品買い」だ。
安物買いの銭失いとはよく言ったもので、動きにくいこと、この上なかったり、厚さのわりに寒かったりする……。

昔、会社の同僚が、ボートショー会場で「すごく安いから」といって、デザインの良いバッタ品のドライスーツを購入した。取材のとき、得意満面で取り出して着始めたが、とっくに着替え終わった私がジェットに乗り始めても、彼はまだ着るのに悪戦苦闘していた。
大汗をかいてドライスーツを着込み、ようやくジェットに乗ったら、「汗が凍るー!!」と叫んですぐに戻ってきた。その夜、彼は高熱を出して救急車で運ばれた……。

新品のドライスーツといえども、油断してはいけないという話がもうひとつある。仲の良いジェットショップの店長が教えてくれたのだが、ナイロン素材のフルドライスーツは、経年劣化したものは「穴が開く」そうだ。これは新品でも例外ではなく、何年か前の型落ちの新品を安く買って、喜んで着たら穴が開いていた……というのは、割とよくあるらしい。

これ、マジな話だ。
「教訓・ドライスーツはケチるな」。
ドライスーツが高額なのには理由がある。ジェットの一流ブランドで最新モデル。これだけは譲れない。
三流ブランドで型落ちモデルは、銭失いになりかねませんぞ!
ドライスーツ残酷物語の武勇伝(?)は本当によく聞く話なのである。


着用のドライスーツは、「KOOTA THERMAL FULLDRY(クエーキーセンス)」。非常に動きやすく、動けば動くほど温かくなる。ちなみに私は、ジェットに乗るとき、1年で一番長い期間着ているのが、このドライスーツだ。

■KOOTA THERMAL FULLDRY
価 格:72,800円+Tax
サイズ:S、M、L、XL
カラー:BLACK
取り扱い:BROI(クエーキーセンス)

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