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「US クルマ ブランド ランキング」これを知らなくてクルマ好きといえない!【Ver.1】コンシューマー・ レポート BEST 26 発表 「26位~20位」(水上バイク)ジェットスキー

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32万9,000台のカーユーザーが選んだ「本当に信頼できるクルマ」

アメリカの自動車信頼度「コンシューマー・レポート」の2020年版が発表された!

「コンシューマー・レポート」とは、今から84年前に創刊されたアメリカのメジャー月刊誌が、独自の方法で行う比較検討調査の結果をまとめたレポートのことだ。
この結果は、毎年発行される「自動車特集号」に掲載されているが、今年は11月に最新の調査結果が発表された。このランキング内容は、アメリカ国内における新車・中古車販売に多大な影響を及ぼすとされている。

最新版では、2000年~2020年までのモデル32万9,000台のユーザーから、性能やトラブル、満足度、信頼性などのデータを集めて分析している。
同誌では、このレポートの内容を基に、誌面を通じて、製造元には「品質の向上や改善」を、アメリカ政府には「法規制の整備」などを訴えている。

我々が良く知っているブランドを、アメリカ人はどのように考え評価しているか

今回は、全部で26ブランドの評価が掲載されている。ここでは、そのうちの下位にランキングされた20位~26位までをカウントダウン方式で紹介し、それぞれの総評を掲載する(上位は順次紹介していく)。
これはあくまで、アメリカの雑誌が独自に行った調査であり、32万9,000台のユーザーが評価したものである。国内での認識とは、異なる結果もあるかもしれない。意外なブランドが、低い評価を受けていることに驚く。

今、世の中は、EV化に向かって一気に突き進んでいる。
しかし、「コンシューマー・レポート」では、「良いEV車」と「悪いEV車」を明確にし、全く手加減していないのが面白い。


第26位 Lincoln(リンカーン)

前回の15位から順位を11位下げ、最下位となりました。

リンカーンといえば、伝統的に信頼性が高かったセダン「Continental(コンチネンタル)」や「MKZ」が生産中止になった。

リンカーンのラグジュアリーブランドは、プラットフォームをフォードブランドの車と共有し、豪華で装備の充実したモデルを提供しています。今回は、共有している、フォードのSUVのプラットフォームに不具合があることが発覚したため評価が低かった。

「Aviator」ではインストゥルメントクラスタやインフォテインメントシステム、ドライブシステム、キーレスエントリーに問題があった。「Corsair」は雨滴検知ワイパーで、「Nautilus」はトランスミッションで不具合があった。Nautilusの一部のトランスミッションは交換が必要だったという。

ここ最近、リンカーンはセダン市場よりも、アビエーターやコルセア、ノーチラス、ナビゲーターといった、SUVをプッシュしています。しかしその信頼性は、トラブルが報告されたため、全メーカーの中で最下位という悲惨な結果になってしまった。


リンカーンブランドで、最も高い評価だった「Lincoln Corsair」。それでも、全体的にスコアが低い。。
モデル別ポイント/Corsair:14ポイント、Nautilus:9ポイント、Aviator:2ポイント。
【画像】Ford Motor Company公式HPより

第25位 Tesla(テスラ)

前回の23位から順位を2位下げ、25位となりました。

テスラは、革新的な企業です。電気自動車だけを製造しているアメリカの会社です。

ロードスターを発売し、その後、モデルSハッチバックとモデルX SUVを発売しました。
無線通信のデーター・アップデートや、ドライバーアシストシステムなどの革新技術や、感動的な走行距離で知られています。

「モデル3セダン」は、ブランドの魅力を広げました。最近、発売されたモデルYクロスオーバーも含まれており、300マイル以上の走行距離を実現しています。

近い将来、ピックアップトラックと第2世代ロードスターが登場すると言われています。


「Model 3セダン」は、Teslaブランドのなかでは最高の53ポイントを獲得、ブランドの魅力を広げたと言われている。

モデル別ポイント
/Model 3:53ポイント、Model X:31ポイント、Model S:26ポイント、Model Y:5ポイント
【画像】Tesla公式HPより


モデル最低の5ポイントの「Model Y」。「Model Y」は、2020年1月に生産を開始したテスラ初のSUVである。

「Model Y」は不評だった。理由は、発売初年度の新車でありながら、車体パネルが上手く嵌めこまれておらず、修理が必要だったことや、塗装の不具合などが指摘されたからだ。
「コンシューマー・リポート」のシニアディレクターは「Model Yの問題がなければ、テスラの総合ランキングがもう2つか3つ上だった」とコメントしている。
新車の信頼度が問題視されることはよくあるが、Model Yの場合、「塗装やパネルなど、ごく初期段階で対処しているはずの基本的な問題が出てきたことに驚きを隠せないし、失望を感じる」と言われている。

【画像】Tesla公式HPより


第24位 Volkswagen(フォルクスワーゲン)

前回の27位から順位を3位上げ、24位となりました。

フォルクスワーゲンのほとんどのモデルが、堅実でレスポンスが良く、楽しいドライブができる車で、競合車よりもプレミアム感があると言われています。一般的に、俊敏なハンドリング、しっかりとした快適な乗り心地、足回りの素晴らしさが好評です。

フォルクスワーゲンのGolfは、運転するのが好きになれるコンパクトカーのひとつですが、GTIはより楽しくて手頃な価格でスポーツテイストを味わえるハッチバックです。
アトラスとティグアンは競争力があることが証明されており、新しいアトラス・クロススポーツが、製品ラインをさらに活性化させています。

しかし、SUVではほとんどが標準を下回っています。


「Volkswagen Golf」。
モデル別ポイント/Golf:82ポイント、Tiguan:31ポイント、GTI:29ポイント、Atlas:19ポイント、Jetta:19ポイント。

このように、Golfが圧倒的である。同じブランドでも、モデルによってこれだけ差が出ている。
「Golf」は、外観、インテリアの雰囲気が洗練されたデザインで統一されている。ドライビングフィールは、他のコンパクトカーを完全に凌駕しており、それに見合った価格設定だ。ハンドリングが非常に良く、運転するのが楽しくなる。乗り心地は快適で、コンパクトなボディに反して、後席座席も比較的広い。秀逸なモデルとなっている。
【画像】Volkswagen公式HPより

第23位 Mini(ミニ)

前回の10位から順位を13位下げ、23位となりました。

BMWがデザインとエンジニアリングを担当したMiniは、クラシックな英国のランナバウト(気軽に走りまわれる乗り物)の魅力を体現しています。
ベースとなる2ドアのクーパーは、地面にぴったりとフィットする、俊敏な前輪駆動のハッチバックです。

クーパーSのバージョンは、よりスポーティなサスペンション設定と爽快なエキゾーストノートを備え、より速くなっています。 オール電気モデルも用意されています。

小型SUVの「カントリーマン」。

モデル別ポイント/Countryman:45ポイント、Coope:28ポイント。

SUVのような形のCountryman(カントリーマン)は、1.5リッター3気筒ターボと、2.0リッター4気筒ターボのどちらかが選べる。また、前輪駆動と全輪駆動が用意されている。
パフォーマンス重視の「John Cooper Works(ジョン・クーパー・ワークス)や、AWDプラグインハイブリッドバージョンも用意されている。

小さなボディのわりに、広々とした室内のCountrymanは、驚くほど快適な広さの後部座席を備えている。ハンドリングも俊敏で素晴らしく、乗り心地もしっかりとしている。運転することが楽しくなるモデルである。BMWが開発したナビゲーションシステム「iDrive」が装着されている。
【画像】MINI公式HPより


第22位 Ford(フォード)

前回の16位から順位を6位下げ、22位となりました。

フォードは、さわやかなハンドリング、吸い付くような乗り心地、そしてしっかりとしたクルマのイメージで知られています。
Eco Boostエンジンは、良い性能を持っていますが、燃費はそれほど良くありません。

ピックアップトラックとSUVのモデルは良く売れています。

また、新型の電気自動車マスタング「Mach-E SUV」でEV市場にも参入しています。

2020年に再設計されたエクスプローラーとエスケープの信用度が低い。

SUV「Edge(エッジ)」だけが平均以上のスコアを獲得しています。


モデル別ポイント/Edge:69ポイント、フォードブランド最高の69ポイントを獲得した「Edge(エッジ)」。

「Edge」は、広々とした室内空間と、それに見合う十分な運動能力を兼ね備えたSUVである。8速オートマチック・トランスミッションと2.0リッター4気筒ターボエンジンが、静かでスムーズな力強い加速を実現している。
高性能モデル「ST」にはV6ターボとAWDを設定。安定した乗り心地、俊敏なハンドリングで、他の高級SUVと比べても見劣りすることはない。

2021年モデルには、新しいインフォテインメントシステム「Sync 4」が搭載され、「Android Auto」と「Apple CarPlay」の接続が可能。
安全装備としては、前方衝突警報、歩行者検知機能付き自動緊急ブレーキ、ブラインドスポット警報、後方交差交通警報、車線逸脱警報、車線維持支援などが標準装備されている。
【画像】Ford公式HPより


モデル別ポイント/Fusion:56ポイント、Mustang:53ポイント、F-250:48ポイント、Expedition:46ポイント


モデル別ポイント/F-350:42ポイント、Ranger:29ポイント、EcoSport:28ポイント、Escape:10ポイント


評価ポイント1と、酷評を受けた「Explorer」。新車価格も「$32,225 ~ $54,480」と、Edgeの「$31,100~ $43,265」と価格帯も近い。なのに、評価がまるで違う。同じブランドなのに、オーナーは泣きたくなるだろう……。

「Explorer」の悲惨な評価の原因は、発売初年度の新車でありながら、ドライブシステム、車載電子機器、エンジンやボディーなどハードウェア面の問題に加えて、トランスミッションに問題があり、交換が多発した。

ハイブリッドモデルもあるが、燃費よりもパワーに焦点を当てて製作されているそうで、それについても不評である。

この「Explorer」の不評がブランドの信用を下げた要因だった。


【画像】Ford公式HPより

第21位 Cadillac(キャデラック)

前回の30位から順位を9位上げ、21位となりました。

GMのフラッグシップブランドは、エッジの効いたスタイリングと上品なインテリアを備えた車とSUVを製造しています。

現行モデルは、ハンドリングの俊敏性に重点を置いています。

キャデラックは、デザインを一新した「エスカレード」や新型の「CT4」「CT5セダン」など、積極的にモデルラインのオーバーホールを行っています。

ドライバーアシスト機能「スーパークルーズ」は最高です。


「XT-5」。
モデル別ポイント/XT5:57ポイント、XT4:20ポイント。

「XT5」というSUVは、ドイツのライバル車ほどスポーティでなく、レクサスRXほど贅沢ではない。3.6リッターV6エンジンか、2.0リッターターボ4気筒エンジンのどちらかが選べる。どちらも9速オートマチック。
V6エンジン搭載車でのテストでは、それなりの加速性能を発揮したものの、少し物足りなさを感じるかもしれない。乗り心地は、高級SUVにしては硬すぎるが、最上級グレードのアクティブ・ダンピング・サスペンションに関して言えば、その点は少し改善されている。
快適なフロントシート、優れたフィット&フィニッシュ、そして静かなキャビンが、このクルマにラグジュアリーなオーラを与えている。安全機能として、前方衝突警報、歩行者検知機能付き自動緊急ブレーキ、車線逸脱警報、レーンキープアシストを標準装備。ベースモデルを除く全車にブラインドスポット警報とリアクロストラフィック警報が付けられている。
【画像】Cadillac公式HPより


第20位 Mercedes-Benz(メルセデスベンツ)

前回の21位から順位を1位上げ、20位となりました。

メルセデスベンツのような高級車は、豪華な乗り心地、非の打ちどころのないインテリア、静かなキャビン、先進の安全システム、歯切れの良いハンドリングのすべてを持っています。

Cクラス、Eクラス、Sクラスのセダン、GLS、GLEのSUVなどのモデルは、非常に優れたパフォーマンスを発揮します。AMGの高性能バージョンは、サーキット走行に強いマシンです。

メルセデスは、AクラスやGLA、GLBのSUVなど、より手ごろな価格のモデルもいくつか提供しています。電気自動車のEQC SUVも予定されています。

信頼性は全ブランドの中で1/3以下にランクされていますが、この原因は、再設計されたGLE SUVにあります。今回の調査で、最も信頼性の低い新型車の1つです。


65ポイントの高い評価を受けた「C-Class」。
モデル別ポイント/C-Class:65ポイント、GLC:50ポイント、E-Class:43ポイント、GLE:1ポイント。

「C-Class」は、運転していて楽しいクルマだ。ベースは、2.0リッター4気筒・ターボエンジンを搭載。素早いステアリングレスポンスと、快適な乗り心地を兼ね備えている。複雑なインフォテイメントシステムをマスターするのには、少々時間がかかるかもしれない。オプションで自動ハイウェイステアリングが用意され、自動緊急ブレーキが標準装備されている。
2020年モデルの変更点は、新しいプラグインハイブリッドモデルの導入、ブラインドスポット警告の標準化、インフォテインメントシステムの10インチスクリーンの大型化など。
【画像】Mercedes-Benz公式HPより

評価ポイントは1ポイントと、メルセデスベンツの評価を下げた「GLE」。
走行時、「GLE」は非常に静か。エンジンは255馬力、2.0リッターターボチャージャー付き4気筒エンジン。乗り心地は快適だが、ハンドリングが鈍いという。パワーウエイトレシオによる弊害なのか、メルセデスベンツというブランドに似つかわしくない悪い評価を受けた。
アップグレード版の「GLE450」には、強力な3.0リッターターボ6気筒エンジンを搭載。鈍さは改善されていると思われる。また、2021年には、アップレベルのGLE 63 Sの603馬力、4.0リッターV8ターボエンジンが発売されるという。
「GLE」には、インストルメントパネルとセンタースクリーンを含む1つの大画面を備えた新しいインフォテインメントシステムを付属。オーディオ、電話、ナビゲーションなどの設定が、タッチスクリーン、タッチパッド、またはハンドルのタッチセンシティブコントロールを介して変更することが可能。音声コマンドは、システムの使用に際し、非常に気が散って使い辛いといわれている。
【画像】Mercedes-Benz公式HPより


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これを知らなくてクルマ好きといえない!【Ver.5】コンシューマー・ レポート「US クルマ ブランド ランキング BEST 26」「4位~1位」はコチラ

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