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今、一番トレンドなヘルメットペイント 第2回 ジェットスキー(水上バイク)

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ヘルメットから、「最先端デザイン」が見えてきます

ヘルメットのデザインは、その人となりを映す鏡。よほど、決まったデザインのヘルメットを被らなければならないというのでなければ、唯一、「その個人」を主張できるアイテムなのです。F1などでも、マシンはスポンサーをアピールをするためのもの。ヘルメットは、そのレーサー個人をアピールするためのものと考えられています。だからこそ、「格好良く」なければいけない。 時代ごとに流行のデザインも変わってきます。

ここで紹介するヘルメットは、その人に似合うデザインで、さらに流行も押さえているものばかり。そんな最先端のデザインを紹介していきます。第2回は、横山亜土夢選手と、ペインターでもある佐々木宏樹氏のヘルメット。彼のデザインは、依頼人によって作風が全くが変わります。常に、我々の目を楽しませてくれます。

横山亜土夢モデル/ペイント:ヒロキックスデザイン

Case1:コンセプトは、右半分が「アメリカ」、左半分が「日本」



今年2019年10月に、アメリカで行われるワールドファイナルに出場する横山亜土夢(アトム)選手(13歳)からの依頼でペイントしたもの。横山選手からのリクエストは、「自分の亜土夢(アトム)という名前から、“鉄腕アトム”、“アメリカ”、“日本”。この3つの要素を入れてほしい」でした。それで完成したのが、「桜吹雪と鉄腕アトムと星条旗の星」をデザインしたヘルメットです。

佐々木宏樹モデル/ペイント:ヒロキックスデザイン

Case2:コンセプトは、自分自身の「オリジン(原点)」


チュッパチャプスが走ってくる。佐々木宏樹氏は、JJSF参戦中のプロライダーでもある。



佐々木氏への取材をするなかで、「最も思い入れが薄いと感じるのが、自身のヘルメットデザイン」というように話したのがこのヘルメット。デザインコンセプトを聞くと、「昔からこの絵が好きで、自分の乗っていたバイクのタンクにも描いていた」と言うだけだった。個人的に、私はこのデザインはかなり好きだ。前から見たら「チュッパチャプス」の包装紙そのもの。後ろから見たら「ドナルドダック」。世間の人が誰でも知っている強烈なキャラクター2種類が混在しているのに、デザインに全く違和感がない。「彼は天才では」と、私は密かに思っている。しかし、これだけ爽やかなデザインだと、このヘルメットを被れる人は限られる。悔しいが、私は絶対頼めない。

ペイント/ヒロキックスデザイン

「日本で一番、ジェットスキーのペイントを手掛けるペインター」このヘルメットをペイントしているヒロキックスデザイン(佐々木宏樹氏)の記事はコチラ

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