国内では、まだ2021年のラインナップが発表されていないが、海の向こうのアメリカでは、早くもスーパージェットのカスタムパーツが販売されている。
リバ・レーシングは、ニューモデル開発時からメーカーとデータを共有し、パーツ開発を進めている。
アメリカでのニューモデル発表から1カ月程度で、完成度の高いパーツを作成し、レビュー動画をアップしている。
今回、リバ・レーシングのオフィシャル動画4点を、編集部が独自に翻訳した。この動画を見ながら、イメージを膨らませるのも楽しい。スーパージェットの販売が待ち遠しい限りだ。
1990年、ヤマハは650ccの2ストロークエンジンを搭載したスーパージェットを発表した。30年後の2020年、すべての設計を根本的に見直し、1,050ccの4ストロークエンジンを搭載した新しいスーパージェットを発売した。
コンパクト設計の4ストロークエンジンを搭載したことで、長さが7インチ(17.78cm)、幅が3インチ(7.62cm)、高さが5インチ(12.7cm)増えただけとなった。
ハンドルポールは3ポジションのアルミ製で、最大2インチ(5cm)まで伸ばすことができる。
レースにインスパイアされたハンドルバーと、デッキが広くなったことで、船体の上での移動も容易にできる。
ボーディングハンドルをウォーターラインに移動。船体を改良して、静的安定性と動的安定性を向上させた。3ポジションのクイックターンシステムを新たに採用。新たに設計されたライドプレートは、素晴らしいハンドリングを約束してくれる。
スーパージェットに使われているエンジンは、定評のある「TR1エンジン」。1,050cc 4ストロークマリンエンジンは、50ステートキャブとEPAに準拠しており、7,300 rpmで102馬力を発生する。このパワーは、水上での驚くべきパフォーマンスを実現している。
最高時速は55マイル(約88.5km/h)と、前のモデルよりも時速10マイル(約16km/h)速い。
またビギナーライダーのために、エンジン出力下げる「Lモード」も搭載されている。エンジン出力を85%まで下げて、最高速度を時速40マイル(約64.4km/h)に制限するものである。
新しいヤマハ・スーパージェットは、2021年の最もホットなウォータークラフト(水上バイク)のひとつになるだろう。
水の上でお会いしましょう。
今回の製品レビューでは、4ストローク、ヤマハ・スーパージェット用のパワーフィルターキットについて説明する。
これは純正のYAMAHAエアボックスである。見ての通り、非常に大きくてかさばるプラスチック製で、ECUは側面にマウントされている。
特大の大流量フレームアレスターは、ステンレス製のエレメント、ステンレス製のキャップ、ステンレス製のベースプレートを備えており、ボンネットから離れた場所に配置されている。
付属のエンジンブリーザーキャッチカムと一緒に、すべての純正電装品の取り付けポイントを持つアルミ製ブラケットを製作。オイルキャッチ缶は、エンジンの吸気口からパワーを奪うクランクケースの蒸気を排除し、クラフトが横転したときに潜在的なオイルのハイドロロックからエンジンを保護してくれる。
パワーフィルターキットを装着したエンジンルームは、コンパクトなデザインでエンジンの作業スペースを確保してくれる。
ヤマハ・スーパージェット用フリーフローエキゾーストキットのレビューをする。
フリーフローエキゾーストキットは、ウォーターボックスと排気口の間にある制限のあるサウンドサプレッションシステムを交換し、背圧を下げることでパフォーマンスを向上させ、アグレッシブなサウンドを実現する。
これは、頑丈な5プライで作られたフリーフローエキゾーストキットだ。
このキットをボンネットの下から見てみよう。このキットが、エンジンルーム内をきれいにしてくれる。2つのホースクランプが、あなたの作業の余地を広げてくれることだろう。
これは、2021スーパージェット用の「リバ・ヘビーデューティーポールスプリング」である。
ご覧のように、純正スプリングのテンションはほとんどなく、非常に重いハンドルポールを使用している。
このハイテンションのポールスプリングは簡単に取り付けられ、ライダーの疲労を軽減する羽根のように軽いポールの感触を提供する。
関連記事
2021年 BRP SEA-DOO(シードゥ)ニューモデル
2021年 ヤマハ マリンジェット ニューモデル
2021年 カワサキ ジェットスキー ニューモデル
世界的アフターパーツメーカー RIVA Racing(リバ・レーシング)とは
どのメーカーの水上バイクが壊れないの?
今、「初心者」が、買うべき水上バイクは?(ジェットスキー)