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日本人ライダー「ジェットスキーワールドカップ 2019」ダイジェスト「Pro Freestyle」

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日本人ライダーを含む、「ジェットスキーワールドカップ」を盛り上げたライダーたちをカテゴリーごとに一挙に紹介

昨年12月にタイで行われた「ジェットスキーワールドカップ」のダイジェスト版。このレースの詳細は、電子書籍1月10日配信の「2月号」に掲載します。雑誌という性質上、どうしても本誌では表彰台に上がった選手しか取り上げることができません。結果は残らなくても、健闘して、会場を沸かせた日本人ライダーがたくさんいます。

この記事は、レースを盛り上げた海外のライダーと、日本人ライダーの健闘を報告します。今回は「Pro Freestyle(プロ フリースタイル)クラス」です。山本汰司選手、フリースタイルクラスの世界チャンピオン、おめでとうございます。
そのほかのクラスも、順次公開していきますので、お楽しみに!

Pro Freestyle Class

今大会、フリースタイルは日本人一色染まった。写真を撮っていると、会場にいるタイ人たちから「お前たち、すごいよ」と、なぜか私が称賛された。この大会で、タイにいる人は「フリースタイル=日本人」と思ったことだろう。日本人フリースタイラーが出てくるたびに、自分の想像を超えた高さの演技を見られると思っている。まるで、アニメのキャラクターのような扱いだ。

過去にこの大会のフリースタイルクラスは、村尾高明選手塚本晴樹選手和氣正季選手坂井田和明選手、そして、今回勝った山本汰司選手が2016年にタイトルを獲得している。願わくば、この状態がこれからもずっと続きますように……。

優勝は、山本汰司選手(写真中央)。日の丸を掲げて喜んでいた。2位が昨年のチャンピオン、アメリカのマーク・ゴメス選手、3位がイギリスのリー・ストーン選手。4位が坂井田和明選手、5位が福田憲男選手。日本人が3人も表彰台に上がったからか、「今年のフリースタイルは日本人」というのがタイの評価だ。

写真左から、福田憲男選手、岡本輝正選手、坂井田和明選手、山本汰司選手。

岡本輝正選手のバレルロール。岡本選手が飛ぶと、「高さ」で会場が沸く。彼はフリースタイルに積極的に取り組んで、世界へのチャレンジも続けている。練習熱心で実力のある選手なので、今年は結果に繋がることを望む。

写真左下:再び世界を狙う坂井田和明選手。今大会、日の丸を持って登場した。写真右下:左端が福田憲男選手、右端が岡本輝正選手。

福田憲男選手の高さのあるエアリアルトリック。福田選手が出てくると、英語のアナウンサーがいきなり「Noriyoー!(ノリヨー!) Noriyoー!」と、絶叫しながら連呼する。彼は、見ている人間に何かを感じさせる選手である。

人気の秘密は、福田選手がこんな笑顔で演技をしているからかもしれない。見ているオーディエンスも笑顔になる「笑顔のスナイパー・福田憲男」。

坂井田和明選手の代名詞「マドンナフリップ」。

坂井田選手のワンフットバックフリップ。元世界チャンピオンの演技は、ギャラリーを惹きつける。

優勝した山本汰司選手。

演技途中に繰り出された超難度の大技「540(ファイブ・フォーティ)からのダブルバックフリップ」が勝負を決めた。現在、この技ができるのは、世界で山本選手とリー・ストーン選手の2人だけだ。

もし、今回、山本選手に心残りがあるとすれば、最大のライバルであるリー選手がミスを犯したことだろう。山本選手の希望は、単なる優勝ではなく「世界ナンバーワンの実力」と認められること。完璧な演技をしたリー選手にガチで勝つことで、その称賛が得られると知っている。

上の写真は、チームBUN FREESTYLEとリー・ストーン選手。写真左下:左がリー・ストーン選手、右が渡部文一氏。

写真中央でサムズアップしているのが荻野広行氏。日本人の彼が、2位のマーク・ゴメス選手のマシンチューニングを手掛けている。

2位になったマーク・ゴメス選手。とにかく彼は上手い選手だ。

3位のリー・ストーン選手。実力的には世界ナンバーワンであることは間違いない。


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