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【速報】1万ドルの賞金Get !「2023 LIQUI-MOLY PRO WATERCROSS INTERNATIONAL CUP」のプロスキー最高峰クラスで小原聡将選手が優勝。鎌田六花選手もウィメンクラスでタイトルを獲得する

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この大会の最高峰クラス「Pro Ski GPクラス」で見事に優勝を飾った小原聡将選手。

「2023 LIQUI-MOLY PRO WATERCROSS INTERNATIONAL CUP」、9月28日~10月1日までレイクハバスで開催

「2023 LIQUI-MOLY PRO WATERCROSS INTERNATIONAL CUP」が、9月28日~10月1日の4日間、アメリカ・アリゾナ州のレイクハバスシティにある「ハバスリビエラマリーナ」で開催された。
今年のPRO WATERCROSS(プロ・ウォータークロス)のナショナルツアーは全6戦行われ、このINTERNATIONAL CUP(インターナショナル・カップ)が最終戦となる。

プロ・ウォータークロスは25年の歴史を持っているレースで、1995年にニューヨーク州北部のローカルレースとして始まった。
プロウォータークロスツアーのイベントプロデューサー「UWP」は1998年に、国際ジェットスポーツボート協会(IJSBA)のワールドファイナルへの出場権を得るため、アメリカ北東部(リージョン8)の世界予選レースを開催している。
2014年にUWPは、ツアー名を「プロ・ウォータークロス・ツアー」に改称している。
アメリカのナショナルツアーが中止になったあと、UWPがプロモーターを担当する時期もあるなど、アメリカのジェットスポーツでは名の知れた存在である。

このインターナショナル・カップのプログラムの面白いところは、メインとなるプロクラスが9月30日土曜日に行われること。

普通、メインのクラスは最終日になる大会が大半なのに、わざわざ土曜日にメインクラスを行い、日曜日にはジュニアクラスのレースが行われた。
日曜日のイベントは、ジェットレースの「ナンバーワンファン」であり、世界中のジュニア・ライダーをサポートしてきたネドラ・アトウッド氏に敬意を表したものだ。

小原選手は、MOTO 1でマシントラブルが発生し、ほとんどポイントが付かなかった。しかし、MOTO2とMOTO3でトップフィニッシュ。奇跡の逆転を見せてくれた。

29歳の小原聡将選手、スキークラスの最高峰「プロスキーGPクラス」で見事に優勝

小原選手は、子供のころからジェットに乗っている珍しい選手である。もちろん、日本の法律では16歳にならないと船舶免許が取得できないため、12歳のときから海外でジェットに乗りレースに出場してきた。
まだ若いがレース歴は長い。免許制度のないヨーロッパやアメリカのレースで腕を磨き、ジュニアクラスの世界タイトルも獲得している。

2019年11月、25歳でプロの競艇選手となった小原選手は、ボートレースに出場する傍ら、ジェットのレースにも出場している。競艇とジェットの「二足のわらじを履く」レーサーである。

優勝トロフィーを持つ小原選手と鎌田選手を囲むチームの面々。

会場となったハバスリビエラマリーナ。毎年、ワールドファイナルの会場となる場所のすぐ近くだ。

「無冠の帝王」の返上なるか!? 12月にタイで行われる世界大会に期待が高まる

小原選手は、国内のジェットレースの世界では「日本最速」との呼び声も高い。実力的には群を抜いているはずが、なぜか未だに「無冠の帝王」なのである。
編集部が国内外のレースを見てきて思うことは、今、「日本人初の世界チャンピオンになれる確率が最も高いレーサー」が、この小原選手である。

このスポーツが始まった1980年代後半から現在まで、ジェットスポーツの歴史の中で「スタンドアップの最高峰クラスでの日本人チャンピオン」はいない。

昨年12月にタイで行われた世界選手権でも、小原選手はベルギーのクエンティン・ボッシュ選手にあと少しのところで届かずタイトルを逃している。しかし、ここまで「世界」に手を掛けた選手は日本人ライダーにはいなかった。
また、子供のころから世界中のジュニアクラスのライダーのなかで揉まれてきたことで、他の日本人ライダーよりも明らかに外国人選手に対しする苦手意識が低いように感じられる。

今回、アメリカで行われたプロ・ウォータークロスの最高峰クラスで勝利したことで、12月にタイで開催される世界選手権大会へのいい弾みになることを期待する。

Pro-Am Womens Ski Stockクラスで優勝した、鎌田六花選手。

小原選手のマシンコンストラクター、藤江功一氏。今回の写真も全て藤江氏からの提供だ。 世界的マシンコンストラクターの面目躍如! おめでとう。

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