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”チョット立ち読み” ワールドジェットスポーツマガジン「 2023年 8月号 」 ただ今、まるごと1冊”無料公開中” 「今のトレンド!ジェットの悪口に負けるな! ジェットスキー(水上バイク)

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編集部・巻頭コラム

 

悪口を書いて、新艇のパンフレットをめくる人々

ヤフーニュースに、ジェット関連のニュース記事を掲載すると、決まって書き込まれる「ヤフコメ民」の心無い"悪口"!

私が呆れるのは、このように「水上バイクは悪」という“書き込み”をする うちの一定数が、次に読む記事は「各社ニューモデル・ラインナップ」であるということ。

何だ、ジェットが 欲しかったり、興味があるのなら「悪口を書くな」と言いたい。

しかし、新艇の価格を見て絶望するのか分からないが、新しい記事を配信するたびに「ネガティブなコメント」を書き込むモチベーションとなっているようだ。


「水上バイクの“ネガティブ”キャンペーン」を張る"ヤフコメ民"の心理とは!

否定的なコメントを書き込む 彼らの頭の中には、「馬鹿な水上バイクユーザー」しかいない。

コメント欄で悪口を書く人が、どれだけジェットのことを知っているのかは“疑問”だ。

しかし、彼らの頭の中にある「水上バイクユーザー」には、まともな人は“一人も”いない。

悪意のあるニュース映像が原因なのか、過去に陸上でジェットのオーナーにスゴまれたかは知らないが、「100%のジェット = 悪」という“思い込み”が出来上がっている。

なぜ“思い込みか”というと、すべてのユーザーが悪人なわけがないからだ。

「ジェット=悪」なのだから、「水上バイクは消えてなくなれ」と主張しても許されると思っているのだ。

彼らにとって「水上バイクのネガティブキャンペーン」は 当たり前の“正義”であり、ある種の“社会貢献”活動なのである。「ジェットの悪口=正義の行い」なのだ。

お願いだ!さすがに、そろそろご勘弁願いたい。


「マナーの悪い一部の人」と「ヤフコメ民」の共通の恐怖

ヤフコメに関しては、「ジェット=悪」であり、“正義のため”に書いていると思っているのだから、他人には“止めよう”がない。

しかし、冷静に見てみると そんな書き込みは、「ごく一部」なのだ。

ヤフコメに関しては、誰が書き込んでも どんな内容でも「1件」として掲載される。

1,000人が“イイネ”を押しているコメントでも「1件」だし、誰も支持していないコメントでも「1件」だ。


「あと少し」知識があれば、避けられた悲劇

ジェットは1台でも目立つが、集団なら、さらに目立つ。

数年前、漁をしている小舟の横を通り過ぎ、引き波を浴びせてひんしゅくをかった水上バイクの集団が、テレビで放映された。

ニュース内では「猛スピードで走る“水上バイク”の集団」と言われていたが、映像を見ていると先頭のジェットはキチンと“減速”していた。

数台のジェットが一列で走ってきたが、漁船を見つけたのでスピードを落としたのだ。

悲しいかな、そこまで気を使うなら絶対に引き波が小舟に影響しないくらい、もっとスピードを落とすべきであった。

走っていたジェットが1台だけなら、あのくらい減速していれば問題がなかったと思う。しかし、後ろに何台か連なっていた。

もっと言うと、後続艇も先頭艇に合わせて“減速”していた。

だが、いくらスピードを落としても、「数台分の引き波」は想像以上の波となる。

当然の話だが、数台分の引き波が漁師の小舟を襲うのは、“ジェットが通り過ぎたあと”からだ。


「知らなかった」ことが一番の問題

ジェットの集団にしてみれば、減速しておとなしく“通り過ぎた”つもりだったのだろう。

しかし、台数が増えたことによる引き波の影響までは想像できなかったに違いない。

アナウンサーは 鬼の首を取ったように、「猛スピードで走り抜けて行きます。

漁師さんが危ない目にあっています」と言い、次に被害にあった漁師へのインタビュー映像が流れた。

私は、映像を見ていて悔しかった。

せっかくスピードを落としているなら、漁をしている小舟の“もっと手前”で、“もっと減速”し、「明らかに、気を使っています」という対応で、全員が徐行すれば文句は言われなかった。


ジェットのイメージを「低下させた人」と「低下させる人」

ジェット関連の話題は、共通して良い印象を持たれない。

だから、ジェットに対する否定的なコメントが出ると、一定数の“イイネ”が押される傾向がある。

自分の正義を同じように分かってくれる人がいると、承認欲求が満たされて元気になり、さらにジェットを叩く。

コメント欄に書き込まれるネガティブなコメントは、虚偽も入り混じって「呆れる内容」が多い。

しかし、ジェットのことを何も知らず、先入観もない人がコメントだけ読んだら、「こんなに“ひどい乗り物”なんだ」と、素直に信じてしまうかもしれない。

「ジェットのイメージを低下させた」一部のマナーの悪いユーザーと、同じく「ジェットのイメージを低下させる」ために日々頑張る一部のヤフコメ民。

普通のジェット乗りのイメージを守り続けるには、この「一部の人たち」と“戦う”必要があるのだ。


いい行いは100人が “やっても”目立たないが、悪い行いは「1人」でも目立つ

マナーの悪いユーザーには、「マナーの改善」と「認識を改めてもらう」ことが大事だし、ネガティブキャンペーンを張る“ヤフコメ民”には「真実への理解」が必要だ。

しかし、そんなところで戦うよりも、我々ジェットユーザーが、「素敵に振舞えれば」それで“解決”する話である。

確信を持って言えるのは、「100%のジェット = 悪」ではなく、まともなユーザーや、人として尊敬できる素敵なユーザーは大勢いるということだ。

先月、シーバードジャパン会長である竹長 潤氏にインタビューした際、「水上バイクのユーザーが、“誤解されている”ことに 本当に腹が立つ」と言われた。

私はそのとき、真夏のゲレンデで毎年目にする“絵に描いたような馬鹿なユーザー”の姿が頭に浮かんだ。

竹長会長の話に、「私も同感です」と言いたかったが、「言われても仕方ない」という気持ちも同時に沸いていた。


「悪い人たち」は、本当に「ごく一部」なのか?

真冬に、悪いユーザーを見ない。

「悪」は、真夏になると出てくる。

真夏にしか現れない「悪」は、免許を持っているのかさえも怪しいと、個人的には感じている。

残念なことにランナバウトは、ジェットに座ってアクセルを開ければ 誰でも走らせることができる。

誰かのジェットを借りてメチャクチャに走っても、陸で見ている人には、その人が無免許かどうかなんて判断がつかない。

単なる「危険走行を繰り返す、“危ない”水上バイク」の出来上がりである。

真夏のピークの水辺に こういったジェットが数台いたなら、「ごく一部の人」ではすまされない。


「時代」が我々に「与えたもの」と「奪ったもの」

『LEON』を作った張本人が「ラグジュアリーは、それを身に着けるのに 相応しい人が 持たないと おかしい」ことを、「皆が 気付いてしまった!」と 話す時代が来ている。

「多様性の時代」といわれ、瞬時にインターネットから“欲しい情報”が得られる今、昔のような「月に一度の月刊誌」では、情報のスピードも 精度も 間に合わない。

本誌が目指すのは、ジェットユーザーも そうでない人も、両方が 楽しめる 記事作り。



ワールドジェットスポーツマガジン「2023年 8月号」まるごと1冊・無料公開中! 【シーズン到来"210ページ超え" の大増量。時間がナイと読めません!】

ワールドジェットスポーツマガジン「2023年 7月号・CONTENTS」

最新号の目次&内容

特集1 NEGATIVE CAMPAIGNING We Love Jet
  
 ―ジェットは素敵な乗り物だ!―

特集2 RESPECT Real 440
       ―夢が叶う日・憧れ続けた「プレーンな440」に試乗

特集3 Comparison of Yamaha and Sea-Doo
       
―パルアップ・ダーさんのリアル検証・YAMAHA vs Sea-Doo

特集4 Electric hydrofoil board "LIFT eFoil" 
       ―3輪トライク・カンナム スパイダー RT 試乗

CONTENTS・WORLD JET SPORTS MAGAZINE

特集1 NEGATIVE CAMPAIGNING We Love Jet
  
 ―ジェットは素敵な乗り物だ!―



特集1 NEGATIVE CAMPAIGNING We Love Jet
  
 ―ジェットは素敵な乗り物だ!―

近年、これ以上にないほど、ジェットのイメージが悪い。

水上バイクは「危険」、「世の中に必要ない」というネガティブなコメントを目にする。

少し冷静に考えれば、理解できるはずだがジェットは “ただの機械”である。

「悪質な水上バイク」も、よく聞く言葉だ。

しかし、そんなモノは世の中に存在しない悪質な “乗り手”がいるだけだ。

だから、声高にネガティブな主張をする人たちのことは放っておけばよいと、考えていたが、そうもいかない。

明石の「水上バイク危険走行」がマスコミに騒がれて以来、被害は甚大だ。

新規の免許取得者数や、新艇の販売台数が確実に減少している。

そろそろ、ネガティブキャンペーンと真剣に向き合い、終わらせたいと切に願う。





特集2 RESPECT Real 440
       ―夢が叶う日・憧れ続けた「プレーンな440」に試乗



特集2 RESPECT Real 440
       ―夢が叶う日・憧れ続けた「プレーンな440」に試乗

世界中の水辺を“一世風靡”した「440」の特集

何を“今さら440?”と思われるかもしれないが、今回紹介するのは、限りなく新艇に近いノーマル艇だ。

「プレーンな乗り味」といわれ後に出てくる550よりも乗り手をアシストしてくれる要素がない。


最初に日本に輸入された1台

「JS440」は、今から46年前の1977年にアメリカで発売された。

国内では1981年に、西武マリンが正規販売を開始した。

カワサキ・モータース・ジャパンが国内販売を始める前は、ジェットスキーの国内取り扱い先は西武マリンだった。

だから、「西武百貨店」でジェットを売っている時代があったのだ。

デパートの“ショーウインドー”に、ジェットスキーが飾られているという、今では考えられないことだ。

JS440(以下440)は国内では「ヨンヨンマル」の愛称で呼ばれ、流行に敏感なリッチな若者が、こぞって飛びついたものだった。

今回、私が試乗させてもらった440は、「西武マリン」が国内販売を開始するために、アメリカから仕入れた最初のコンテナに入っていた20台の中の1台である。

いわゆる“最初の仕入れ分”なのだ。

オーナー氏は1981年にこの440を購入後、芦ノ湖で2回乗って、それからは大切に“室内で保管”していたという。

ずっと倉庫で眠らせていたが、「もう乗らないし、違うジェットと交換してほしい」と、村尾氏のもとに持ち込まれたという。

この440、ほとんど新品と言ってもいいほどのコンディションである。

乗っていたのが淡水のみということもあり、各部の劣化も少ない。

エンジンは1度も降ろしたことがないし、パッキンも当時のままだ。

前方左サイドに付いている「象鼻」と呼ばれる長い排気口や、ハンドルグリップのゴム類も当時のままだ。

こんなにも劣化していないジェットスキーは初めて見た。

エンジンルームも非常にキレイで、当然だが、エンジンも新品同様だ。

村尾氏が「これがないと、ハンドルポールが重すぎて乗れない」と、ハンドルポール・スプリング だけは取り付けたという。


夢だった「プレーンなJS440」

440は、買ったら自分の好みに合うようにパーツを交換したり、改良するのが当たり前の機種だ。

だから、今回のような、「どこにも 手を加えていない440」というモノ自体が珍しい。

過去に何度か440に乗ったことがあるが、それらは全て、何らかの改良が加えられていた。

本当の意味で「プレーンなJS440」に乗るのは初めてだった。

乗るたびに、「純正ノーマルは“こんな感じ”なのか?」という想像をしていた。

だからこそ、純正ドノーマルの440に、“いつか乗ってみたい”とも思っていた。

ジェットなんて、時間が経てば経つほど劣化もするし、個体数も減ってくる。

しかもジェットスキー最初期のモデルだ。

乗れる状態で残っている方が、珍しいくらいだ。

とうの昔に、「当時の440」に乗ることは諦めかけていたのだった。

今回、初めて夢だった「プレーンなJS440」に乗らせて頂いた。





特集3 Comparison of Yamaha and Sea-Doo
       
―パルアップ・ダーさんのリアル検証・YAMAHA vs Sea-Doo


特集3 Comparison of Yamaha and Sea-Doo

       
―パルアップ・ダーさんのリアル検証・YAMAHA vs Sea-Doo

ダ~さん、3台目のジェット購入

ずっとSEA-DOOを乗り続けて来たダーさん、3艇目となる新艇は「YAMAHA FX Cruiser HO」。

ユーザーだから言える本音が満載の「ダーさんレポート」が届きました。




特集4 Electric hydrofoil board "LIFT eFoil" 
       ―3輪トライク・カンナム スパイダー RT 試乗




特集4 Electric hydrofoil board "LIFT eFoil" 
       ―3輪トライク・カンナム スパイダー RT 試乗

コンセプトは「かつてない解放感を味わえる、まったく新しい乗り物

「Can-Am(カンナム) Spyder(スパイダー)」は、BRP社より発売されている3輪トライクである。

「かつてない解放感を味わえる、まったく新しい乗り物」をコンセプトに、2007年に誕生し、2013年から日本国内での販売が始まった。

スパイダーの特徴は、前2輪、後ろ1輪の通称「リバース型トライク」と呼ばれるタイプだ。

今回は、最上級モデル【Spyder RT】の編集部、試乗記をお伝えする。






ワールドジェットスポーツマガジン「2023年 8月号」まるごと1冊・無料公開中!




【真夏の大増ページ 】”チョット立ち読み” 「 ホンモノの時代!」ワールドジェットスポーツマガジン「 2023年 9 月号 」 ただ今、まるごと1冊”無料公開中”  ジェットスキー(水上バイク)




ワールドジェットスポーツマガジン「2023年 9月号」まるごと1冊・無料公開中!




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