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ハイオクガソリンの虚偽表示 ! 「エンジンがキレイになるガソリンというのは嘘!?」  (水上バイク)ジェットスキー

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「使い続ければエンジンがキレイになる」という謳い文句を信じていたのに……

先日、「ハイオクガソリンは、どこで買っても中身が同じ!?」という記事を掲載したばかりだが、またもやハイオクガソリンについてのニュースが流れた。コスモ石油ハイオクガソリン「スーパーマグナム」の性能について、虚偽の表示を記載していたというのだ。(毎日新聞、6月29日付)

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スーパーマグナムは、「使い続けるほどに、エンジン内をきれいにしてくれる」「汚れを取り除く清浄剤添加されていることも特徴」と宣伝文句にも書いてある。これが、「景品表示法」に抵触する可能性があるということだ。「景品表示法」では、商品の品質を実際より優れていると偽り、宣伝することを禁じている。

同社はこれを不適切だったとして、4月に公式ホームページの表現を修正。同社によると、汚れを付きにくくするキープクリーン効果がある添加剤は入っているが、販売開始以来、汚れを取り除く添加剤は入っていなかったそうだ。実態と異なる宣伝は少なくとも10年前から続いていたという。

コスモ石油は「誤解を招く表現だった。率直におわびする」と回答したという。しかし、メーカーの宣伝文句を信じて、長年、スーパーマグナムを入れ続けた消費者もたくさんいるはずだ。



我々が「割を食う」世の中は、どんどん変わるといい

たったひとつのスクープが、世の中を良い社会に変える力がある。我々は、週刊文春などの週刊誌によって、そのことを痛感させられている。
マスコミは、人のアラ探しをするだけの卑しい存在と蔑まれた時代から、「社会的に意義のある存在」と認めさせた功績は大きいと思う(全ての記事がそうだとは言えないが……)。
2017年の流行語大賞に選ばれた「忖度(そんたく)」も、権力者に対してではなく、国民に対して行えば問題になるはずがないのである。

ただでさえ、新型コロナの影響で経済は大きな打撃を被っている。こんな時世に、国内の石油元売り大手5社「ENEOS」「出光昭和シェル」「コスモ石油」「キグナス石油」「太陽石油」の影響力はものすごく大きい。石油元売り会社は、新聞やテレビといったメディアの超ビックスポンサーであるから、スポンサーに「忖度」すれば、本来、こういった告発記事など書けないはずである。
だからこそ、ガソリン問題に切り込んだ毎日新聞敬意を表したい。

ジェットスキーに乗るすべての人は、必ずガソリンを買う。フラッグシップモデルなど、機種によっては「ハイオク指定」のモデルがある。どこのハイオクガソリンを買っても中身が同じなら、ブランドなどは関係ない。我々は、単価の安いガソリンを購入すればよいのである。願わくば、愛艇に優しい成分が配合された燃料使いたいものである。

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