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今、一番トレンドなヘルメットペイント 第3回 ジェットスキー(水上バイク)

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ヘルメットから、「最先端デザイン」が見えてきます

ヘルメットのデザインは、その人となりを映す鏡。よほど、決まったデザインのヘルメットを被らなければいけないのでなければ、唯一、「その個人」を主張できるアイテムなのです。F1などでも、マシンはスポンサーをアピールをするためのもの。ヘルメットは、そのレーサー個人をアピールするためのものと考えられています。だからこそ、「格好良く」なければいけない。 時代ごとに、流行のデザインも変わってきます。

最先端のデザインヘルメットを紹介する本コラムも3回目。今回は、ペイントを手掛ける佐々木宏樹氏の最新モデル、田中エミ選手、山本陽平選手、船戸大輝選手のヘルメットです。依頼者によってデザインが全くが違います。

佐々木宏樹モデル/ペイント:ヒロキックスデザイン

Case1:コンセプトは、「南斗水鳥拳のレイ」



南斗水鳥拳のレイは、自分(佐々木氏)の大好きなキャラクターでもあり、「水」をイメージさせてくれるモチーフです。

田中エミモデル/ペイント:ヒロキックスデザイン

Case2:コンセプトは、「支える」



これは、初めて田中エミ選手にペイントしたヘルメットです。後ろに描かれている某チョコレートのキャラクターのような5人は、田中選手(前列緑色)と、常に彼女をサポートしてくれている人たちを描きました。ヘルメットの側部の「1」は、この年、ウィメンクラスのチャンピオンを獲得したので、金箔で浮かび上がるようにデザインしました。チャンピオンを獲っても、「支えてくれる人たちを忘れないように」という願いを込めています。

山本陽平モデル/ペイント:ヒロキックスデザイン
デザイン/494(FOUR-NINE-FOUR)

Case3:二次元を三次元に具現化する




「YOUHEI」という書体は、佐々木氏のセンスに任されている。それ以外は、全て山本選手のイメージどおり。

山本陽平選手の場合、他のペイント依頼とは少し異なります。大抵の依頼では、使いたい色やデザインを大まかに聞いて、それを佐々木氏のイメージで塗っていくパターンが多いのですが、山本選手は、自身のブランド「494(FOUR-NINE-FOUR)」で、完璧なデザインイメージを作成し、それを基に塗っていきます。さらに、山本選手自身が佐々木氏のオフィスに足を運び、塗料の確認・指定を繰り返し、理想のヘルメットに仕上げていくそうです。佐々木氏は「山本選手のように、明確なイメージを伝えてくれることは非常にありがたい」と言います。

船戸大輝モデル/ペイント:ヒロキックスデザイン
デザイン/494(FOUR-NINE-FOUR)

Case4:山本選手のイメージを立体化する




船戸大輝選手のヘルメットも、山本陽平選手のブランド「494(FOUR-NINE-FOUR)」がデザインしています。太陽部分には、ヒロキックスデザイン得意のキャンディペイントが施され、華やかさを増しました。
ペイント/ヒロキックスデザイン

「日本で一番、ジェットスキーのペイントを手掛けるペインター」このヘルメットをペイントしているヒロキックスデザイン(佐々木宏樹氏)の記事はコチラ

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