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乗らなくなったジェットスキーを処分するには 「FRP船リサイクルシステム」の手順  (水上バイク)

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不法投棄はしない! 知っていますか!
どんなサイズのジェットスキーでも、リサイクル費用は同額です!!

ジェットスキーの処分費用は一律31,020円

廃FRP船を適切に処理し再資源化する「FRP船リサイクルシステム」

FRP船リサイクルシステムとは

ジェットスキーは、基本的にFRP(Fiber Reinforced Plastics)を船体素材に使っています。これまで、処理困難物として全て埋立処理が行われてきました。しかし近年、燃料としてのサーマルリサイクル、セメント原料としてのマテリアルリサイクルを行うことができるようになりました。

「FRP船リサイクルシステム」は、廃FRP船の適正な回収・リサイクルを目的としたもので、ユーザー(持ち主)がリサイクル料金を支払い、FRP船リサイクルセンターが委託したリサイクル工場で、主にセメントの原料として再資源化されます。

ここでは、使わなくなったジェットスキーをどのような手順で処分したらいいのかを紹介します。

ジェットスキーの廃船手続きまでの流れ

登録販売店で受付をし、見積もりをします。
その金額でOKなら「FRP船リサイクル管理票」を取得します

FRP船リサイクルセンターから送られてきた振込用紙を使用して、郵便局でリサイクル料金を払い込みます

ジェットスキーを直接、指定引き取り場所まで持ち込む、もしくはFRP船リサイクルセンターが指定した運送業者に依頼して引き取ってもらいます。

※貝殻や海藻等の付着物、バッテリーや消火器など、手で取り外せるものは外してください。エンジンは、降ろさなくてもいいです。
※登録販売店でも清掃を行うことができますが、リサイクル料金に加え、オプション料金が発生する場合があります。

1 リサイクルの対象物

FRP(ガラス繊維強化プラスチック)を材料として使用している小型船舶(モーターボート、ヨット、PWC、漁船など)が対象です。
※PWC:Personal Water Craft の略。水上オートバイ(ジェットスキー)のこと

2 リサイクル料金

ジェットスキー(PWC)の場合、機種に関係なく一律31,020円+運搬料金
プレジャーボートや小型船舶は、船体全長によって料金が異なりますので、各地域の登録販売店へ問い合わせてください。
※運搬料金は、引取前清掃場所から指定引取場所まで運搬する料金です。排出者が自ら運送した場合、運搬料はかかりませんが指定引取場所で下架する際、下架料金がかかります。

3 登録販売店

登録販売店は、こちらから確認してください。
日本マリン事業協会/https://www.marine-jbia.or.jp/recycle/authorized-dealer.html

4 指定引取場所に持ち込む前にしておくこと

[1] 船底のカキ・フジツボ落とし
[2] 燃料、オイル、クーラント抜き
※ 燃料(軽油・ガソリン)が残っていると、運搬を行うことができません。
[3] バッテリーの撤去
※エンジンは搭載したままでも大丈夫です。
その他、備品、フェンダー、ロープなど、手で降ろせる全てのものを取り外してください

まとめ

FRP船リサイクルシステムを利用してリサイクルを希望する人は、まず『登録販売店』に相談してください。近くに『登録販売店』がなかったら、マリーナやマリン販売店などが「相談窓口」としてFRP船リサイクルシステムの情報を提供しています。迷ったり困ったことがあったら、自分がジェットスキーを購入した販売店に相談しましょう。

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