新型コロナウイルスの拡散防止に伴う、緊急事態宣言の発令以降、精神的に辛い思いをしている人は多い。
春爛漫。ゴールデンウィーク到来を前に、例年なら「さあ、ジェットスキーに行くぞ」という時期なのに「この自粛がいつまで続くのか……」と、先が見えない状況が苦しい。「行動することが悪いこと」のように思われている。
何しろ、感染拡大を防ぐ最大の策が、「外出を控える」ことなのだから……。
今の最優先事項は、「自分の命を守ることが、他人の命を守ること」だ。しかし、ただじっとしているだけでは、心と体が病んでしまう。精神的に落ち込んでしまうと、免疫力が下がって、良いことは何もないと思う。
必要最小限運動は、健康のためにも重要だ。我が国の政府も「感染のリスクがない環境での運動は行っても問題ない」との見解を発表している。感染リスクがない環境とは、「密閉」「密集」「密接」の、三密を避けた環境を差すというのは周知の事実だ。
私自身、最近、何か得体の知れない不吉な現象、新型コロナウィルスによる社会の変化に、心が攻撃され続けているような気がしていた。
それが、 3日ほど前、弊社のウェブマガジンで「日本人で初めて世界チャンピオンに輝いた藤澤正雄選手」の記事の製作している最中に、不思議と自分の中の不安が消えていったのが分かった。
記事を作りながら、改めて、彼の偉業に勇気づけられている自分に気が付いた。しかも、徐々に幸せな気分になっていったのだ。
しかしまた、時間が経つと、あっという間に不安な気分に襲われる。辛い気分と楽しい気分が順繰りに巡っているのが、煩悩の強い自分だと改めて感じている。
嫌なこともあれば、きっと良いこともあります。
皆さんが幸せでありますように……。
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