絶対避けたい。新型コロナ感染拡大の第2波　ジェット乗りの皆さま、要注意!!　（水上バイク）ジェットスキーコラム

現在のキーワード。「気が緩んでいる人々、レッテル貼り」ご用心！

5月14日、政府は全国の主要都市を除く39県で緊急事態宣言を解除した。解除後、初めての週末を迎えた17日（日）は、全国的に、前週の土日に比べて大勢の人が外出したという。

地方に行くと、感染拡大防止のため「来訪自粛を求める看板」を目にする。ゴールデンウィーク中は人が減っていただけに「1日も早く各店舗が営業を再開できるように、今は来ないでほしい」と呼びかけている。

そんななか、「17日午後3時40分、湘南地域の海岸沿いの国道で4km超の渋滞が発生」「海岸沿いの国道で渋滞」という話題が、ニュースで流れた。地元住民からは、マスクもせずに海岸を歩く人が多く「気の緩みが心配」と困惑の声が上がっていたという。

全国的に外出傾向の現状に、「歴史を見ても、感染が再拡大する第2波は起きる。気が緩めば、また大きな流行を引き起す可能性がある」と、政府は危機感を示している。

ジェットスキーは目立つ存在だ。ジェットスキーを積んだトレーラーを牽いているクルマは目を引く。本来、緊急事態宣言が解除された地域に住んでいて、地元のゲレンデに行くのは何の問題もないはずだが、現実にはそう簡単な話ではない。
新型コロナウイルス問題で、今、最も危惧されていることが「気の緩み」だ。

テレビでは、再びサーフィンを楽しむ人々や、砂浜で家族が遊ぶ様子がクローズアップされている。平時であれば「穏やかに休日を楽しむ人々」で終わる話が、今は「気の緩み」の象徴のように見せている。

警察には「他県ナンバーの車が駐車している」「サーファーが海岸にいる」という通報があるという。
何かにつけて「困った人々」というレッテルを張り、それを「叩こう」とする風潮は、まだしばらく続きそうだ。
ジェット乗りの皆様、くれぐれもお気を付けください。