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すべての「R/A」クラス【淡路島・慶野松原大会】2022 JJSA・最終戦「SPORTS GP1] 「A R/A All」「A R/A SLTD All」「A R/A Kswasaki」「B R/A All」「OP R/A 1100」「OP R/A A」「6th FINAL STAGE リザルト」

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2022 aquabike SPORTS GP1 クラス

白熱する片野 丈一郎(左)と前澤 貴仁(右)のホールショット争い!

美しい藤井 亮平のライディング!

何度も繰り返された藤井 亮平(手前)と、片野 丈一郎(奥)との意地のぶつかり合い、ホールショット争い!

2022 aquabike 「SPORTS GP1」 というプライド

誰にも真似の出来ない唯一無二のマシンで戦うレース!

2019年、片野 丈一郎はこの「SPORTS GP1」 クラスで世界チャンピオンに輝いている。

片野のマシン・コンストラクターは藤江功一だ。 エンジンはカワサキ1500・藤江オリジナルチューンだ。 船体はアフターパーツメーカーのライトウエイト・ハル。

この写真は今までのエース・マシンだ。

実は、この最終戦でNEWマシンを披露する予定であったが、練習走行で不具合が発覚し、レースでの使用を断念した。



SPORTS GP1 クラス Winner・片野 丈一郎

片野 丈一郎は、若さ、速さ、そして、国際レースの経験でも抜きんでている。

片野 丈一郎、途中で吹っ飛んで皆に抜かされ、再度、全員を“抜き返す”という1人相撲をとっていた。

SPORTS GP1 クラス 2位・藤井 亮平

藤井のマシンは速い。これだけのメンバーの中でもホールショットを獲得するのだ。

藤井のXは自社の「オートプロ藤井」オリジナルマシンである。

SPORTS GP1 クラス 3位・前澤 貴仁

前澤 貴仁、さすがプロライダー、何に乗っても美しい。

「HEAT・1」「HEAT・2」が2位だったので、惜しい3位だ。

SPORTS GP1 クラスリザルト

順位 ライダー名(チーム名)
1位 片野 丈一郎(BELL FACTORY)
2位 藤井 亮平(EAST JAPAN)
3位 前澤 貴仁 

※上位3位まで掲載


 SPORTS GP1 クラス・年間チャンピオン

Congratulations!! Series Champion・片野 丈一郎



Team Bell Factory 片野 丈一郎 世界チャレンジに暗雲か?

12月にタイで行われる世界選手権で片野 丈一郎が使用する Team Bell Factory のNEWマシンが今回の国内・最終戦で実践デビューする予定であった。

しかし、大会直前の練習走行でNEWマシンの不具合が発覚した。

急遽、今までの赤いマシン(HX)で戦うことを決断した。

最終戦の結果は、片野丈一郎の総合優勝で終わった。

しかし、ここ2カ月間に及び、多大なパワーを注いでいたことを知っていたので、「NEWマシンの使用を断念した」という話を聞いて言葉が無かった。

レース終了後にチーム監督の片野 宜之氏に話を聞いた。


チーム監督の 片野 宜之氏(左)、片野 丈一郎(右)

Team Bell Factory 監督・ 片野 宜之氏 インタビュー

 NEWマシン投入の理由・今が速いのに、なぜ…?

WJS レース前、金曜日の練習走行で、「NEWマシンで参戦」を“諦めた”と聞いたのですが“なぜ”ですか?

片野 練習走行で“致命的な不具合”が発覚しました。この状態では12月に行われる世界選手権では戦えないと判断しました。

なので、急遽、今までの赤いマシン(HX)で戦う方針に“切り替え”ました。だから最終戦もNEWマシンでなくこのHXで戦いました。


WJS 最終戦のレースを見ていましたが「全HEAT・1位」です。このマシン(HX)を“乗り変える”意味があるのですか?

片野 新型のハルに交換することで、軽量化を“図りたい”のです。今のマシンより新型ハルでは「15㎏~20㎏」くらい“軽く”できているんです。「軽ければ“軽い程”良い」のです。




 軽ければ“軽い程”良い…? 軽量化の意味とは?

WJS 軽くする“メリットとデメリット”を教えて下さい。

片野 メリットは「レスポンスが良く」なる、アクセルを握った瞬間にポンと前に出られる。コレが世界のトップレベルで戦う中、“非常に大きな”アドバンテージになります。

国内で速くてもダメ。海外でライバルたちが必死でマシン開発を行っている。相手が進化を遂げているのであれば、我々も“あらゆること”に努力を惜しまない。


WJS マシンを軽くする“デメリット”は何ですか?。

片野 「操縦安定性!」いわゆる“乗りにくく”なるんです。今までより、操安が悪くなったり、マシンバランスが崩れる。


WJS 過去のレースで「実績のあるマシン」でも“安心”はできない?

片野 リスクが高くても、マシン開発を“諦める”という選択はない。進化しないとダメなんです!、相手もやっているんで…。


WJS 軽くて“ レスポンスが良く”なっても“乗りにくく”なったら、トータルで「遅くなってしまう」のでは…?

片野 遅くはさせない! レスポンスが良くなって、操縦安定性が悪くなったら、なんとしても乗りやすく“なる”ように改良をする。

軽くしないと“瞬間の加速”は上がらない、乗りにくさは「足回りのパーツ」や「マシンの重量バランス」を変更するなど トライ&エラーを繰り返しながら地道に改善していく。

ウチのチームには世界的メカニックの藤江 功一氏がおりますので、それが可能なんです。

軽量化ではなく「エンジンパワーを上げる」という方法でレスポンスを良くすると、壊れる確率が高くなる!



世界的メカニックの藤江 功一氏(左)

 NEWマシンの「不具合、発覚」はチームの大誤算なのでは…?

WJS ほぼ完成していたNEWマシン。耐久テストを兼ねて最終戦でデビューさせ「世界選手権に投入する」というチームの予定が狂いました。精神的にも キツいのでは?

片野 全然平気です。むしろ「最終戦・前日の走行テスト」で不具合が発覚して“良かった”です。 NEWマシンに変更する理由は「世界チャンピオンになる」ためです。

「このマシンでは勝てない」と判断が“下せた”ことが“良いこと”なんです。


WJS  勝つために開発をしているから、本番で「勝てない」と“理解させられる”より、レース前に確認できた方が良い…?

片野 その通り。すぐに改良しなければならない部分を海外メーカーに指示して“新たなハルの発注”を行いました。

そして、次の世界選手権には「これまでのHXで戦う」という方針も“決断する”ことが出来ました。

このHXで最終戦に勝利後、「ECUプログラムの変更等」出来る限りの“更なるパワーアップ”を行いました。




 不具合が発覚したことで、“戦い方”が決まった!

WJS レースとは「勝てる“確率を上げる”ことを“競うゲーム”だ」と藤江氏が言ってました。

片野 その通りなんです。勝てないマシンで戦うのは“勝率が下がる”ことです。何度も言いますが NEWマシンの開発理由は「世界で勝つため」なんです。

しかし、矛盾なんですが「マシンを変える」ということは非常に高い“リスク”を負うんです。今回のNEWマシンでは“勝てない”という理由が判明した。

だから、仕様を変更した「勝てるハル」を新たにオーダーしたんです。

ここまで“”やって来た”からこそ、悪い部分が判明して“改良する”ための“対策が出来た”のです。


WJS すべては「進化の“通り道”」という考え方なのですか…?

片野 進化の陰には必ず“失敗”があります。だから、今までの努力には“何一つ無駄”なことはありません。

最近の2カ月間は“足まわりの開発”ばかり。軽量化した船体を“いかに乗りやすくするか”というテーマに、時間と労力を投入してきました。

しかし、これらは無駄ではありません。新たなる船体において、すべてが“実戦で使える”データーなんです。

今までのHXでもエンジンパワーは申し分ない、最高時速は125㎞をオーバーしています。だからこそ、エンジンパワーを上げる必要はないんです。




“強がり”ではなく「進化とは失敗の積み重ね」である

WJS 確かにそう聞くと“落ち込む理由”など何もないですね。

片野 そうなんです。だから「平気」、すべては必然で、勝つための“通り道”なんです。


「進化とは失敗の積み重ねである」と片野氏は言った。まるで人生みたいだ!


A RUNABOUT SLTD ALL

年間ポイントランキング、2位に輝いた伊藤 真一。

A RUNABOUT SLTD ALL クラス Winner・生駒 明美

「HEAT1・1位」「HEAT2・3位」総合優勝の生駒 明美。

A RUNABOUT SLTD ALL クラス 2位・森川 博司

2ヒートとも2位の森川 博司。

A RUNABOUT SLTD ALL クラス 3位・今井 照久

「HEAT2・1位」本領発揮が出来ず「HEAT1・4位」だった今井 照久。


A SKI-X SLTD ALLクラス・リザルト

順位 ライダー名(チーム名)
1位 生駒 明美(#1 POUND ONE)
2位 森川 博司(TEAM WEST)
3位 今井 照久(Precious Racing)

※上位3位まで掲載

A RUNABOUT SLTD ALL クラス・年間チャンピオン

Congratulations!! Series Champion・生駒 明美

女性でありながら、男性たちに圧倒的なポイント差をつけて、年間チャンピオンに輝いた生駒 明美。

この日、ビーチクリーンタイムが設けられ、みんなで海岸のゴミ拾い。率先してゴミを拾う、レーシング・スタッフ。


A RUNABOUT STK KAWASAKI クラス

年間チャンピオンを獲得した山下 一夫。

A RUNABOUT STK KAWASAKI クラス Winner・石原 幹也

「HEAT1・2位」「HEAT2・1位」総合優勝の石原 幹也

 

A RUNABOUT STK KAWASAKI クラス 2位・榎 敏宏

「HEAT1・1位」「HEAT2・2位」で優勝した石原と同ポイントを獲得した榎 敏宏。ポイントが同じであれば「HEAT2」の成績が優先されるルールにより、悔しい2位であった。

 

A RUNABOUT STK KAWASAKI クラス 3位・来馬 拓也

今シーズン、来馬 拓也はこの最終戦だけ初参加で3位入賞、立派である。


A RUNABOUT STK KAWASAKI クラス・リザルト

順位 ライダー名(チーム名)
1位 石原 幹也(チーム ビークル)
2位 榎 敏宏(Team 武蔵)
3位 来馬 拓也(NEO beach depot)

※上位3位まで掲載


A RUNABOUT STK KAWASAKI クラス・年間チャンピオン

Congratulations!! Series Champion・山下 一夫

最終戦こそ4位だったが、ダントツのポイント数で年間チャンピオンを獲得した山下 一夫。練習を頑張っているのは有名だ。努力無くして勝利はない!



B RUNABOUT STK クラス

年間ポイントランキングでは2位に輝いた小松 忍。

アグレッシブな走りを見せた、芝本 拓哉。

B RUNABOUT STK クラス Winner・中村 雄作

最終戦の優勝は中村 雄作。

B RUNABOUT STK クラス  2位・共田 博栄

最終戦だけスポット参戦の共田 博栄がイキナリ2位!

B RUNABOUT STK クラス  3位・福田 義行

福田 義行が3位。


B RUNABOUT STK クラス ・リザルト

順位 ライダー名(チーム名)
1位 中村 雄作(EXCEL ADOOR Racing)
2位 共田 博栄(NEO beach depot)
3位 福田 義行(EXCEL ADOOR Racing)

※上位3位まで掲載


B RUNABOUT STK クラス・年間チャンピオン

Congratulations!! Series Champion・中村 雄作

年間チャンピオンに輝いた中村 雄作。

小林 愛もゴミ拾い。「来たときよりも美しく!」



OP R/A 1100 STK クラス

今大会もダントツの速さで勝利した、大岡 嗣典。

池田 金太郎(手前)に猛然と襲い掛かる廣山 勇太朗(奥)、凄い迫力で迫っていた!

OP R/A 1100 STK クラス Winner・大岡 嗣典

「HEAT1・HEAT2」1位の大岡 嗣典。最終ラップの最終コーナーでカメラにVサインのサービス!レース中にそんなことをしたのは「KING竹野下正治」以来である。カッコいい!

OP R/A 1100 STK クラス 2位・井上 雅也

両HEAT・2位だった井上 雅也。

OP R/A 1100 STK クラス 3位・北澤 政幸

両HEAT・3位だった北澤 政幸。

OP R/A 1100 STK クラス・リザルト

順位 ライダー名(チーム名)
1位 大岡 嗣典(offshore)
2位 井上 雅也(Racing MOTOINE)
3位 北澤 政幸(SKU46H Racing)

※上位3位まで掲載

OP R/A 1100 STK クラス・年間チャンピオン

Congratulations!! Series Champion・北澤 政幸

粘り強く堅実な走りで、年間チャンピオンに輝いた北澤 政幸。


朝日に照らされ輝く、レーサー・三上 定裕と賢い愛犬。


OP RUNABOUT OPEN クラス
ホールショットを連発した浅井 信也

OP RUNABOUT OPEN クラス Winner・池田 公男

「HEAT1・1位」「HEAT2・2位」総合優勝の池田 公男。

OP RUNABOUT OPEN クラス 2位・浅井 信也

「HEAT1・3位」「HEAT2・1位」で総合2位の浅井 信也、惜しかった。

OP RUNABOUT OPEN クラス 3位・小西 圭司

総合3位の小西 圭司。

OP RUNABOUT OPEN クラス・リザルト

順位 ライダー名(チーム名)
1位 池田 公男(マリンメカニック)
2位 浅井 信也(マリンメカニック)
3位 小西 圭司(TEAM WEST)

※上位3位まで掲載


OP RUNABOUT OPEN クラス・年間チャンピオン

Congratulations!! Series Champion・池田 公男

ダントツのポイント差で年間チャンピオンを獲得した池田 公男。



Thank you 2022 Racing Season!




【 RUNABOUT GP1クラス】【A RUNABOUT STK クラス】アクアバイク ALL JAPAN JET SPORTS SERIES 2022 6st FINAL STAGE 【淡路島・慶野松原大会】

【SKI DIVISION GP1】アク アバイク ALL JAPAN JET SPORTS SERIES 2022 6st FINAL STAGE 【淡路島・慶野松原大会】【 A SKI 】


【淡路島・慶野松原大会】2022 JJSA・最終戦「 VINTAGE 550 A」「A SKI-X SLTD ALL」「B SKI-X STK ALL」他、すべての「SKI」クラス 6st FINAL STAGE リザルト



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