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【RACE】【 2nd STAGE「新潟県・小針浜大会 ① 」最高峰 Pro Runabout GP クラス 】

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嵐を呼ぶ男! 昨年度の「無敗のシリーズチャンピオン・奥 挙太 選手」が、ランナバウト 絶対王者・砂盃 肇選手 に 勝利! 写真左:メカニックの殿井久悦氏、右:奥 挙太 選手。後ろには、彼らの勝利を喜ぶ“祝福人”の姿。

昨年度の猪苗代湖大会の代わりに、今年から新たに 新潟県の小針浜海水浴場 でレースを開催!

美しい海と最高のロケーションで「Pro Runabout GP クラス」の 第2戦が 行われた

5月11日(土)~12日(日)の2日間、新潟県・小針浜海水浴場において、「ALL JAPAN JET SPORTS SERIES 2023 2nd STAGE」と「AQUA BIKE 全日本選手権シリーズ(国土交通大臣杯)」の 2カテゴリーのレースが開催された。

ここでは、「Pro Runabout GP」クラスと、会場で出展していた企業ブースを紹介する。

真夏のような陽気に恵まれた小針浜海水浴場。

ファクトリーゼロ社

「ジェットランチャー」でお馴染みのファクトリーゼロ社。同社スタッフ今泉祐輔氏(写真左)と勝利の女神!

KGI(ジェットパイロット)

「JETPILOT」ブランドを取り扱うKGI社。スタッフの皆様&勝利の女神!

いつまでも、ラブラブ💛 な生駒夫妻を発見!

今年、国内レースは“お休み”し、海外レースに出場するという生駒 淳 選手(写真左)は、奥様・明美選手(右)とともに来場。相変わらずの“おしどり夫婦”っぷりを見せつけてくれた。

ランナバウトクラス国内絶対王者・砂盃 肇選手の愛艇「 GACO 6 」が2024ニューカラーとして登場!

第1戦仕様マシン・カラーグラフィックがないブラックボディ

新しい【 GACO 6】船体は、カワサキ・ULTRA形状のオリジナル形状、エンジンはヤマハ1,800ccエンジンにターボチャジャーを搭載したスペシャルマシンだ。初戦は、船体にカラーリングを施していないブラックのままだった。

開幕戦で優勝を飾った砂盃 肇 選手。

第2戦に投入された「サクセススピード&グラフィックス」のニューグラフィック

サクセススピード&グラフィックス が 手掛けたカラーリング。レーシーさが際立つ仕上がりとなっている。上のマシンと同じとは、とても思えない。

歴代の砂盃選手のマシンカラーリングは、全て「サクセススピード&グラフィックス 」製だ。毎回グラフィックは異なるが、ひと目で“砂盃マシン”というのが分かる。高度なセンスが要求される仕事だ。

Ready Go さあ、新潟大会が始まるよ!

ジェットスポーツには、美女が良く似合う! 勝利の女神は 誰に微笑むのか!?

【 No Fair・恐れ知らず! 】嵐を呼ぶ“奥 挙太” が 魅せた!

昨年の世界大会で“世界の壁”に阻まれた全日本チャンピオン・奥 拳太選手。砂盃選手を下して今季初勝利

今年、このクラスで本誌が注目しているのは、「 国内 絶対王者・砂盃 肇選手 」 と 」昨年度のシリーズチャンピオン・奥 挙太 選手」によるバトルである。

奥 選手は、 昨シーズンに「全勝優勝」という 快挙で全日本チャンピオンに輝いた。

対する昨年の砂盃 選手は、世界選手権のためのマシンを開発中で、国内戦は明かに戦闘力の劣る艇で戦っていた。
モータースポーツにおいて、マシンの非力さは圧倒的に不利だ。それでも、 GPマシンに乗る他のライダーを打ち負かし、奥選手、生駒選手に続いて、年間3位となっているのは、砂盃選手のライディングスキルの高さゆえだ。

今年の初戦の山口大会では、砂盃選手は 世界戦用のGPマシンで出場。
奥選手は、“予期せぬマシントラブル”により、 下のクラスから ストックマシンを借りての参戦となった。
初戦の結果は、砂盃 選手の完勝。奥選手も低スペックのマシンながら3位に入賞している。

そしてこの 第2戦で、初めて共に「 GPマシンに乗っての 戦い 」と なった。

結果は、『MOTO 1の1位 ・砂盃 選手、2位・奥選手」』。そして、『MOTO2の1位・奥選手 、2位 ・砂盃 選手』である。
それぞれヒートでは1位を獲得しているが、大会規定により総合優勝は 奥 挙太 選手となった。今大会、2人のトップライダーによる「世界戦を彷彿とさせる戦い」は、見ごたえのある名勝負となった。


総合 1位 奥 挙太 選手

先頭を走る 奥 拳太選手に、絶対王者の砂盃 肇選手(写真奥)が猛追。今シーズンのGPクラスは、この2人の世界レベルの戦いが見ものだ。

緊迫のスタートシーン! 手前のゼッケン87が砂盃選手。奥選手はその横からのスタート。

MOTO2での奥選手は、最高のスタートを決め、ホールショットを獲得。レース終盤まで、後ろから砂盃選手のアタックが続く。

MOTO1直後の 奥選手。鼻の上に血が滲んでいるので理由を聞くと、「砂盃選手を抜こうと 真後ろで何度も ロック・オンしたときに、GACOのジェット噴流が まともに顔面を直撃しました!」という。水圧に押されてゴーグル部分の皮膚が切れてしまったのだ。それでも「抜きたかった」と悔しそう。

令和6年のこのクラスの見どころは、奥 挙太 選手 と 砂盃 肇 選手 のバトルになるだろう。

メカニックの殿井久悦氏(写真左)と奥選手(右)。2人で力を合わせて、大いに暴れて「 嵐を呼んで 」もらいたい!


総合 2位 砂盃 肇 選手

MOTO 1では、絶対王者らしい「ホールトゥフィニッシュ」の完全勝利!

先頭を走る砂盃選手。 2位の奥 挙太 選手 からの 猛追を振り切ってフィニッシュ!

MOTO 2 では、終始、奥選手の背中を執拗に追い続けたが、届かずゴール。

ヘルメットペイントの巨匠、ナガイデザインのNEWモデル到着!

砂盃選手のヘルメットは、長年、ナガイデザインの長井 崇氏(写真右)が手掛けている。

ヘルメットの右半分はトライバル様のグラフィック。

左側は、瞳が印象的な美しい女性が描かれている。



後頭部はミステリアスな美女。

長井氏は現在、難病の闘病中だが、「自分がサポートすると決めた選手は最後まで塗りたい!」と、創作意欲は枯れることがない。

マシンのグラフィックとも調和する美しいヘルメットだ。

総合3位 坂崎 祐也 選手

MOTO1で4位、MOTO2で3位と、安定した成績で総合3位となった坂崎 祐也 選手。

坂崎 祐也 選手(写真左) と エキスパート SKI-X に参戦している 山中 幸一選手(右)。

表彰台GET! 実力のある選手が、レースに戻ってくれるのはとても嬉しい。次戦も楽しみだ。

坂崎選手のメカニックは、2002年のランナバウトクラス全日本チャンピオン・徳久 裕美氏(写真左)。

総合4位 藤岡 達己 選手

今季からGACOに乗る 藤岡 達己 選手、「 マシンが速すぎて 手に負えない!」と語っていたが、 もう少しで 表彰台に上がるほどの走りを見せてくれた。

最大の協力者は、藤岡選手の実父で、自身もレースに参戦している藤岡 博選手(写真右)。

「乗り切れていない分、ノビシロがある。まだまだ速くなれます!」と本誌に語ってくれた。頑張れ、若者!

総合5位 浅井 信也 選手

MOTO 1 は 3位と、良い走りをしていただけに、MOTO2での失速が悔しい。

浅井選手のマシンも「GACO」。他の選手のエンジンは、ヤマハ1,800ccだが、浅井選手のマシンはシードゥ・エンジンを搭載。このマシン、時速150キロオーバーという。

次戦以降が楽しみな選手だ。

総合6位 三上 定裕 選手

ベテランの三上 定裕選手。私は、彼のライディングが好きだ。

三上 定裕 選手。

総合7位 海辺 満幸 選手

総合7位の海辺 満幸 選手。

写真左:海辺選手、右:佐川 隆 選手。

総合8位 森川 博司 選手

総合8位 森川 博司 選手。

真剣な表情で、何かを見つめている森川選手。

第1戦で2位だった田村 眞沙充 選手は、今大会は欠場

田村 眞沙充選手は、今大会は不参加だった。理由は、6月に行われる「アジアンチャンピオンシップのためにマシンを温存」しているのだという。国際レースに懸ける意気込みを感じる。

第1戦での走り。今回は欠場だが、次戦以降、砂盃選手、奥選手、田村選手の「3つ巴の戦い」を期待している。



Pro Runabout GPクラス・リザルト

順位 ライダー名(チーム名)
1位 奥 挙太(EXCELGROUP)
2位 砂盃 肇(マリンメカニック)
3位 坂崎 祐也(Team Shindy Monster)
4位 藤岡 達己(TNC RACING)
5位 浅井 信也(マリンメカニック)
6位 三上 定裕(Ace Japan)
7位 海辺 満幸(パフォーマンスマリン)
8位 森川 博司(M&H Racing)

Pro Runabout GPクラス 【 GALLERY 】

 小針浜海水浴場は、水がキレイで、ロケーションも天気も最高!

ビーチの砂は、サラサラでフカフカ。こういった場所では、4輪バギーが大活躍する。

元ウィメンクラスの全日本チャンピオン・小林 愛選手(写真左)とシャドーライディング! 「 ジェットには こう乗れ!」あざっす!

パウダー状の砂に悪戦苦闘!

JEEPなら、悪路でも 快適で平気! 550Aクラスに参戦中の石田 仁彦 選手の愛車だ。

格好いい写真は撮れましたか? 仲間の写真を撮影するため、奮闘中!

サービス精神旺盛な生駒 淳選手。食事中の変顔、ありがとうございます!

普段の生駒選手は、笑顔がステキだ。国内戦にはいつ復帰するのか気になるところだ。

満面の笑みの殿井久悦氏。奥拳太選手が勝つと この笑顔だ! レースでは、メカニックも共に戦っている。

現在、6月に大阪で行われる国際レースの開催に向けて、超多忙を極めるJJSA事務局長の 柚木 誠氏。お疲れ様です!



【RACE】【 2nd STAGE「新潟県・小針浜大会 ② 」GP 以外の RUNABOUT クラス 】

【RACE・ 2nd STAGE「 新潟県・小針浜大会」SKIクラス ③ 】「PRO-AM WOMEN SKI GP、SKI STK」「PRO-AM 4Stroke Lites」「NOVICE SKI STK、SKI-X STK」

【RACE・ 2nd STAGE「 新潟県・小針浜大会」SKIクラス ④ 】「M SKI」「M SKI-X」「M SKI GP」・VINTAGE「550(A)、(B)、(WOMEN)」「X-2 (650)」「VT800 X-2,SKI」

【RACE】【 2nd STAGE「新潟県・小針浜大会」SKIクラス特集 ⑤】「PRO SKI GROUND PRIX」

【RACE】【 2nd STAGE「新潟県・小針浜大会」SKIクラス特集 ⑥ 】「EXPERT SKI-X SLTD」「PRO-AM SKI GRAND PRIX LITES」「EXPERT SKI GRAND PRIX」「EXPERT SKI SLTD」


WGP#1 ASIAN CHAMPIONSHIPS 2024」日本で初めて開催された国際レース の 速報!



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