今年は、新型コロナウィルスのため、日本中が自粛を強いられた。ジェットユーザーも例外ではなく、多くの影響を受けている。
5月25日に緊急事態宣言が全面解除され、徐々にコロナ前の世界を取り戻そうと、みんなで頑張っている。さらに、6月19日の政府発表で、都道府県をまたぐ移動「往来解禁」が発表された。
しかし、これでどこの海でも自由にジェットスキーに乗れるようになったのか? と言われれば、何となくまだ不安は残る。
このような状況のなか、ジェットユーザーの頼みの綱であるジェットショップも、平穏無事でいられるわけがない。さまざまな影響を受けているはずだ。
そこで、本誌が信頼している「優良ジェットショップ」に現状を聞いてみた。未曽有の出来事を前に、何がどう変わったのだろうか。
WJS 6月19日に、政府発表で都道府県をまたぐ移動が解禁になりましたが、お客様の動きに何か変化がありました?
西村 はい。例年なら3月~4月に乗り始めている人が、ようやく、今、乗り始めました。
WJS 先月、5月にお話を伺ったときは、春から乗り始めるユーザーのスタートが遅くなることについて懸念していましたよね?
西村 そうですね。予想が当たりました。だけど今年に関しては、仕方がないと思っています。
WJS では、今はものすごく忙しい最中なのですね?
西村 ここ数年のお客様の傾向としては、春先(3月~4月)から、ジェットシーズンを始める方と、夏だけ(7月~8月)を中心に楽しむ方の2つに分かれています。今年は、両方のお客様が、6月の今、来店されている状況です。
WJS 両方のユーザーのスタートが、6月に重なったのですね?
西村 はい。あらかじめ予想していたことなので、お客様に不満が出ないように頑張っています。
WJS 最後に、嫌な質問ですが、「新型コロナの影響で、経済的に苦しくて、ジェットを売ってしまう」といった話はありますか?
西村 今のところ、そんな感じのお客様はいないです。店に来ているときに暗い顔を見せないようにされているのかもしれませんが、元気な、笑顔の絶えない、お客様ばかりです。
【関連記事】