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俺のフェラーリ Part.2(2/2) タイガーマスクの車は何?

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「タイガーマスクの車」は何?

アニメのタイガーマスクは、昭和44年10月~46年9月まで、全105話放映されました。伊達直人の乗るスポーツカーは「ジャガー・ピラーナ」とされており、「実在しない車である」と、原作者が何かで書いていたのを覚えています。しかし、1967年(昭和42年)、当時、ベルトーネに在籍していたマルチェロ・ガンディーニがデザインした「ジャガー・ピラーナ」というコンセプトモデルが、ロンドンのショーに出品されています。

この車は、1968年に発売を開始した「ランボルギーニ・エスパーダ」と瓜ふたつでした。ランボルギーニ・エスパーダのデザインもマルチェロ・ガンディーニが手がけているからか、この2台はエンブレム以外の違いを見つけるのが難しいほど似ています。だから、タイガーマスクの愛車は、「ランボルギーニ・エスパーダ」だと思っている人は、今でも多いはず。かくいう、私もそうでした。コンセプトカーだから、厳密には存在しないと言ったのかは分かりませんが、「ジャガー・ピラーナ」というスーパーカーが、原作者の梶原一騎氏に影響を与えたことは間違いないと思います。

あの車は、子供だった私に強烈なインパクトを与え、それ以来、車高が低い、いわゆるスーパーカーを見るたびに、「タイガーマスクの車?」と思っている自分がいます。振り返ってみれば、自分のスーパーカーの原点は、間違いなくタイガーマスク、伊達直人のクルマです。


昭和のヒーローたちは、例外なく格好いい車やバイクに乗っていた

昭和30年代に生まれた我々の世代は、特撮やアニメのヒーローものが全盛でした。仮面ライダーやキカイダー、ガッチャマンなど、正義のヒーローは、皆、格好いい車やバイクに乗っていました。柔道がテーマのはずの「紅三四郎」というアニメに至っては、なぜか毎回、主人公が敵と戦う前に「紅号」というバイクの上で、高く空中に投げた赤い道着を鮮やかに身に着け、黒帯を締めてポーズをキメるのがお決まりのシーンでした。あの時代、正義のヒーローには、車やバイクがなくてはならないモノだったのです。




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俺のフェラーリ Part.1 女のための車はいらない

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