カテゴリ
タグ
  1. TOP
  2. LIFE
  3. 海が見たくなる理由 ジェットスキー(水上バイク) コラム

悲しいとき、ツライとき「海に行きたい」理由

テレビで、「新型コロナ」「自粛する傾向が緩んで心配」といったニュースが流れるたびに、映し出されるのが海辺の映像だ。
人は、悲しい体験や辛い気分になると、海が見たくなる。心に傷を負ったとき、海でたそがれたり、夕日を見たという経験のある人も多いだろう。

それはなぜか。
有名な心理学の先生から面白い話を聞いた。
私たちが精神的に辛いと感じたとき、「海に行くという行為は『胎内回帰(たいないかいき)』という願望の表れです」という。
胎内回帰とは、文字通り「母親の胎内へ戻りたい」という感情のこと。羊水の中で過ごした記憶を無意識に覚えていて、温かく包まれているという“リラックス”した状態を、知らず知らずのうちに求めているのだという。
またその感情は、今感じている辛い気持ちをリセットする効果も持ち合わせているのだそうだ。
「今の状態を何とかしたい」と感じたとき、海に行くことで回帰して、気持ちをリセットしているのだと思っている。

胎内回帰は現実的に叶えられる希望ではない。しかし、人生が辛いとき逃げ込む場所が母親の胎内なんて、これほど理想的な場所はないのだろう。
それにしても、人生が半分以上過ぎたと言える大人の逃げ込む理想の場所が母親で、その代わりが海なんて……。
我々は、死ぬまでマザコンなのだと言われた気がした。もちろん、反論なんてできるはずもない……。
辛いときには海を見に行き、心をリセットして、また頑張りましょう。


【関連記事】
いい日旅立ち 日本人の心に突き刺さる場所
ジェット乗りの万能アイテム・ツアーコート
ジェットスキーコラム 「格好良い」って何?
ジェットスキーコラム こんなご時世に言うのもなんですが……
夏に行きたい 超おすすめスポット「南紀白浜」
家族で遊べるトーイング ZAPボートで遊ぼう

ジェットスキー中古艇情報

月間アクセスランキング