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中田正樹コラム 5「過酷な大会も、これにて終了…… ジェットスキーワールドカップ編」Chuta's Jet Attitude

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世界を股にかけて活躍するメカニック・ちゅーた先生の「ジェットスキーワールドカップ」奮闘記です。前回は、午前中に行われたMOTO 3のレースでの出来事でした。マックのマシンが壊れたり、衝突事故があったり……。
今回は、最終レースとなるMOTO 4のです。2019年を締めくくるレースの結果はどうだったのでしょうか!?

日曜日・これで、この大会の全てが決まるMOTO 4

激しく厳しいレースを物語る、激減したスタートグリッド

昨日(土曜日)のMOTO 1では18台いた艇が、MOTO 4では10台にまで激減していた。ファージングは、4ヒートともイングリットスタートをチョイス。よほどコーナリングに自信があるんでしょう。アウトグリットには、マックとセトゥラがスタンバイする。

そしてスタート。スタートが上手いファージングは、やはりホールショットを獲得。後続には、マックではなく昨年のタイトルホルダー、クリスチャン・デイリー、そしてブラスターに乗るスカレットなどに続いてセトゥラがやってくる。 周回を重ねるごとに、セトゥラは順位を上げてきた。

5周目ぐらいから、ファージングのマシンの調子がおかしくなってきた。エンジンが回りきっていないような感じだ。
2位に上がってきたセトゥラが、ファージングの背後に迫ってくる。バックストレート後のチョイスコース、スラロームセクションで猛追するセトゥラだが、ファージングの巧みなコーナーワークには追い付けない。
結局、ファージングが1位、セトゥラが2位でゴールした。マックは3周目にマシン不調になり、レース途中で帰ってきてしまった……。

総合順位は、ダントツの安定したポイントを獲得したファージングがチャンピオンを獲得。順位のバラつきはあったものの、MOTO 1でトップ、MOTO 3で2位だったマックが総合2位。衝突によりMOTO 3のノーポイントが響いたが、常にトップ3で走り切ったセトゥラが3位と、上位をフリーダムレーシングで独占できたのは、まぁ~結果としては上出来であります。

今回のような最悪のチーム状態でも、この位置に入れたことはチームの皆がそれぞれの役割を理解し、頑張ってくれたおかげですね~。
あっぱれ。あっぱれ! がっはっはー。

もう来年はこんな状態になったら、メカニックは引き受けない~!!(笑)

隣のマシンとの間がやけに空いている。最終ヒート、グリッドに並んだのは10台だった。

インコースのホールショットで帰ってきたファージング。

MOTO 3でマシンがクラッシュしたので、急遽、セトゥラ仕様に変更した#32のマシン。トップのファージングを追いかけるセトゥラ。

アメリカンモンスター、ダスティン・ファージング貫禄の勝利。

表彰台は、1位~3位までをフリーダムレーシングで独占。良かった、良かった。

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