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スパークのウェーブライド プロフェッショナル編 ジェットスキー(水上バイク)

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日本最強のウェーブライダー、DEVIL村尾、シードゥ・スパークでBigウェーブを飛ぶ

こんな風に乗れたら良いな~ ライディングが上達するとここまでデキル

今回、日本最強のウェーブライダー・村尾DEVIL高明氏が、市販最軽量のシードゥSPARK(スパーク)で、ビッグウェーブにアタックした。村尾氏曰く「海外では、ウェーブでスパークがバンバン飛んでいます」という。

当日の波は大荒れで、普通の試乗インプレッションとしては不向きな水面コンディションでしたが、「ウェーブライド」という点からすれば、「極限の状況でのテストライド」といえました。もちろん、こんな水面で乗れるのは、村尾氏のスキルがあってこそです。普通のユーザーでは絶対に無理なので、くれぐれも真似しないでください。

空中で、両足をジェットスキーの外に出す技。

村尾“DEVIL”高明が語る・スパーク「Bigウェーブ」インプレッション

以前、僕が初めてスパークに乗ったときは、波がないフラットな水面でした。そのときの印象は「小回りが効いていい感じ」。今回は、ウェーブということで、かなり楽しみでした。
船体が軽いジェットスキーなのでもっと暴れるかと思いましたが、予想以上に安定していました。

スパークでのカットバック。

ハル素材「ポリテック」は、着水時の衝撃を吸収してくれる

スパークの船体素材であるポリテックは、FRPに比べて弾力がある。なおかつ、強度も剛性も高い。大波を飛ぶときも、ハルが割れそうもないので安心して飛べました。船体がしなることで、波の衝撃を吸収しているのが分かります。

ジャンプした後の着水時や、ジェットスキーに波が当たったとき、人間のダメージが少ない。ソフトな乗り心地です。逆にFRP製のマシンのほうが割れそうな感じですよね。あきらかに他のジェットスキーとは乗り味が違います。

これだけ高く飛んでも、船体が衝撃を吸収してくれる。

追い波を降りてもフロントが刺さらない。

スパークなら、ノーマルでバレルロールもバックフリップも余裕でできそうです

純正ノーマルでもイケますけど、ハンドルが低くて幅が狭いかなあ? 本気で波を攻めるなら、ハンドルの位置を少し高くして、ハンドルバーの幅を広くしたい。
個人的には、ハンドルポストを変えて、チョッパーFATハンドルバーを付けたいです。これだけで、もっと楽にジェットを振り回せるでしょう。ライディングポジションは、ハンドルの位置と幅で決まります。体を激しく動かせるようにすれば、技を決めやすくなるんです。

90馬力のエンジンパワーで十分ですね。普通にウェーブライディングできます。特に、中高速がいい。欲を言えば、低速のパンチがもっとあれば技がやりやすいかなあ……。でも、技を決めたかったらライダーが頑張って練習すればいいんです。スパークは、ひととおりの技ができるポテンシャルがありますからね。

純正ノーマルでも、余裕でバレルロールができます。波が良ければ、バックフリップも回れます。今日は危ないので、やらなかったけど、もし、チャレンジしてもいいなら、今から回って見せますよ。

大波の中を思い通り走れるのも、スキルがあるからだ。

いきなり乗ったスパークを完璧に乗りこなすDEVIL村尾。

中高速があるので、これだけ飛べる。

スパークの安定度が、この写真で良く分かる。


日本最強のウェーブライダー・村尾DEVIL高明氏。

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