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シードゥ・SPARKはモトクロッサー

軽量コンパクトな船体は、どれくらいウェーブライドを楽しめるのか

「シードゥ・SPARK(スパーク)」でウェーブライドにチャレンジした。本題に入る前に、少し「スパーク」という機種について少し説明したいと思う。スパークは、2014年にシードゥから発売された4ストロークランナバウト。現在、市販されているランナバウトのなかで最も安価である。

ジェットスキーに興味のある、より多くの人たちに購入してもらうため「これでもか!」というぐらい高性能な機能が満載だ。機能面はフラッグシップに劣らないのに、価格は半分以下。ツーリングやトーイングなど、ユーザーがしたがる全ての遊びが網羅できる機種である。
今回、スパークでウェーブライドにチャレンジしようと思ったのは、軽量コンパクトな船体で取り回しが良いので、大きな波でも十分に楽しめると思ったからだ。

世界的に、スパークは若者ユーザーを中心に売れているモデルである。

いよいよスパークで海に出る。

攻略・BIG WAVE

この日の波は、台風の影響で非常に大きなうねりが入っていた。恐怖感もあったので最初は慎重に走ったが、レスポンスが良く小回りも効くので、波と波の隙間を思い通りに走り続けられる。実際に波間で乗ると、フロントが刺さらないことに驚いた。予想以上に乗りやすい。
最初、マシンの先端が尖っているので波に刺さりやすいと感じていた。しかし実際に乗ってみると、スパークのアンダーハルはフロントが上がっている形状で、さらに軽いので、波に刺さらず、波の上を登ってくれる。

これには本当に驚いた。ライディンの途中、何回か「本気で突き刺さる!」と感じた波でも、気が付いたときには波の上まで上がっていた。これは、まるでウェーブライド専用艇のようだと思った。

ジャンプしても横波でもかなりの高さの追い波でも安定性が高い。「スパークにおける、ビッグウェーブの中での走破性能」という観点からの感想は、「スパークは最高」だった。

船体形状のおかげで、波に刺さらず、波の上を登ってくれる。

かなりの高さの追い波でも安定性が高い。

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