RIVA Racing(リバ・レーシング)は、オリジナルのコンプリートマシンやカスタムパーツを製作・販売しているアフターパーツメーカー。ヤマハ、カワサキ、BRP、どのPWCメーカーからも、信頼されている企業だ。
リバ・レーシングの特徴のひとつに「ステージ化」というシステムがある。ステージごとに、交換が必要なパーツがパッケージングされているのだ。
ステージ化のメリットは、全ての数値を視覚化したこと。「ステージ1」であれば、最高速が○○kmでエンジン回転数が○○回転。これにより、今までのような「これくらいのパーツを交換すれば、これくらい速くなるだろう」という曖昧さを失くした。
「ステージ2」「ステージ3」「ステージ4」とステージが上がるごとに交換するパーツも増え、パワーが上がり、よりレースに適したモデルになっていく。もちろん、金額もそれに応じて高くなっていく。
今回紹介するリバ・レーシングの2020年モデル「RIVA Yamaha FX1800R SVHO Limited Edition」は、リバ・レーシングの改造パーツが組み込まれたコンプリートマシンである。
最高時速83mph(133.58km/h)と示されていることから、多分、「ステージ3」相当のパーツが組み込まれたパッケージであろうと思われる。ヤマハFX SVHOをハイパワー化したければ、ドンピシャのマシンなのだ。
メーカーオフィシャルの分かりやすい動画を付けたので、これを見れば一目瞭然である。
RIVA Racingについては、こちらで詳しく紹介しています
2020年モデルの「RIVA Yamaha FX1800R SVHO Limited Edition」は、究極のパワーとパフォーマンスを求めるユーザーのために開発されたマシンである。
限定10艇で、ヤマハFX SVHOプラットフォームに完全に適合するRIVAパフォーマンスキットを多数搭載。専用のカラーグラフィックスとアルマイト処理が施された赤いコンポーネントを採用している。フードの下にある、製造番号(1-10)が刻まれた赤いバルブカバーが、このジェットスキーが特別なものだと示している。
ノーマル艇:最高時速 68 mph(101.39km/h) @ 7,500 rpm
RIVA FX1800R:最高時速 83 mph(133.58km/h) @ 8,800 rpm
350馬力のエンジンは、驚くほどの加速性能を持ち、最高時速83mph(133.58km/h)を実現する。ライダーへの負担を軽減するため、アップグレードされた特別なステアリングやハンドリングコンポーネントが装着されている。
RIVA FX1800R SVHOリミテッドエディションは、レース用に開発されたマッスルクラフトである。
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WJS編集部によるヤマハ「FX-HO」徹底解説、及び、試乗インプレッション記事は「本誌2020年7月号」に掲載中、
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