編集部が薦める珠玉の13選
1Kawasaki JS STX 160X 【手ごろな価格で、充実の装備】
2SEA-DOO SPARK TRIXX 【世界中の初心者のために。低価格で高機能】
3YAMAHA VX Cruiser HO 【ファミリーユースのミッドシップ】
4YAMAHA FX Cruiser SVHO 【ヤマハのフラッグシップ。最強のキング・オブ・クルーザー】
5GTX LIMITED 300 【快適な空間を作り出すSEA-DOOのフラッグシップ】
6SEA-DOO FISH PRO Scout 130 【釣り入門者に最適】
7SEA-DOO FISH PRO Sport 170 【定番のフィッシングモデル】
8SEA-DOO FISH PRO Trophy 170 【ディープなジェットアングラー向け】
9Kawasaki ULTRA 310 LX 【フルモデルチェンジした310馬力】
10SEA-DOO RXT-X 300 【抜群の直進安定性を誇るマッスルクラフト】
11SEA-DOO RXP-X 300 【市販のリアルレーシングモデル】
ジェットスキー界の「スーパーカブ」ともいえる、カワサキの超ロングセラーモデル。「STX-15F」の正統後継機種。「STX-15F」は、2005年に発売されて以来、細かな改良を繰り返しながら完成の域に達していたモデルで、それを15年ぶりにモデルチェンジしたのが、「JS STX 160X」です。
パワフルなエンジンと、直進安定性の高いSTXハルを継承したまま、全く新しい乗り味へと進化させました。
ミディアムクラスのボディで3人乗り。自然吸気(NA)エンジンなので壊れにくい。エンジンは4ストロークで、レギュラーガソリン仕様と、燃費の面も問題ありません。基本的な船体はSTX-15Fと同じなので、アフターパーツも充実しています。
誰でも乗れるが、「乗りこなせるライダー」と、「乗りこなせないライダー」の差が出る奥の深いモデルです。上級者ほど夢中になれる要素があります。
全長 | 3,152mm |
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全幅 | 1,181mm |
全高 | 1,153mm |
エンジン | 4ストローク・4気筒/DOHC16バルブ(NA) |
排気量 | 1,498㎤ |
最大馬力 | 112kW(152PS)/7,500rpm [US表示:118kW(160PS)/7,500rpm] |
整備質量 | 392kg |
燃料容量 | 78L |
カラー | エボニー×ライムグリーン |
定員 | 3名 |
【2020 カワサキよく分かる「STX 160」の記事はコチラをクリック】
【カワサキ STX 160に乗ってみた 2020年ジェットスキーニューモデル試乗インプレッション】
「世界中の初心者のために、低価格で高機能な水上バイク」という触れ込みで2014年に発売され、瞬く間に世界中のジェットユーザーを虜にしました。その後、さらに新しい遊び方を提案するために登場したのが「SPARK TRIXX(スパーク・トリックス)」です。
3人乗りで、重量200kgを切る軽量コンパクト。陸上での移動も楽にできます。レギュラーガソリン仕様で燃費も良いし、現在、市販されている全てのランナバウトのなかで、最も安価なのも魅力的。
後ろに人も乗せられるし、ツーリングにも行ける。レースコースを回っても楽しい。スパーク・トリックス1台で、全てのジェット遊びができると言っても過言ではありません。ただし、馬力が90馬力と控えめなので、高馬力モデルとの最高速競争には向かないのでご注意を。
全長 | 2,790mm(2up) 3,050mm(3up) |
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全幅 | 1,180mm |
全高 | 1,070mm |
エンジン | Rotax Engine 900 ACE-90(NA) |
最大馬力 | 90hp |
排気量 | 899cc |
乾燥重量 | 194kg(2up) 199kg(3up) |
燃料容量 | 30 L |
カラー | Dazzling Blue & Deep Black Lava Red & Deep Black |
定員 | 2名(2up) 3名(3up) |
【2020 SEA-DOO(シードゥ)ニューモデル 「SPARK TRIXX」徹底分析はコチラをクリック】
【なぜ日本では売れていない? 世界的に大人気なSEA-DOO(シードゥ)「SPARK(スパーク)」はコチラをクリック】
【家族で遊ぶのに「SPARK」を選ぶ訳はコチラをクリック】
定評のあるVXハルに、高性能1.8リットルNAエンジンを搭載。さらにクルーザーシートを採用したクルージングモデルです。
ミッドシップでも、ファミリーユースに十分なスペースを持っています。NAエンジンで燃費もよく、4.3インチ液晶ディスプレイ「CONNEXT」やオーディオシステム、12Vコンセント、フットウェル・ドレンなどを装備。ツーリングや家族で乗ることがメインなら、十分な装備とスペックでしょう。
全長 | 3,370mm |
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全幅 | 1,240mm |
全高 | 1,120mm |
エンジン | 4ストローク/4気筒 1.8 Liter High Output Yamaha Marine Engine(NA) |
排気量 | 1,812㎤ |
乾燥重量 | 360kg |
燃料容量 | 70L(無鉛レギュラーガソリン) |
カラー | Cyan |
定員 | 3名 |
価格 | 2,206,050円 |
「キング・オブ・クルーザー」の名に相応しい乗り心地。ヤマハのフラッグシップモデルで、初心者、レース指向、ファミリーなど、誰でも満足できるであろうモデルです。2019年モデルにフルモデルチェンジし、「ラグジュアリーさ」と「スポーティーな走り」に磨きがかかりました。
価格は、300万円を超えますが、それに見合った機能、装備を有しています。座り心地のいいフカフカのシートは、長時間のクルージングでも、後部座席に座った人でも、快適に過ごせます。1.8リットルの大排気量エンジンにスーパーチャージャーを搭載。ヤマハの最上位モデルに相応しい走りを楽しめます。
装備面では、業界初のタッチパネルを搭載。スマホやタブレットのように、指先で画面をタッチするだけで、さまざまな設定が可能です。
全長 | 3,580mm |
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全幅 | 1,270mm |
全高 | 1,230mm |
エンジン | スーパーチャージャー 4ストローク/4気筒 Super Vortex High Output Engine(SC) |
排気量 | 1,812㎤ |
乾燥重量 | 390kg |
燃料容量 | 70L(無鉛プレミアムガソリン) |
カラー | Torch Red Black with Titan Gray |
定員 | 3名 |
価格 | 3,020,050円 |
SEA-DOOのフラッグシップモデル。「7.8インチフルカラーLCDディスプレイ高画質メーター」や「オーディオ」、新開発の「iDF(異物除去ポンプシステム)」など、他のモデルにはない特別な装備を備えています。
業界初、ハンドルバーアセンブリを上げるだけで開く大容量ストレージは、座ったままで中の物を取り出すことができるので、従来モデルのように、立ち上がる必要はありません。
全長 | 3,451mm |
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全幅 | 1,255mm |
全高 | 1,138mm |
エンジン | Rotax Engine 1630 ACE-300(SC) |
最大馬力 | 300hp |
排気量 | 1,630cc |
乾燥重量 | 385kg |
燃料容量 | 70L |
カラー | Premium Metallic Sage Liquid Titanium &Black |
定員 | 3名 |
これから水上バイクフィッシングを始める人や、ライトな釣りユーザーにお勧めの1台。釣りに必要な装備は全て揃っています。
全長 | 3,318mm |
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全幅 | 1,250mm |
全高 | 1,170mm |
エンジン | Rotax Engine 1630 ACE-130(NA) |
最大馬力 | 130hp |
排気量 | 1,630cc |
乾燥重量 | 355kg |
燃料容量 | 70 L |
カラー | White & Gulfstream Blue |
定員 | 3名 |
標準的な釣り用モデル。クーラーボックス、ロッドホルダー、魚群探知機などを標準装備しました。船体にはハイパワーのRXT-Xと同じ「ST3ハル」を採用。リア部分はプラットフォームが装着され、RXT-Xなどと比較して、船尾が28cmほど延長されています。 この長さが、安心感や安定性に貢献しています。
どれだけハードにライディングしても、顏に水がかからない。 フラットなシートは、走行中でも快適。別に、「飛ばさなくて良いじゃん」という気になるから不思議なモデルです。アクセルを全開にするのは、「魚を追いかけるとき」と、「荒れた海の中、急いで帰るとき」だけでしょう。
全長 | 3,730mm |
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全幅 | 1,250mm |
全高 | 1,150mm |
エンジン | Rotax Engine 1630 ACE-170(NA) |
最大馬力 | 170hp |
排気量 | 1,630cc |
乾燥重量 | 389kg |
燃料容量 | 70 L |
カラー | White & Gulfstream Blue |
定員 | 3名 |
ディープな釣りユーザーには、このモデルが最適。従来の Fish Proをベースに、装備をワンランクアップ。生け簀機能が付いたクーラーボックスや7インチのフルカラー魚群探知機、トローリングモードなど、この1台で快適なフィッシングライフが送れます。
全長 | 3,730mm |
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全幅 | 1,250mm |
全高 | 1,150mm |
エンジン | Rotax Engine 1630 ACE-170(NA) |
最大馬力 | 170hp |
排気量 | 1,630cc |
乾燥重量 | 407kg |
燃料容量 | 70 L |
カラー | Shark Gray & Orange Crash |
定員 | 3名 |
市販最高馬力310馬力のULTRA 310シリーズが、2022年はフルモデルチェンジ。市販最大310馬力のラグジュアリー・スポーツモデル。従来よりも全長が209㎜長くなり、3,579mmになりました。
従来モデルの乗り味を維持しながら、アッパーデッキ部分を一新。アンダーハルは、従来から定評のある「ULTRA」用のハルをそのまま使っています。
フロントのバンパー部に取り付けられた「アクセントライト」が、独特の存在感を放つ。これは、今までの水上バイクにない独自の装備です。
全長 | 3,580mm |
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全幅 | 1,195mm |
全高 | 1,240mm |
エンジン | 4ストローク・4気筒/DOHC16バルブ(SC) |
排気量 | 1,498㎤ |
最大馬力 | 221kW(300PS)/8,000rpm [US表示:228kW(310PS)/8,000rpm] |
整備質量 | 494kg |
燃料容量 | 80L |
カラー | エボニー×メタリックシャドウゴールド |
定員 | 3名 |
直進安定性が非常に良いモデル。エンジンパワーとハルのマッチングがいいのか、メーカーのセッティングが秀逸なのか、重厚感はあるが重さは感じません。理由はレスポンスの良さです。
アクセルを握ると、瞬時にマシンが反応して前に飛び出す。「Rotax Engine 1630 ACE-300」エンジンを搭載し、停止状態からわずか3.8 秒で96.6 km/h(60 mph)に達します。
初めてこのRXT-X 300に乗る人は、慌ててハンドルにしがみつかないと振り落とされてしまうでしょう。そんな光景が目に浮かぶほど、アクセルレスポンスが秀逸です。
また、「BLUETOOTHオーディオシステム」が標準装備されているので、人のいない沖や入り江で、好きな音楽を聴けます。
全長 | 3,451mm |
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全幅 | 1,255mm |
全高 | 1,147mm |
エンジン | Rotax Engine 1630 ACE-300(SC) |
最大馬力 | 300hp |
排気量 | 1,630cc |
乾燥重量 | 376kg |
燃料容量 | 70 L |
カラー | Premium Triple Black Millennium Yellow |
定員 | 3名 |
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市販された「リアルレーシングマシン」。3人乗りランナバウト全盛のこの時代に、わざわざ「1人乗り」を造り上げてきたメーカーの気概を感じます。
『極限まで進化させた「T3-R」ハル』が秀逸。従来の「T3ハル」を改良し、パフォーマンスを上げてきました。1人乗り設定ということは、確実にレース志向のユーザーのためのマシンといえるでしょう。
全長 | 3,316mm |
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全幅 | 1,227mm |
全高 | 1,149mm |
エンジン | Rotax Engine 1630 ACE-300(SC) |
最大馬力 | 300hp |
排気量 | 1,630cc |
乾燥重量 | 354kg |
燃料容量 | 60 L |
カラー | Premium Triple Black Millennium Yellow |
定員 | 1名 |
カワサキのスタンドアップモデル。152馬力で、最高速は99km/h(編集部所有艇)と、かなりパワフルなモデルです。「スタンドアップに上手に乗れる人は、ランナバウトに乗っても上手い」というのは、昔も今も変わりません。長くジェットスキーを愛し続けている人は、スタンドアップに乗っている率が圧倒的に多いです。
「こんな乗り物、ほかにない」というキャッチコピーが示すように、この乗り物に出会って、人生が変わったという人は多いです。
全長 | 2,655mm |
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全幅 | 765mm |
全高 | 840mm |
エンジン | 4ストローク・並列4気筒/DOHC16バルブ(NA) |
排気量 | 1,498㎤ |
最大馬力 | 112kW(152PS)/7,500rpm [US表示:118kW(160PS)/7,500rpm] |
整備質量 | 250kg |
燃料容量 | 23L |
カラー | エボニー×ライムグリーン |
定員 | 1名 |
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SUPER JETにヤマハの本気を見た。「旋回をキメる、小型軽量ボディの4ストロークスタンドアップモデル」をコンセプトに開発され、スポーツ走行志向のユーザーや、乗る楽しさを求める層をターゲットとしています。
モアパワー、モアスピードではなく、あくまでも「ファン・トゥ・ライド」な乗り味は、スタンドアップの楽しさを再認識させてくれるはずです。
スタンドアップは、「乗りこなすまでのハードルは高い」。自分には、これほど運動神経がないのかと、思わせてくれる稀有な乗り物です。このスタンドアップを乗りこなすことが出来れば、その過程のなかで、ジェットスキー本来の魅力が体感できるのは間違いありません。
全長 | 2,430mm |
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全幅 | 760mm |
全高 | 790mm |
エンジン | 4ストローク/3気筒 TR-1 Yamaha Marine Engine(NA) |
排気量 | 1,049㎤ |
乾燥重量 | 170kg |
燃料容量 | 19L(無鉛レギュラーガソリン) |
カラー | White |
定員 | 1名 |
価格 | 1,425,050円 |
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